ミュージカル『皇太子ルドルフ』、3年ぶりに‘The Last Kiss’で新たに帰ってくる
12月14日 LGアートセンターで開幕
マイヤーリンクの実話を基にした悲劇的なラブストーリーとドラマチックな旋律で興行神話を編み出したミュージカル『皇太子ルドルフ』が‘The Last Kiss’で帰ってくる。
EMKミュージカルカンパニーは ミュージカル『皇太子ルドルフ』の作品名を‘The Last Kiss’に変更して公式ポスターを公開した。
昨シーズンでは国内の観客になじみの薄いオーストリアの皇太子‘ルドルフ’という人物に焦点を当て 作品名を『皇太子ルドルフ』として王室を象徴する紋様と
赤い‘Rudolf’フォントを活用してポスターをデザインした。
‘The Last Kiss’という新たな名前は原作小説であるフレデリック・モートンの小説『皇太子の最後のキス(原題:A Nervous Splendor)』をモチーフにしたことで
現実のロミオとジュリエットの物語だと言えるほど悲劇的だった二人の恋人たちの愛そのものを意味する。
今シーズンではルドルフとマリー・ヴェッツェラの悲劇的な愛をもの悲しく表現するために努力した。
今回公開されたポスターには純白の雪に二つの永久不滅の愛を象徴する一組の指輪が置かれて ロマンチックさを表す。
ポスターの中の一組の指輪は 1889年1月 狩猟のため近郊のマイヤーリンクの別荘に出かけたルドルフとマリー・ヴェッツェラが冷たい屍となって発見された時と
同じ文字が刻まれた指輪をはめていた事実に着眼してデザインした。
特に指輪に刻まれた文字であり作品全体を貫くセリフ‘死を超えて愛の中で一つになるだろう’をアナログな感性の書体で書いて切なくて悲しい感性を倍加させた。
ミュージカル‘The Last Kiss’は皇太子ルドルフとマリー・ヴェッツェラの切ない愛を叙情的で流麗な旋律に込めたフランク・ワイルドホーンの音楽を基に
果敢な変化を試みて一層アップグレードされた舞台セットとロマンチックで華やかな衣装、予想を超える新たなキャスティングで観客の心をとらえる予定だ。
一方 新たに帰ってくるミュージカル‘The Last Kiss’は12月14日から2018年3月11日まで LGアートセンターで上演される予定だ。