さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

八重山・沖縄おひとりさま6Days「八重山の古い民家と出会う」

2008年07月22日 02時51分14秒 | 旅行
7月7日午前5時半。
羽田空港第1ターミナル。

前日は午前0時帰宅。6時25分発の飛行機に乗るために、
寝ずに羽田にやってきました。

東京から石垣への直行便は日本トランスオーシャン航空が1日に2便。
今回も旅行が決まった時点ですぐにチケットを取りました。
しかも繁忙期にはそのうち午後の1便を久米島へ飛ばすらしく、
八重山へ行く観光客は、大体、那覇経由が多いようです。

そんなJTA071便は、この日、機材変更でオーバーブッキングが発生したようで
搭乗ゲートでは協力金やマイルのプレゼントで那覇経由を希望する乗客を呼び掛けていました。

くまぞー「こんなことあるんだ…」

出発時刻が近付いて、自分も座席に乗り込みます。
オーバーブッキングはどうなったのか、わからないまま、とにかく出発です。


くまぞー「…zzz」
CA  「左手前方に見えるのは、奄美大島です。」
くまぞー「!!」

右手の眼下にも見えます。いよいよ、沖縄の島々が近付いてきました。


が、しかし!

前回、進行方向右側の窓側指定で、つぎつぎと見えた島々は、
今回、ことごとく進行方向左側に。
この日の天候の関係らしく、次にやっと見えた島影は、すでに石垣島。
ぐっと大回りして、竹富島方向から着陸です。

石垣空港は、滑走路が1500mと、とても短い空港です。
観光客の増加に対応すべく新空港が建設されていますが、
まだまだのようです。
面白いことに、積み込む燃料の重さと滑走路の関係で、
石垣からは羽田への直行便が飛べず、
必ず宮古島経由になるのだとか。

タラップを降りて、わずか数十秒の距離をバスで移動し、
旅客ターミナルへ到着です。
前回は、ここでもっさりゆっくりしてしまったのですが、
二度目の今回は、ささっとフリーペーパーをゲットして、
空港バス乗り場へ移動。市街地を目指します。

西表島や小浜島など島々への高速船の出る「離島さんばし」は、
昨年、場所が移り、桟橋に屋根がついただけの簡単な待ち合わせ場所から、
空調の効いた快適な「離島ターミナル」に。
各社のチケット売り場も一つの建物の中に収まり、
空港のように各社の出発時刻が表示されます。

波照間までは、高速船でここから約1時間。
「波照間海運」と「安栄観光」の二社が運航していて計6往復しているのですが
「安栄」は12人しか乗客を乗せることができないのと、
二社の運行時間が接近しているので、実質、朝・昼・晩の3便。
飛行機は昨年まで石垣から琉球エアコミューターの定期便がありましたが、廃止。
現在はエアドルフィンという会社の不定期便しかありません。

離島ターミナルで高速船「ニューはてるま号」のチケットを買って、
12時の出発時間まで、八重山そばとぜんざいで腹ごしらえです。


↑栄福食堂(往年の映画スター赤木圭一郎の写真やポスターが一面に張られている名物食堂)

が、しかし!

お目当てのぜんざい屋がみつかりません。
さまよい続けて、20分。

くまぞー「あった!」




↑石垣島冷菓(地元の、本当に普通なぜんざい屋。200円。安い!)


ほっと一息して、再び街歩き。

看板「宮良殿内(みやらどぅんち)」

古い八重山の民家を開放している観光名所があるので
おじゃまします。
琉球王朝時代の八重山行政官の屋敷で、古いしきたりゆえに厳格な住宅の形式があって、
この屋敷は何度も取り壊しを命じられたらしく、
なんとか逃れたり茅葺屋根にさせられたりして、
廃藩置県後に、本来の瓦葺屋根にしたのだとか。
この屋敷に住んでいらっしゃるおじーに挨拶して200円払って、庭と家屋を見学です。

おじー「#&@!!=$~」

方言と早口で、何を言っているのかわかりません。
一生懸命聞いてわかったのは、
米軍の影響をあまり受けなかった八重山は
古くからの風習が残っているということ。





たしかに!
特に、その風習が色濃く残る八重山の各集落の祭りは、
本島とはまた違う、八重山の魅力の一つです。

ゆっくりしていたら、時間が近づいてきました。
急いで離島ターミナルへ。いよいよ、波照間へ出発です。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Ikuno Hiroshi)
2008-07-22 11:46:38
 あ~宮良殿内は,現住家屋なんですね。だったら保存状態がいいだろうな。家ってやつは人が住まなくなると途端に傷みがひどくなりますからね~。
 他の写真があればキボンヌ(死語 笑)
待っていました!! (DOG★EAR)
2008-07-22 20:26:44
コンニチハ。
沖縄の家屋の佇まいに歴史を感じます。改めて見るとやはり独自の様式ですよね。掲載の画像を見るだけで、沖縄の日差しの強さと空の青さが充分に伝わってきます。
近代建築も大好きですが、古民家も味わい深くて素敵です。祖父の家を訪ねて行った時に感じる、落ち着きのようなものがあります。

前日はオールで旅に臨んだのですね。僕なら三時間でも仮眠を取っちゃいます。月並みですが、寄る年波には勝てません(笑)。

家屋よりも食気 (DASS)
2008-07-22 22:18:02
沖縄そばとぜんざいに釘付けです。
ぜんざいの小豆汁と氷が見ていてたまらないです~!!200円は安い!
Unknown (タロウ)
2008-07-23 00:00:57
良いですね~八重山
写真を見ているだけで心がワクワクしてきます。
綺麗な海、たくさんの自然の中でのんびり過ごせたらどんなに幸せかと。
思わずサウスバウンドを見返しちゃいました。
来年の夏は是非波照間島に行ってみたいと思ってます。
本当はその南にあると言われている伝説の島、パイパティ・ローマに行ってみたいんですけどね(笑)
Unknown (kumazzzo)
2008-07-23 01:49:43
>Ikunoさん

いろんな人に「石垣島で宮良宮殿に行った」と
微妙だけれど完全な嘘をついていました(笑)。
たまたま歩いていて見つけて、
「ちょっとよらせてもらおう」ってくらいの感じで
事前にあまり調べていませんでした。
普通のお宅だったので、あまりバシバシと
写真撮ってはいけないと思ってあまりたくさん残っていませんが、
宮良殿地ショットをメールで送っておきますね。

>DOG★EARさん

沖縄の民家って、本当、いいですよね。
旅の後半、北中城村にある「中村家住宅」というところも
実際に中村さんが最近まで住んでいたようで、
すごく涼しい風が吹く民家でした。
オールっつーか、ちょっと20分くらい
うとうとしましたよ。
でも、さすがにもう自分も無理かも。
次に行くときは、あと2時間くらい遅い飛行機で
那覇経由で行きたいな

>DASS君

ここのそばは、んー味はちょっとうすくて
好みじゃなかったかも。
でもね、画像に映っているピバーチっていう
香辛料をかけると、大変身!
おいしくいただけきました!

>タロウさん

サウスバウンドかー去年見逃してしまったなあ。
予告編ですごく気にはなっていたけれど、
忙しかったのかな、どうだったかな。
夏はちょっと大変だけれど、
でも年取ってから、ぜったい暖かいところで
のんびり暮らしたいなって思ってます。
波照間ぜひ行ってみてください!
自分はいつか八重山の島、全部制覇するつもりです~



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