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居酒屋放浪記 0332 - 立ち飲みチェーン! - 「焼鳥日高」(川口市栄町)

2010-04-12 12:30:49 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋
 立ち飲みラリー、京浜東北線編は南が神田(山手線編と重複)、北はとうとう荒川を渡り、川口市へと歩を進めた。
 川口市の立ち飲み「京」を訪れた帰り道、駅ビルの1階に立ち飲み屋を偶然発見した。それが「焼鳥日高」だった。

 ここを訪れなければ、花の都西川口には行けないと自らに課し、いつか訪れようと思っていたのだが、なかなかその機会は訪れず、ようやく7月の17日、わたしは川口に降り立ったのである。

 「焼鳥日高」はお値打ち価格のラーメン店「日高屋」の別業態だ。
 店舗は現在11店。
 そのうち埼玉県に7店舗を構える。
 さいたま市内が「日高屋」の発祥の地だ。

 当ブログ「居酒屋放浪記」でもかつて「焼鳥 日高」を訪れたことがある。
 立ち飲み屋のチェーン店ということで鮮烈なイメージを持った記憶がある。だが、その店舗の小岩店は実験店舗だったようで、今はラーメン店の業態に店舗を戻している。

 さてさて、その「焼鳥 日高」、値段はとても安い!
 チェーン店の仕入れ力の強さを遺憾なく発揮している。

 メニューは100円台から。価格帯は200円台が中心だ。
 例えば、この日の熊猫が食べたのは「もつ煮込み」が190円、「ねぎチャーシュー」が250円、焼鳥の「ねぎま」が2本で240円という具合だ。

 食のクオリティは値段相応といったところか。
 だが、「もつ煮込み」は赤味噌ベースにじっくり煮込んでいるのがよく分かる。恐らく多くの量を売りさばくのだろう。
 ちなみにスープは唐辛子が入ってピリリと辛い。

 生ビールは350円。
 銘柄は「一番搾り」である。
 スピード勝負の同店だけに、そこまで求めるのは気の毒だが、コストパフォーマンスでは相当頑張っていると想像がつくのだ。

 「焼鳥日高」の偉大な点は「ホッピー」を扱っているところだ。
 やはり、串焼きにホッピーは最高の友である。
 「川口駅東口店」でもほとんどの客が「ホッピー」を飲んでいる。
 当然ながら、熊猫もビールを飲み干し次第、「ホッピー」の白へチェンジした。
 「ホッピーセット」の値段は失念したが、ほぼ妥当な金額だと納得した覚えがある。

 ナカの量もこれまた通常水準。
 1本のホッピーで3杯のお代わりが可能だ。

 店内はオヤジ系一辺倒!
 女性の影は全くなし!
 しかし、BGMはJポップ。有線なのかは定かでないが、やけに福山雅治さんの曲が多くかかる。

 店舗は比較的広い。
 厨房をグルリと囲むカウンターだけで100人(シャドーあり)は立って飲めるのではないだろうか。

 「日高屋」の会長さんであられる神田さんは、若い頃苦労を重ね職業を転々と変えてきたという。
 「焼鳥 日高」には神田会長の若かりし頃の挫折などに基づいた店舗設計がなされているように見えるのだ。
 町に一軒は「焼鳥日高」が欲しいところである。
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