くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:マイアミ3 第3話「愛の奴隷」

2005年10月19日 | CSI:マイアミ
ウルフくん登場。
しかし、最初巡査が出てきてカメラの報告をした時には、ほんとに脇にしか見えなかった。名前をしっかり聞いてなくて。イェリーナが連れてきた所で「あ!これかこれか!」と。
そしてどんどんいい面構えになっていって、存在感が一気にレギュラー化。
マイアミというより、(顔がグレッグに似てるせいもあるけど)どっちかというとベガスキャラっぽい感じがしないでもない。サラがグレッグのかぶりものを着ているような、そんな感じだろうか。
なかなかかわいいじゃないか?今のところ、「若くていいな」って思える程度の野心家だし。
ついつい「CSIの新人」としてグレッグと比較してしまう。

でも、採用基準が銃の整備状況って。二度と同じ間違いは、って思うのかもしれないが、天国でスピードルが「そこまでいじめなくてもいいじゃないですか」ってぼやいてそうだ。
・・・・でもロッカーがまだそのままになっていてよかった。スピードルの名札をはずしてそこに、とか、もうそこにはなくて台詞で「この間一個空いたから」とか説明されるとか、そういうんじゃなくて。彼は「後釜」ではなく新しく殖えたのだ、というスタッフのメッセージと、スピードルファンへの気遣いを感じた。どうせならそれを殉職させる前に発揮してほしかったけどね。

それにしてもウルフくんは優秀だ。グレッグがDNAラボ以外の捜査だといきなりド素人になってしまい、指紋採取もままならず、現場を見てカンが働かないのとは大違いだ。
スピードルの穴を埋める即戦力にするためのキャラ設定(科学で修士号、パトロール警官で現場経験豊富)がニクいほどに利いている。ベガスではグレッグを育てる余裕があるが、マイアミにグレッグみたいなのを投入したら、カリーがブチギレになるから雰囲気激悪になること間違いなしだろう。
ベガスでも思ったが、「やりたいです」って言って即OKなんて、現場の裁量でそんなに人事って簡単に動かせるもんなんだろうか。ドラマだからなんだろうけど。動かすのは簡単にできたとしても、ウルフくんは「抜擢」になるわけだし、まぁこれから大変かもしれない。

Jonathan Togo
まだ出演作はそれほど多くなく、「ミスティック・リバー」でショーン・ペン経営の
雑貨屋で働いている青年ピート役くらいかな。
ラボ作業をしてると細っこく見えるけど、実は結構ムキムキ
(この写真は「ミスティック・リバー」のもの)


カリーは・・・・カリーの指示でやったってバレてないから、あれでお咎めなしなのか?
トリップ刑事がパパの嘘を見抜いていたが、パパは刑事事件の弁護士なので警察に借りを作ることになってしまうだろうに。
多分トリップ刑事的には、「飲酒運転を隠していたのは、娘に断酒を破ったのを言えなかっただけだろう」ということで、悪質な嘘とは見なさなかったのだろう。でもカリーとしてみたら・・・・今回の工作がバレなかったことで戻れない道に踏み込んでしまったのではないか。
同じように困った父を持つベガスの捜査官キャサリンが、グリッソムの叱責でひとまずは道を踏み外さないでいるのとは好対照だ。
カリーが有能なだけに、悪事をする時もまた巧妙。今回バレておいたほうがよかった、ということにはならないといいけど。

あ、ウルフくんかわいさのあまり、ホレイショ侍をあんまり見ていなかった気が。
「彼女は愛の奴隷」のあたりのフレーズで名刀村雨が炸裂してたっけ。


【 脇俳優チェック 】

◆突き飛ばされた女性カトリーナ・ハニンガム .... Amelia Cooke
モデル出身で女優としてはこのマイアミの出演がほぼデビュー作。今年の夏公開された「スピーシーズ3/禁断の種」で準ヒロインというか、エイリアンのアメリカ役で順調な映画デビューも果たしている。

◆万引き犯 .... Jesse Head
オルセン姉妹の「ふたりはお年ごろ」でライリー(メアリー・ケイト)を追い掛け回すライリーくん役だった彼。
「ER Ⅵ」第2話と第4話にゲスト出演他、「コールドケース」の第2シーズンと「FBI~失踪者を追え」の第3シーズンに登場予定。
なんとなくこんな役をやってるのを見るのは切ない気が。

◆カリー父ケンウォール・デュケンズ .... John Heard
マイアミ登場は第1シーズンの19話から。弁護士だがアルコール依存症を克服したばかりで、出てくるたびにカリーの悩みの種をさりげなく増やしてくれるダメ父。
中の人は「ザ・ソプラノズ」第1シーズンにファミリーとずぶずぶの汚職刑事マカジアンとして第4話から4話ほど登場して、第11話で自殺してしまった。
また映画「ホーム・アローン」の1と2でマコーレー・カルキン演じるケビンのパパ役だが、ママは覚えていてもパパって影薄いもんなぁ。「ビッグ」では玩具会社でトム・ハンクスと敵対する副社長役など、彼は何かダメの影が付きまとう役が多い気がする。そこが味なのかもしれないが。
初期の77年に出演している「ファースト・ラブ」ではプレイボーイの役などやっていたのに。
私生活では映画版「スーパーマン」でシリーズを通してロイス・レーン役をやっていた女優Margot Kidderの二度目の結婚相手だったが、1年もたずに離婚している。これは彼女がどの結婚も3年もってないことからすると彼だけが理由ではないだろう。
しかしその後の結婚も一児をもうけるがまた破局、養育権でもめ、子供につきまとって逮捕されるという・・・・カリーパパのダメ人生は経験から来るのね、みたいな。

◆カッターに指紋が残ってたラリー・グリル .... Jack Kyle
オフィシャルサイトあり。なんか重い。
「CSI:4」17話「ベビーガールのドクロ」で、冒頭前を走っているバスからナマ腕が吹っ飛んでくるという被害を受けた男性役でちょっとだけ出演。「FBI~失踪者を追え」17話「栄光の勲章」にも出演していたが役を特定できず。FBIスタッフかな?
妻Laura Otisはバーバラ・ストライサンドのいとこらしい。・・・ってことは、彼とジェームズ・ブローリンは義理いとこ?

◆愛の奴隷女クローディア・サンダーズ .... Meredith Monroe
オフィシャルサイトあり。
「ドーソンズクリーク」に第2シーズンから兄ジャックとケープサイドに越してきたアンディ・マクフィー役でレギュラー。ペイシーとアンディの仲は、時にいらつかされながらも成長を遂げたいいカップルだった。

◆愛のご主人様ジェイ・シーバー .... Jonathan Silverman
「フレンズ」第1シーズン23話「ベビー誕生!」で、出産するキャロルの主治医フランツ・ブラウで登場していた。イイ男だったので当時まだロスの気持ちに気づいていなかったレイチェルが接近を図ったが、何しろ産婦人科なので色々「見過ぎてる」と・・・
コメント (12)
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