三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

kazahanaでボランティア演奏に行って来ました。

2016年06月24日 00時17分26秒 | kazahana

22日(水曜日)

kazahanaで市内の某施設へボランティア演奏に行って来ました。

実は先月、氷見市ボランティア総合センターから、問い合わせがありました。
市内の某施設から演奏に来てくれないかという依頼があったのだそうです。

以前は同センターに2年間ほどボランティア登録をしていたのですが、その間演奏依頼の話は全くなくて、施設のイベントのボランティアスタッフの依頼とかばかりだったので、昨年登録を取り消したところでした。
そこで、ボランティアセンターに再登録して、今回の演奏となった次第です。

今回はぜひ新しい曲をやりたいと言うことで相方と意見が一致して、忙しいスケジュールの合間を縫って尺八譜を3曲書きました。
「糸」、「365日の紙飛行機」、「竹田の子守唄」の3曲です。
相方からピアノ譜の画像がLINEで送られてきまして、その五線譜から旋律を拾って尺八譜に書く作業ですが、そのまま尺八譜に書けば良い訳では無くて、尺八の音域とか運指を考えないといけません。

音域が合わなければ転調してから尺八譜にしますが、本来の理屈がわかっていなくて自分の経験だけが頼りなので、無い脳みそからロードするのに時間がかかります。
それでも最近はどのように転調して、どの調の管で吹けばよいかとか、何とかわかるようになってきました。
音大の邦楽科を出てる人は、そんなこと一瞬で頭の中で処理して、五線譜のまま吹いてしまうのでしょうけどね・・・


施設へは自宅から10分ほど。
事前に音響はありますかと聞いたところ、ピンマイクが1本だけという事だったので、簡単な音響設備を積んで向かいます。
尺八と箏の音のバランスを考えると、やはり音響は必要です。

メニューは以下の通り。
1時間の演奏とおしゃべりでした。

・春の海
・北国の春
・竹田の子守歌
・浜辺の歌
・ふるさと
・365日の紙飛行機
・花は咲く
・月の雫
・糸
・春よ、来い
・手のひらを太陽に







画像はスタッフの方にデジカメを渡して撮ってもらいました。
わがままですみませんm(__)m


本邦初公開の3曲は、何とか無事に終了しました。
「糸」は、今回ピアノ譜から音を拾って演奏しましたがあくまでもピアノアレンジなので、次回機会があれば邦楽ジャーナルの付録の譜面でやってみたいと思います。
「365日の紙飛行機」は、なかなか良い感じでした。
入所者の方よりも、スタッフの皆さんに受けたようですが・・・(^^ゞ

今回は練習時間があまり取れなかった上に、新作が3曲もあって冷や汗ものでしたが、何とか無事にほぼぴったりの1時間で終了しました。
もう少し余裕を持って練習したり、MC用の原稿を書いたりすることが出来れば良いのですが、いつもぎりぎりになってから慌てて取りかかるもので、今後改めなければと思います。

MC用に曲解説の原稿を書いていると毎回新たな発見があるのです。
今回は「竹田の子守歌」の解説を書くのにWikipediaで調べて、新たな発見がありました。
住井すゑさんの「橋のない川」を舞台化するに当たって音楽担当だった人が京都市伏見区竹田地区で採集した民謡なのだそうです。
詳しくはWikipediaでどうぞ。


演奏終了後に施設長の方と話をしたのですが、なんと私と同じ町内にお住まいとのこと。
世の中狭いですね。
3月にkazahanaで市内の別の施設へボランティア演奏に行ったのが新聞に掲載されていて、その記事を見て市のボランティアセンターへ問い合わせされたのだとか。
またこんな依頼が増えてくれればよいなぁ~、と思う次第です。


別棟に作業所があって、帰りにそちらで作ったという茗荷寿司をいただきました。
なかなか美味しかったです。







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