con te. bravo!

仲良し夫婦の日記です。

読書日記 ~30~

2016-06-30 08:25:54 | 読書

ピアニストの 大井健さん、タケちゃんのおススメ本です。

  *マチネ=午後に行われる演奏会・興行

 

   < マチネの終わりに >  著:平野啓一郎

 

平野啓一郎といえば、京大在学中の1999年

『 日蝕 』 で、芥川賞を受賞した人。

当時 『日蝕』 を読んだが、難しくてよくわからない…

それ以来、手を伸ばせないでいた作家。

でも、タケちゃんが面白いというのなら、と手に取った。

 

帯の 「結婚した相手は、人生最愛の人ですか?」

ガン!とくる。 u~m…((+_+))

 

ストーリーは、蒔野というギタリストと、洋子という英国通信社の記者との恋物語。

簡単に言えばそうなんだけど、

そこに、政治や世界情勢、芸術家の悩み、そして、嫉妬から来る”嘘”が絡み、

二人の恋は大きな展開を迫られることに。

 

え? これがあの平野啓一郎の文章?と思わせるほど、平易で、情念的で、

読みやすい本だった。 彼らしい深い心理描写がそこかしこに光ってはいたが。

 

 恋の行方とともにあった もう一つのテーマは 「音楽家の創造的な生の充実」

満足できる演奏ができたときの幸福感、

反対に、うまく演奏できなかった時の焦燥感。

芸術家(音楽家)って、自己肯定のハードルが高いんだろうな。

 

音楽家として、タケちゃんは主人公を自分に同化して読んだに違いない。

ちょっと(かなり?)おこがましいけれど、

タケちゃんが、いつも幸福感に満ちた演奏ができますように…。

ステージでいつも輝いていられますように…。

 

 


宇宙に行く人

2016-06-26 11:27:07 | 日記

以前 読んだ本 「宇宙飛行士選抜試験」

 

2008~2009年に行われた、宇宙飛行士選抜試験の様子を描いたドキュメント。

この時、この厳しい試験に合格した、2人の男性、

油井亀美也さんと 大西卓哉さん。

油井さんは、昨年2015年、宇宙飛行士として6か月余りを宇宙ステーションに滞在。

この時は本を読んでなかったので、1つのニュースとしての認識しかなかった。

 

そして 先日(6/19)の朝日新聞の記事

あ! 大西さんだ! 

宇宙に行くんだ!

「今年、7月7日、ソユーズに乗り込み宇宙へ!」

宇宙ステーション「きぼう」で、活動する。

 

よかったね! 夢が叶って! 

おめでとう! おめでとう!

本の中だけの知り合い(?)だけど、すっかり友達の気分。

合格してからでも7年、それ以前の準備期間を入れると

きっと10年を超える年月、大西さんは頑張ったんだ!

夢のために過ごした多くの時間は

きっと彼にとって、宝島への地図を読み解く時間だったのだろう。

心身ともに、どれだけの努力を要したか、想像に余りある…。

本当におめでとうございます!

 

空を見上げる。

上空400キロの向こうで、宇宙ステーション(ISS)が活動している…

それを考えると、何だか うかうかしてられないな と思う。

ちっぽけな悩みとか、後悔とか、しがらみとか、

みーんな 吹き飛ばしちゃえ!

わ・た・し。

 

 


あじさい

2016-06-21 12:15:14 | 日記

「金井 直 」 の、この詩が大好きだ。

『 あじさい 』

まだ続くのだけれど、紫陽花の花を見ると

この詩の冒頭が いつも心に浮かんでくる。

 

2週間ほど前の、雨の日に撮った「あじさい」彩々…。

 

 

 

 

 

 

 

我が家のプランターや、地植えで咲いた紫陽花たち。

一枝から、様々な色が…自然の不思議…

美しく彩られてくれて ありがとう!

 

 


『dieci』 広島コンサート  @県民文化センター

2016-06-18 21:21:39 | LEGEND

今もドキドキが止まらない!

 

6月17日。 @県民文化センター。

 

 

LEGEND10周年記念アルバム 『dieci』 を冠したコンサート。

山梨 ・ 一関 ・ 福岡 に次いで、やってきました 広島!

ようこそ! 広島へ!

 

 

( これから、大田・札幌・名古屋 と続きますから、曲目はオフレコで。)

アルバム 『dieci』 の曲を中心に、

10年の軌跡を感じられる、

素敵なステージが繰り広げられました。

 

1部の衣装は黒のタキシード。

2部は、白のタキシード。 おニューですね~。 す・て・き

 

キラキラの歌声のメンバー。

MCもキラキラ。

メンバー紹介も おニューでキラキラ。

 

テノールとバリトンに分かれての曲も

初めてではないけれど、何だか新鮮。

 

LEGEND自身 思い出がたくさんある 「広島」 

「広島LOVE」 をたくさん語ってくれました。

あきさんの目がウル…?

リョウちゃんの目もウル…?

って、これ気のせいではないですョ、

一番前の席だったから、表情がよ~く見えましたもの。

 

それから、あきさんから 『独立のご挨拶』

「皆様には、大変ご心配をおかけいたしましたが、

このたび、新事務所を立ち上げ 独立をいたしました。

これからも歌い続けていけるよう

メンバー全員で頑張ってまいります。

応援をどうぞよろしくお願いいたします」 

と、メンバー全員で 深く長いお辞儀を。。。

会場からは、大きな拍手と、「頑張れよ!」の声援が 送られました。

 

アンコールの 「オーソレミオ」 で熱気は最高潮!

リョウちゃんの 一言 「広島最高!」 にも心がこもってました!

オールスタンディング、大盛り上がりで幕を閉じたコンサート。

 

帰りの握手会では、

独立に関して メンバーからのお詫びの言葉、

「がんばってね!」 とファンは口々に。

いつにもまして、親近感200%!

温かい時間でした。

 

私は案の定、頭真っ白パニック

「あ~、ドキドキする、ドキドキする!」 と口にする私。

「大丈夫ですよ、大丈夫ですよ」というAさんの 笑顔を湛えた優しいお言葉に

なんとか 単語だけ並べた伝言ゲームみたいなひと時は終わり・・・。

あ、お手紙と お花の名簿 だけはちゃんとお渡ししました。

今も頭の中にこだまする 「大丈夫ですよ…ダイジョウブデスヨ…」

このこだまは当分続くな…。

 

 

ホワイエには、ファン有志で贈った立花。

 

真ん中の白い胡蝶蘭は 「LEGEND」 という名前です。

お花屋さんの心遣い…素敵!

メンバーにも このことを話したところ、メンバーあらためてお花に注目、

みんなとても喜んでくれました。

 

終わって、お見送りをしようとファン10数人が ”出待ち”

出てきたメンバー全員、疲れも見せず、笑顔で優しく手を振ってくれました。

「お疲れさま~!」 「また来てね~!」

 タクシーが去った後の女子のため息 「あ~、行っちゃった」

 

 

さてさて、余韻の冷めぬまま、8人で 恒例の オフ会に。

「La  Vague」 というワインビストロ。

ワインの品揃えがすごかった!

 

これは 「フェット・ドール(黄金の祝祭)」 というフランスのスパークリングワイン

10周年をお祝いする意味でチョイス。

そして、お花は 「LEGEND」 という胡蝶蘭。

最高の取り合わせです!

 

LEGENDのこれからについて、彼らの夢について、

そして押しメンの ”おのろけ”(これメイン)。

みんな ”ホワホワトロリ” ととろけておりました。

 

何だか 文章がうまくまとまりません。

今も続いている ”夢心地” のせいと お許しあれ。

 

 


『ロイヤル・コンセルト へボウ オーケストラがやって来る』

2016-06-15 16:17:33 | 映画

5月28日の LEGENDブログで、タケちゃんが紹介してくれた”映画”

「ロイヤル・コンセルト へボウ オーケストラがやって来る」 観てきました!

 

 

@ 横川 シネマ  初めて行きました。

ミニシアターとして名前は知ってたんですが、行くのは初めて。

結構、コアでマニアックな作品の上映が多いです。

中は、シネツインのような作りです。100席ちょっとで、椅子もゆったり。

 

映画は、タケちゃんがこう感想を書いていました。

「音楽愛好家として、演奏家として、何度も笑い、涙し、

温かく満たされた心で映画館をあとにしました」

その通りです!

 

「オランダ王立・オーケストラ」が、創立125周年記念の 世界ツアーに出ます。

その時のドキュメンタリー・ロード・ムービー。

アルゼンチン、南アフリカ、ロシア、などで 50公演を重ねます。

 

行った国々での、公演の模様、人々との交流、団員の様子。

そして演奏シーンもたくさん。 

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートでもお馴染みのマエストロ、

マリス・ヤンソンスさんの、リハーサルの模様は素敵だった…(ファンなんです

 

演奏された曲は

 ブルックナー「交響曲7番」

 マーラーの「巨人」

 プロコイエフ「ピーターと狼」

 ヴェルディ「レクイエム」

 ストラヴィンスキー「火の鳥」  等。

 

そして何より胸を打たれたのは、音楽を心の拠りどころとしている人たちの独白

どれほど”音楽”を愛しているかを語ります。。

ブエノスアイレスのタクシー運転手、

アフリカの貧困地帯の少女、

ロシアの苦難の時代を生き延びた老人・・・

みんな、音楽に心癒され、音楽に生かされている…。

 

フライヤーにあったこの言葉が すべてを語っています。 深い

 

私にとって LEGENDは、人生を重ねる「音楽」です