死体なき殺人事件といわれたメリッサ・ロウ殺害事件の裁判で、被告でメリッサの夫スティーブンに無罪の判決が下った。スティーブンには愛人がおり、検事が遺体なしでも勝利できると立件を急ぎ、証拠固めを怠ったための失態だった。
しかし無罪判決が下った直後、メリッサの遺体が発見される。ダブル・ジョパティのためにスティーブンはメリッサ殺害では二度と罪に問えないが、スティーブンの有罪を確信するホレイショは捜査を開始する。
遺体は死蝋状態に腐敗が進行しており、指が切断されていた。そしてマイアミの女性には不自然なストッキングを身につけていた。
スティーブンのパソコンの削除されたデータを調べたところ、白人至上主義で遺伝学に特に関心が深いことがわかった。メリッサは実は母が黒人だったことから動機はさらに深まった。そこでホレイショはヘイトクライムだと主張して連邦検事を動かすことに。
メリッサの殺害は欠けたナイフが凶器だったことから、誰かであらかじめ殺人を予行演習したのではないかと見て調べなおしたところ、デブラ・マッシーという女性の殺害事件の手口がメリッサのものと酷似していることがわかる・・・
------------------------------------------------------------
これで周回遅れにやっと追いついた。でも、また土曜日がやってくるわけで。とほほ。
しかし恋愛ネタを抜くと、非常に落ち着いて見ていられる気がする。
証拠不足で無罪になってしまった事件のために、証拠を一から積み上げていくというのも、非常にCSIらしい。でも、マイアミらしさを醸し出すのはやはりホレイショだ。
「遺体は必要ない」
・・・要るだろ!
遺体がなかったからそれより前に無罪になっちゃんだよホレイショ~!
結局それで遺体に助けられてるじゃないかホレイショ~~~!!
ほんとにもう負けず嫌いなんだから・・・
それにしても、実験殺人というタイトルが付いていたが・・・犯人が違っていたのだから「実験」したのではなくなった・・・?
あれ?もう一回くらい見ないと誤解してるかも。
ウルフとデルコは、もうすっかり仲直り・・・したのかな?
やはりデルコとウルフでは、「彼」がいた時の雰囲気には及ばない気がしてさびしくなる・・・と、決してその名を口にしてはならない禁じられた名を言ってしまいそうになる。
エリカは情報もらしても書くが、もらさなくても書かれてしまうわけで、だったらもらしたかどうかなんてもうどうでもいいってことなんだと、早いうちに気付いて仕事に集中するべきだったのにね。
今回は、ベガスのフロマンスキー巡査のひとが父親として深い演技を見せていたのがよかった。
そこでホレイショのキメ台詞。
「差別や憎しみは人を苦しめるだけだ」
・・・と言いながらひざまづいて・・・手にグラサン。
銃をしまうのに邪魔になったんだろうか、巻き戻して見てもいまいちよくわからなかったが、
そこでなぜグラサン。
そしてあそこの膝まづきは、あのポーズである必要はあったのかホレイショ。
そしてラストシーン、もはや立ち位置やポーズに意味を求めるのはよそうと思った。
そんなにこっち見ないで、怖いから・・・
【 ト リ ビ ア 】
★ダブル・ジョパディ(Double Jeopardy)
一事不再理といい、同じ罪で二度裁かれることはないということ。一つの事件において確定した判決がある場合、再度審理されることはないという刑事訴訟の原則。
日本でも憲法39条に規定されている。
『第39条 何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。』
だから、「刑事」裁判が無罪で「確定」した場合、どんなに後から有力な証拠が見つかっても刑事裁判上では裁くことができないので、「民事」に訴えるということになる。
【 脇俳優チェック 】
◆妻殺しで無罪判決を得たスティーブン・ロウ .... Brad Rowe
ブラッドという名前と見た目で、けっこうブラピと混同されるらしい。さらに苗字も苗字なのでロブ・ロウの兄弟とか間違えてる人もたまにいたりする。でも全部無関係。しかし今回の役名もそのまんまスティーブン・「ロウ」なんですね。
「ボディ・ショット」など出演作多数。「CSI:5」14話「もの言わぬ反逆者」で、出産後初のハメ外しで遊びに出掛けたまま殺害された主婦ローリーの夫カイマン役で登場していた。
◆スティーブンの愛人アリソン .... Polly Shannon
「F.B.EYE!!相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿」では女性記者ダーシー・デアンジェロ役で第1~2シーズンの5エピに登場している。
「コールドケース4」11話に登場予定。
◆メリッサの父ボウマン .... David Andrews
「CSI:4」2話「狂気の仕置き人」と14話「標的の死角」に、グリッソムの天敵フロマンスキー巡査役で登場している。
トム・ハンクスのミニシリーズ「人類月に立つ」では、アポロ8号の宇宙飛行士フランク・ボーマン役だが、映画「アポロ13」ではアポロ12号のピート・コンラッド飛行士役で出演。
映画「ターミネーター3」ではケイトの父でスカイネットを構築する米軍のおえら方ロバート・ブリュースターを演じている。
「ハンニバル」ではクラリスのFBIの上司ピアソール捜査官役だった。
◆デブラ殺害の容疑者イーサン .... Erik Passoja
「NIP/TUCK」第3シーズン5話「グランビル・トラップ」で、タイトル名のゲイの患者グランビル・トラップ役で登場していた。トラップはHIVポジティブで、治療薬のせいで頬がげっそりこけてしまったのを整形でふくらませてほしいという希望だったが、「治ったらまた誰かと付き合いたい」というのでショーンは呆れて治療をためらう。
「CSI:4」18話「骨の音」では、平熱が高くて物が捨てられない強迫神経症の男ウォルター・ダリアン役を演じていた。ダリアンはモーテルを経営しており、宿泊客の妊婦を殺害して生きたまま胎児を取り出し、それを妹に育てさせるという理解不能な犯行を行ったのだった。
「ビーチ・ボーイズ物語 ~僕らの サーフィンUSA」ではチャールズ・マンソン役を演じている。
「FBI~失踪者を追え4」18話に登場予定。
◆連邦検事 .... Allan Louis
「インベイジョン」7話「通りすがりの男」では、車で横転事故を起こしたラーキンを助けるふりをして、実はトムに頼まれて、ラーキンに「軍に頼まれてイカをとった」と信じ込ませる芝居を打った謎の男役で登場していた。
◆シルマー湖埋立工事現場の監督 .... Dig Wayne
「CSI:2」16話「儚い人生」のクラブのサックス奏者スタンが殺害された事件では、スタンの仲間のジョー役を演じていた。ジョーの指紋がスタンの麻薬の注射から検出されたのだが、ジョーはスタンの息子に父親がヤクやってるところを見せたくなくて、始末しようとゴミ箱に捨てたために指紋が付いたのだった。
しかし無罪判決が下った直後、メリッサの遺体が発見される。ダブル・ジョパティのためにスティーブンはメリッサ殺害では二度と罪に問えないが、スティーブンの有罪を確信するホレイショは捜査を開始する。
遺体は死蝋状態に腐敗が進行しており、指が切断されていた。そしてマイアミの女性には不自然なストッキングを身につけていた。
スティーブンのパソコンの削除されたデータを調べたところ、白人至上主義で遺伝学に特に関心が深いことがわかった。メリッサは実は母が黒人だったことから動機はさらに深まった。そこでホレイショはヘイトクライムだと主張して連邦検事を動かすことに。
メリッサの殺害は欠けたナイフが凶器だったことから、誰かであらかじめ殺人を予行演習したのではないかと見て調べなおしたところ、デブラ・マッシーという女性の殺害事件の手口がメリッサのものと酷似していることがわかる・・・
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これで周回遅れにやっと追いついた。でも、また土曜日がやってくるわけで。とほほ。
しかし恋愛ネタを抜くと、非常に落ち着いて見ていられる気がする。
証拠不足で無罪になってしまった事件のために、証拠を一から積み上げていくというのも、非常にCSIらしい。でも、マイアミらしさを醸し出すのはやはりホレイショだ。
「遺体は必要ない」
・・・要るだろ!
遺体がなかったからそれより前に無罪になっちゃんだよホレイショ~!
結局それで遺体に助けられてるじゃないかホレイショ~~~!!
ほんとにもう負けず嫌いなんだから・・・
それにしても、実験殺人というタイトルが付いていたが・・・犯人が違っていたのだから「実験」したのではなくなった・・・?
あれ?もう一回くらい見ないと誤解してるかも。
ウルフとデルコは、もうすっかり仲直り・・・したのかな?
やはりデルコとウルフでは、「彼」がいた時の雰囲気には及ばない気がしてさびしくなる・・・と、決してその名を口にしてはならない禁じられた名を言ってしまいそうになる。
エリカは情報もらしても書くが、もらさなくても書かれてしまうわけで、だったらもらしたかどうかなんてもうどうでもいいってことなんだと、早いうちに気付いて仕事に集中するべきだったのにね。
今回は、ベガスのフロマンスキー巡査のひとが父親として深い演技を見せていたのがよかった。
そこでホレイショのキメ台詞。
「差別や憎しみは人を苦しめるだけだ」
・・・と言いながらひざまづいて・・・手にグラサン。
銃をしまうのに邪魔になったんだろうか、巻き戻して見てもいまいちよくわからなかったが、
そこでなぜグラサン。
そしてあそこの膝まづきは、あのポーズである必要はあったのかホレイショ。
そしてラストシーン、もはや立ち位置やポーズに意味を求めるのはよそうと思った。
そんなにこっち見ないで、怖いから・・・
【 ト リ ビ ア 】
★ダブル・ジョパディ(Double Jeopardy)
一事不再理といい、同じ罪で二度裁かれることはないということ。一つの事件において確定した判決がある場合、再度審理されることはないという刑事訴訟の原則。
日本でも憲法39条に規定されている。
『第39条 何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。』
だから、「刑事」裁判が無罪で「確定」した場合、どんなに後から有力な証拠が見つかっても刑事裁判上では裁くことができないので、「民事」に訴えるということになる。
【 脇俳優チェック 】
◆妻殺しで無罪判決を得たスティーブン・ロウ .... Brad Rowe
ブラッドという名前と見た目で、けっこうブラピと混同されるらしい。さらに苗字も苗字なのでロブ・ロウの兄弟とか間違えてる人もたまにいたりする。でも全部無関係。しかし今回の役名もそのまんまスティーブン・「ロウ」なんですね。
「ボディ・ショット」など出演作多数。「CSI:5」14話「もの言わぬ反逆者」で、出産後初のハメ外しで遊びに出掛けたまま殺害された主婦ローリーの夫カイマン役で登場していた。
◆スティーブンの愛人アリソン .... Polly Shannon
「F.B.EYE!!相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿」では女性記者ダーシー・デアンジェロ役で第1~2シーズンの5エピに登場している。
「コールドケース4」11話に登場予定。
◆メリッサの父ボウマン .... David Andrews
「CSI:4」2話「狂気の仕置き人」と14話「標的の死角」に、グリッソムの天敵フロマンスキー巡査役で登場している。
トム・ハンクスのミニシリーズ「人類月に立つ」では、アポロ8号の宇宙飛行士フランク・ボーマン役だが、映画「アポロ13」ではアポロ12号のピート・コンラッド飛行士役で出演。
映画「ターミネーター3」ではケイトの父でスカイネットを構築する米軍のおえら方ロバート・ブリュースターを演じている。
「ハンニバル」ではクラリスのFBIの上司ピアソール捜査官役だった。
◆デブラ殺害の容疑者イーサン .... Erik Passoja
「NIP/TUCK」第3シーズン5話「グランビル・トラップ」で、タイトル名のゲイの患者グランビル・トラップ役で登場していた。トラップはHIVポジティブで、治療薬のせいで頬がげっそりこけてしまったのを整形でふくらませてほしいという希望だったが、「治ったらまた誰かと付き合いたい」というのでショーンは呆れて治療をためらう。
「CSI:4」18話「骨の音」では、平熱が高くて物が捨てられない強迫神経症の男ウォルター・ダリアン役を演じていた。ダリアンはモーテルを経営しており、宿泊客の妊婦を殺害して生きたまま胎児を取り出し、それを妹に育てさせるという理解不能な犯行を行ったのだった。
「ビーチ・ボーイズ物語 ~僕らの サーフィンUSA」ではチャールズ・マンソン役を演じている。
「FBI~失踪者を追え4」18話に登場予定。
◆連邦検事 .... Allan Louis
「インベイジョン」7話「通りすがりの男」では、車で横転事故を起こしたラーキンを助けるふりをして、実はトムに頼まれて、ラーキンに「軍に頼まれてイカをとった」と信じ込ませる芝居を打った謎の男役で登場していた。
◆シルマー湖埋立工事現場の監督 .... Dig Wayne
「CSI:2」16話「儚い人生」のクラブのサックス奏者スタンが殺害された事件では、スタンの仲間のジョー役を演じていた。ジョーの指紋がスタンの麻薬の注射から検出されたのだが、ジョーはスタンの息子に父親がヤクやってるところを見せたくなくて、始末しようとゴミ箱に捨てたために指紋が付いたのだった。
もう、おかしいって!(笑)
でもそこが好きとか思っちゃってます。一年前には考えられなかった自分がホレイショ好きになるなんて句読点も打てないくらい好きです。
でもあの膝まづきは・・・ねぇ(^_^;)
なんか膝が痛くて曲がらないところでもあるのかと思うような。
ホレイショ愛の人にはツッコんですみません、て感じなのですが・・・マイアミ熱が微妙に下がってきてるのは、お気に入りのキャラの不在なせいなのかしらと思いつつ、しかしウルフやデルコじゃまだ青く、ホレイショじゃツッコミ対象にしかならないので・・・
トリップおやじしかないか~?(ちょっとなぁ)
と思う今日この頃です・・・
遺体は要らないことないってば!
私もツッコミ入れてました。もうホレイショったら。
確かにベガスやNYに比べてマイアミは人物像がちょっとチープな気がします…ホレイショの立て膝ではもうごまかせないぞ。
それにデルコの姉ちゃん、いつまで出るのか…
マイアミは隅から隅まで美人と美男で揃えるケがあるので、どうもそこが薄っぺらくなりがちですかね。
掘り下げてないわけじゃないんですが。
しかしホレイショの立て膝って、体が硬いのかしら、あれ以上曲がらないのかしらと、いつも妙な心配をしてしまいます。
マリソルは・・・ねぇ・・・