くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

ヒョシンくん その音楽とは

2016-10-12 23:30:28 | パク・ヒョシン










パク・ヒョシンが歌ったこと


パク・ヒョシンは3日、6年ぶりのニューアルバム‘I am A Dreamer’を発表した。
彼は2000年頃にデビューして、‘I am A Dreamer’は7枚目の正規作だ。彼が2010年の軍入隊以前まで熱心な歩みを見せたということで、
大衆が彼の新しい音楽を長い間待ったという意味でもある。そして9月29日に先公開した“息”は多くの音源チャートで長い間1位を守り、アルバムの音源チャート成績も目に付いた。
彼が現在のチャート成績に満足しているかどうかはわからない。だが同世代の歌手たちが数年ぶりに出したアルバムで享受するのが難しい関心と証明を受けることは明らかだ。

長い間パク・ヒョシンはキム・ボムス、ナオルと共に いわゆる‘キムナパク’と呼ばれて‘歌唱力’分野でほとんど神聖視される存在になった。
彼らはほぼ同じ時期にデビューして、自分の性格あるいは所属会社の意図により‘神秘主義’と呼ばれた露出戦略で声を先に知らせた共通点を持つ。
だがここ何年か 彼らは少しずつ他の姿を持つようになった。キム・ボムスはMBC『日夜~私は歌手だ』を前後として大衆的接点を大きく広げた。
ナオルは特有の閉鎖性を守りながら新しい歌を聴くことがめずらしい経験になるようにさせた。だがパク・ヒョシンは番組に出演せず、
前所属会社との訴訟などで活動が制約を受けながらも新しい音楽を出した。ミュージカル活動と別に ここ2年間で発表した“野生花”“Happy Together”
“Shine Your Light”などのトラックが単なる曲でないことは、この歌らが先行シングルの資格で‘I am A Dreamer’に収録されたのだと確認できる。

‘キムナパク’に象徴される歌唱力は 彼の名声を簡単には錆びつかせない丈夫な岩で作り、歌唱力が1つのブランドになった彼が地道に曲を発表するとすぐ 
誰もが簡単に近づけるストリーミングでずっと良い成績を記録した。これに対し良い歌手は番組に出演しなくても皆がわかって聴くという幻想を持ってくるのは、
ずっと前にすでに迷信になったのを 突然科学だと感じることだ。むしろ‘I am A Dreamer’に対する反応を詳しく調べれば、
パク・ヒョシンをひとつのブランドとして作った現象と それに伴う期待とは違った作品を作ったミュージシャンの衝突に近い。

最も興味深いのは‘唱法’についてだ。過去の独創的な魅力を失ったとか平凡なヴォーカルになったと問題を指摘し、最近ミュージカル活動でその原因を探したりもする。
そしてこの問題意識は‘歌が上手だ’という価値に直結する。これはアルバムにどんな音楽が含まれているのか、その音楽は良いのか、
アーティストは何を語るのかという問題とは関係ない。もし可能なら‘唱法’がアーティストの意図をどれくらい良く伝えるのかという問題と結びつけられるほどだ。
だが「なぜバラードではないのか?」という質問は当然そんなことを考慮しない。つまり‘良い歌’を構成する様々な要素の中で‘歌の上手な歌手’に集中的に価値を与える。
彼のヴォーカルが長い時間をかけて変化し続けてきたとか、音楽的指向によりできないことではないという反論も その価値付与から始まるのは同じだ。

パク・ヒョシンは‘I am A Dreamer’を歴代でもっとも音楽的に真摯に、自分を創作のテーマとして浮き立たせ、何より どの時より
自身の告白的なアルバムとして多様に解きほぐす。彼が‘再び素晴らしい今日、その一日を生きる’と、‘今は月が消えても私の歌は止まらない’という時、我々は彼の声を聴く。
また彼は‘この歌を歌う時 君は僕より背が高い木になって’と言って直接話しかける。突然でもない。すでに“野生花”があり、“Happy Together”があった。

しかしそれさえも‘どんなに歌が上手だったか’の範疇内で評価される。この衝突の中でパク・ヒョシンがテレビ活動をすべき理由は一層ないだろう。
なぜならこれは『日夜~私は歌手だ』以来 音楽バラエティの問題とも一致するからだ。‘良い音楽’あるいは‘良い歌’が何かという質問は蒸発したまま
‘想い出の力’‘声の感動’‘炸裂するような熱唱’だけ残した競争の中で アーティストたちは他の歌手の歌を歌ったり、
自分の曲を公開や一般の出演者が歌う姿を見守ることで消費される。過去 深夜番組以外には歌手が歌を歌えるTVショーがないという嘆きを聞いたようだが、
ここ数年間 この問題はおかしな方式で解けた。

パク・ヒョシンが歌を上手に歌い続けるほど、そして自分の音楽にいっそう真摯に近づくほど、しかし一方では音楽と歌唱を同一視する傾向の中で、
この衝突と亀裂はいっそう大きくなるだろう。その時、パク・ヒョシンは、大衆は、どんな選択をするのか?
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