リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

つなぎに

2008-03-02 13:02:57 | コーヒーブレイク
マイフェイボリット・ブレイク

 しばらく更新しないとアクセスが減るんでさみしいですね。
 合間があいてるときは、だいたい理論に使う事実の仕入れ時間で、それって個人的には面白いんですが、読んだ人の人生のためにはなりそうもなくて。

 で、時間稼ぎにマイフェイボリット。これは将棋の駒です。

 今は人と将棋を指すわけではないのですが、日曜日にNHKで将棋番組があり、その後半1時間を見るのが日曜の休息となってます。

 ひいきの棋士ですと谷川浩司という人がいて、この人の若い時の将棋は感動モノでした。目からウロコっていう感じの攻めで、中盤かなと思ったらそこから7手くらいで寄せきる(=4手動かしたら勝っている)んですよ。
将棋を知らない方のために、サッカーだと味方ゴールからキーパーがボールを返すとそのボールをそのままヘディングでシュート、1点!って感じです。
ありえない! って感じでしたね。
 もう中年でそんな勝ち方をするわけでもないんですけどね。やっぱ、ありえないから、そういうことをしてるといつも勝てるわけではなくなって、それじゃ生きていけませんもんね。で、こういうのは姿勢だから、全部の勝負に影響してしまう。

 対照的な人で羽生善治という人がいて、この人はとにかく勝つんですけど、見てて面白いわけじゃない。将棋って、ほんとのことをいうと盤上の駒の勢力の張り合いなんで、駒を連携させて敵の王様の方へ見えないように勢力を張ってくと、基本的には勝つんですよね。こちらはそのタイプ。
 谷川という人の将棋は、昔ながらの切った張ったで、敵の王様の周辺の駒の勢力を急激に高めて勝つ、っていうタイプ。まあ、こちらのほうが見えるしロマンがありますから。

 で、写真は「金将」です。マイフェイボリット。持ち駒の金。飛車や角を切って(=弱い駒と交換して)、金で詰めるのが好きです。あと、こちらの王様が危ないときに、バシンと打って守る(将棋用語で「叱りつける」と呼びます)ときとかね。なんていうか、その可能性にわくわくするっていうか。


 ということで、さっきNHKを見まして、渡辺明という強いにいちゃんが負けたところ。
 残念でした。この人は勝ち方を知ってるから勝つというタイプで、将来不安なんですが、いいおにいちゃんで、ブログにお人柄が出てて、見ると気持ちが安らぐんです。奥さんのブログがまたお人柄で。

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