リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

また雑件

2017-04-22 15:52:26 | 断片
 こんにちは。もう新緑の季節が。先日電車に乗っていたら、窓から見える桜だったはずの木が青く青い緑。あの電車の窓ガラスってやつは熱線を吸収するそうですが、ついでに偏光処理もするんじゃないか、と疑問に思ったところです。
 
 さて、前回、警報時はシールド利用をと書いたところですが、政府が「弾道ミサイル攻撃を受けた際の避難方法を国民に周知するため、内閣官房のホームページに掲載した。」(朝日新聞デジタル)そうです。皆様におかれましては絶対みやしまいと思いましたので代わりに私が見に行きました、
 ら、ねえよ。サイトマップ見たってない。
 たく、なんか知らせようなんて気はないんだよね。ないとうるさい爺いが喚くからそんなフリしてるだけ。
 もちろん私が探せば見つかりはしますが、指示通りしたって出てこない、ということです。
 それでも皆様の代理、見つけたものは長々たる記述でしたが、とりあえず
 ・ドアや窓を全部閉めましょう。
 ・ガス、水道、換気扇を止めましょう。
 ・ドア、壁、窓ガラスから離れて座りましょう。
 だそうです。
 なんだよこの3番目。どこに居ろってゆうんじゃ。
 思うにテレビ見て爆発が近そうだったら、トイレか押入れだね。ドア開けてね(ただ、爆風で閉まったときはさまれないように)。
 
 まあ生活者は「大げさ」とかいうでしょうが、ロシアも国境に兵隊を集めてきたそうですよ。
 軍というものは残念ながら生活者とは別途独自に動くものです。そして満を持しているとだんだんアドレナリンが集結してくるものなのです。で、周り中がそんな気になると一触即発。文字通りで、ボタンを押したくて押したくてしょうがなくなる。あとは支配者の良識が決める、というわけです。
 良識など持ち合わせがないヤツがいると、ボタンが押される。
 みなさまお気をつけください。

 わたしなんざ、ケンカは止めて原発の隣りに大学を作って北朝鮮の労働党幹部の息子たちをタダでたくさんご招待すればいいと思うのですが。自分とこが最悪の国だとわかるでしょうし。
 ま、中身は冗談でもそういうことだと思うけどね。日本の庶民はお人好しだから反省すれば仲間に入れてくれるってもんだ。
 
 さて、ニュースではございませんが私儀非課税のため、なんだか給付金なるものをいただける通知が来ました。消費税アップ2.5年分で15000円だと。ちょっとうれしいですが、なんか違うよな、と思って。俺らそんな苦しくないもん。くれるのはいいんですが、じゃあ若人の月額20万切るような人にくれるか、ちゅうと、それはふつう課税者なんだよね。おかしいよなあ、絶対。そもそも年寄りを優遇しすぎているというか若人を軽んじすぎてるというか、これから教養したり人間の文化を知っていかなきゃいけない人間が、東京で月額20万以下でアパートで社会人して暮らすなんて。どうしろっていうんだ。若年者控除があるべきだと思うぞ。
 公明党はカネカネという割りに社会人してないからなあ、学会員は月10万でも生きていけそう。
 それじゃ天理教か。
 (後日注:年寄りや子供は誤解するなあ、それが狙いの添付案内文か。東京・生保以下の年収100万円でも、消費税年3万円のアップ。なお、年収200万円の若人のかつかつ生活では6万円も余計に税金を取られている。ひどい話だ。怒ったほうがいい)
 
 さて、本日の感心。昨日の朝日新聞に載っていた、ポーラ化成工業・檜谷季宏氏。「開発した美容液を8年間、毎日塗り続けた 顔の反対側(写真では右側)だけにくっきりとほうれい線ができた」、これは他の記事で、新聞では10年だったけど。
 すごい。写真があって、そのとおり。気味悪くなるほど。
 だいじょうぶかよ、からだ。
 ほんと、身体張って仕事しちゃダメだよ。
 でもすごい、ほんとなんだ、効果。わたくしもお肌が曲がっているので、これいいなあ、と思うのですが(男です)、もう遅いか。
 それにしてもウソが嫌いなわたしにほんとのことを言う営利企業があったとは。
 しかし、心配。もうやめろよ、人体実験。
 
 というわけで本日もたいした役立ちさがなく。わたくし、それなりに何かとある中で、まだ思考がいたく探索中でほかの事は考えたくなく。
 4月で、みなさまにはお勤めし出した方とかいるかな。なんといっても若いときです、一生付き合う人たちにもたくさん会いますよ。人間を大事にね。
 派遣・アルバイト系を選んだ方は、やはり小さいとこでも正社員を勧めるなあ。仕事が違うんだよね、人の付き合いも。まだ若いうちです。中・大企業でなくとも、仕事をまかされて先のことを考えながらやる、というのはいいことですよ。その過程で付き合いも深くなるし。おすすめ。
 
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トランプに植物教を

2017-04-15 15:37:59 | 断片
 こんにちは。ようやく恒常的に温かくなってきました。私儀、スギ花粉アレルギーは年齢により脱し加減ですが、どうもヒノキはまだまだのもよう。目はかいいし鼻は出るし、、まあ我慢の範囲内ですが。っていうか、薬に弱くなってきたようで、クロルフェニラミン2mmgでもつらい、ってゆうかごめんこうむりたい。体力ですかねえ。
 で、今日は風が強く、買い物に行く途中、突然顔に目潰しが。バサバサバサと当たるんで目を閉じて風を通り過ごして頭からバサバサ落として、避難してから手のひらに残った粒を見ると、これがどうもタネ。ぺんぺん草かと思ったけど、粟(アワ)みたいに丸くてイネ科っぽいやつ。ともかく驚きました。小学校の校庭の砂ぶつけられたようだった。
 
 さて、今の作業はずいぶん頭を使うんで肉体的に負荷が高く、そう思うと頭脳労働と呼ばれる囲碁将棋なんか頭脳労働とは思えない、遊びは遊びだぜ、まあどうでもいいけど身体組織に負荷が高く、ストレス取りに15分毎にバカ話の本を見るんだけど、昨日見たのが牧野富太郎の「植物知識」。見たら同じ科の分類で草本と木本があるのだって。知ってた? ヒト科だとチンパンジーと人間が、片方が草で片方が木。草も木も何の違いもないんだねえ、ってことですが。ちなみに草のキツネノボタン科の中で、牡丹だけは木なんだそうです。
 果物の食べる部分も、やれ茎だ、やれ皮だ、やれ毛だ、というけれど、要するにたまたまどこかの場所が太ればあとは時間の経過なんでしょうね。最近じゃあ、浮き袋が肺から進化したんだ、とかいうけど(逆じゃない)、機能さえ同じならなんでもいいんだよね。
 なお、先の例は、それぞれ、イチゴ、バナナ、ミカン。知ってた? ま、役には立たない。
 さらに近刊の流行書は、植物の根と腸の絨毛(変換された? 柔毛ね)は同じとか。著者がどこまで進化を遡ったのか読んでないので知らないけど、ま、ありうるやね。と、これは横道。
 元へ戻って、牧野せんせいがいうには、人間には植物教が必要で、草木を見ていれば思いやりの心がおのずと出てくるものだ、また草木の栄枯盛衰を見れば人生の理解も容易になるとのことであります。
 なるほど、と感心。もっとも農業従事者にそれゆえの思いやりの心があるのか、という正しい反論が出るのが玉に瑕(キズ)。ま、心はあるのかもね、表に出せる人が少ないだけで。
  、、、なんかトゲがあるね。わたしゃ昔を知ってる人間だからね。
 
 ところで、このところ温かいといっても数度くらい上がっただけでなんだかんだいうのも変な気が。真冬からしてもせーぜい20度も上がれば暑い暑いなんていったりする。逆も同じ、寒い寒いと。なんか繊細すぎるよね。まあ最大限40℃くらいフレはするけど、基本5℃も違えばびっくりしたりする。
 こういうのは多分に「進化してない」ってことなんだろうか、と。たまたま何億年か前、陸に上がった諸君らの体温系と活動条件がそのまま残ってるんだろうね。
 じゃあその手前は、っていうと、海中の酸素呼吸生物の化学合成の都合の温度。
 こんなのもどっかの本にあるんだろうかね。 
 
 さて、ニュース。
 昨日どっかで見たニュース、加藤里奈とかいう栄養士が、「VDやMgなどはあまり多く含まれていないため、『牛乳だけ飲んでいれば背が伸びる』ということはありません」なんて書いていた。ポイントずれずれ。管理栄養士という職業はほんとに余計だと思う。まあ栄養士さんは仕事としていいよね、栄養素を分析したり、いろいろ社会の役に立つけど、しかし、これを広める管理栄養士というのは、10年も経てば正反対のことをしゃべるんだから。これは人の悪口じゃなくて、職業の悪口。まあ、歯科医の悪口のようなもんだ。わたしはうそつきは大嫌い。
 牛乳と背の関係のポイントは、30年前から、長骨への成長刺激物質がどのように存在するか、というところ。最近も日本で研究発表やってたよね。あの類いの論が(訳されて)30年前から市販されて明示されているんだから。カルシウムの問題じゃないんだよ。まあ、ネットを見ると、例のエセ科学の牛乳否定論がまだ残存しているけど。
 
 さて、本日は戦争勃発日かもね、金がトランプほどキチガイなら。わたしゃ金はバカだけどそこまでキチガイじゃないかと思うんだが、どうか。みなさま、緊急警報が出たら丈夫な建物に避難してください。原爆の時は、ほんのわずかなシールドが命を救うようです、カーテンとかね。
 以上、役に立つブログでした。
 って、こんな役に立つのはごめん。
 というように、戦争だけは唯物史観とは、関係しか、ないって半年前いいましたが、戦争はやりたいヤツ次第。国家支配者のことですが。
 国家支配者はみんなやりたいのですが、幸か不幸か準備が整わない。勝つ準備と、も一つ、国民を引きずり込む準備。日本は両方ないので僥倖ですが、こんなのはアベの勇気次第。それもないのがまた僥倖ですが。
 で、残念ながらアメリカには両方ある。あとはどこまでトランプがキチガイか。
 で、前回日本にも戦略のプロがいるかのように書きましたが、しばらく考えてみたところ、いないんじゃないかね。幸い戦争する準備がいまのところ足りないから、出世主義者たちのテーマになってない、ってことですが。日本語では、幕僚たちに定見はない、といいます。
 このため、大臣に知られて困る機密もないんじゃないかねえ、潜水深度とか技術秘密は別として。
 だからべつに防衛大臣が素人でもいいんだろうねえ、幸いなところ。結局、ほんとにやる気なら、武官でないとね。ただ、そんな制度は開戦3年前で足りそうですが。
 と、感想を訂正したいと思います。
 戦略をプロ的に考えている正しい自衛隊員はいるのでしょうが、誰もその能力を欲しないので、直属の上司の予算獲得のオモチャになっているだけ。そういう状態を日本語で「いない」といいます。
 で、戦略構築にどれくらいかかるかと思考実験をしたところ、10年。要は、戦争志向に5年、その間育った野心ある参謀候補が中堅参謀になる時間がさらに5年ね。
 どうですか、なかなか見ているようでしょう、自衛隊員様。その通り、私は千里眼なだけで、スパイではありません。 

 P.S. ほんでさ、「植物知識」のムラサキの項に『託馬野』の話がでてきて、万葉集の話ですが、ムラサキは武蔵野の花だ、っていうんだよね。これって筑波のことじゃないかと思って。筑波なんてどうみたって当て字、元はなんだろうと思っていて。託ですめば日本語だろうし、どちらも当て字なら、ツクマヌでアイヌ語を調べればいいし。なかなかな指摘と思うのですが。
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世知

2017-04-08 14:55:25 | 断片
 こんにちは。先週の言に反して、東京地方、私には残念ながら花見にはあいにくの天気です。いいかげんなことをいってしまった。
 ABなんで、きっちりしたのは苦手。世の中どっか夢がないとね。夢っちゅうか賭けっちゅうか。昔、北杜夫が感心していたコンラッドの誰だかの訳、「やってのけるか、くたばるか」を思い出しました。”Do or not!” っていうんだよね。「青春(Youth)」だったと思うんだけど、「台風」を含んだ「青春」かも。
 ま、仕事では完璧に用心深いんだけど、その分発散が必要。ABだし。
 ともかくも、東京は外れで天気悪いですが、今日の午後とかでも幸手辺りは一時晴れのもようです。明日も北東部埼玉、午後晴れとのこと。権現堂の桜と一面の菜の花、満開だそうです。ここは母の実家。問答無用で綺麗ですぜ。暖かいし。
 いくらなんでも、多少はほんとのことがないとね。全部ウソになっては。
 しかし長いね。2、3行だったんだけど、読んでもわからないことに気づき。
 これも「気づき」で終えたんだけど、「気づき、分かりやすくするため修飾語を入れていったら長くなってしまった」と書かなきゃいけないかね。
 もっともこれが微妙で、だらだら説明してもかえって分からなくなることが、そもそも難解な問題では、多い。今回配本分ね。今思っているのは、悲しいけれどばんばん文章を切り取って、1章で一つのことをいうか、みたいなこと。うーーん、せっかく書いたのに、悲しい。
 
 そういえば御報告、屋台の靴屋にざっくり切られた革靴の代わりに買って、でももったいないのでその後も履いたので1年ほおっておいたらメシメシになった合成皮革靴、でももったいないのでマジックを塗って4ヶ月履き終わり、廃棄しました。皮が剥げすぐ布生地なんで雨だと履けないのですが、幸い雨はいつも朝夕を除いて降ってくれたので、1日履かないだけで済んだところです。靴も納得してくれたと信じます。
 
 ニュースは詰まんない話ばかり。トランプはキチガイだね。北朝鮮よりおかしいんじゃないか。あんなんじゃお友だちもいないよね、何が楽しくて生きてるんだか。
 だいたいアメリカ以外の世界からは手を引くっていったくせにね。もちろんウソだと信じてましたが、クソ嘘つきに友だちがいるはずないやね。
 で、今回、船は船にしか対抗できないんだな、と認識しました。トマホークって500キロ(千ポンド)爆弾のようですが、60発撃っても飛行場しかつぶせないんだ。当たったのは半分だそうですが。飛行機と違って、遠くから撃つから自分たちは安全なのはよいだろうけど。飛行場「しか」とはいえ、厚木がやられたら困るんだろうけど。まあ私はもちろん素人ですが、やはり専門家はいろんな実効的戦略を考えてるんだろうねえ。しかし防衛大臣が素人じゃあ困るだろうねえ、機密もしゃべれないだろうし。
 
 さて、新聞に、この前書いたブラタモリのスチル写真のことが載ってました。山田大輔氏というんだって。若い方の山田カメラマン氏。絵描き出なんだってさ。どおりで、って感じですね。ほんと印象派。
 最近は写真家も写真を自在に操れて絵描き化してるんでしょうかね。朝日のカメラマンといい。
 まあうらやましいような、さみしいような。人間生活的に。カメラマンが芸術に凝る、、、
 
 さあて、というわけで頭は世間的ではなく、なんか役に立つことも思い浮かびません。
 今日は大学の入学式とかあるのかな。
 わたしなんか大学いったわけだけど、学問をしたい人以外は別にそんなとこ行かなくてもいいの。高卒の知り合い、ないし友人は、親しさ加減は別とすれば、枚挙のいとまもなくいるけど、誰も困ってないし。みんなしっかり仕事してるし。すごく難しいことも言うし。大卒と何も変わらない。あえていえば、自信がない、くらい。難しいことを言うのに勉強したときにコンプレックスでも感じたのでは、と思うのだけれど。というように、難しいことを言うには、結局いつか勉強するんだけどね。でも自分の稼いだ金でそれができるわけだ。
 ましてや、学問をするのでなければ、大学で差があるはずもない。そりゃ会社説明会の差はあるけどね。昔、私が行ったとこでは、早稲田と慶応の学生だけ別室だった。わざわざ放送するんだよね、嫌がらせ(わたしは学部は早稲田ではない)。ま、そんなとこ行かなきゃいいんだ。研究職以外は会社の差なんて給料の差だけ。あ、給料の差、あり。特に行き詰ってつぶれるとそのあとひどい。
 それから、学問をしたい人だけは学校は選ぶように。前も言ったけど3浪なんて、なんてこともない。名の通った大学へ行くようにね。
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日本ファッショ体制

2017-04-01 16:42:29 | 上部構造論
 こんにちは。4月ですね、寒いですが。
 おかげさまで4ヶ月ぶりに今日からフリー、まだ頭はクリアされてませんが。
 この2ヶ月の働き先はいまいちでした、いじめられっこがいて。まあ仕事の発想が悪くて一緒に仕事すると尻拭きが回ってきそうでいじめるほうの気も分からないではないですが、言い方ってもんがあるよね、って感じで。感じ悪。職場は明るく仲が良いのがいちばん。
 
 さて、世間のニュースはやはり暗く、子どもが何人も死んで。しかも体育(クラブ)まで死んで。とんでもねえや。年寄りなら暗くないが。
 おまけに教育勅語授業やら柔剣道授業やら。子供はおもちゃじゃねえぞ。ただのペットと思ってやがる。
 そんな大人たちはどんどん死んでよい。
 
 主題に移る前の本日のお役立ち。明日の花見の評価。
 家人にいわれて気づきましたが、そもそも東京近辺ほど、花見がどこでもできる地域は全国にないのではないか、ということで、東京地方の話題ですが。まあソメイヨシノだしね。
 で、明日は雨上がりのうえ、寒い。つまり座れば冷たく立ってても寒い。今日買い物に行きましたが、空はどんより3分咲き。残念ですが、明日も地元の公園以外へ無理する必要はない。
 そんなこといっても俺らは平日は仕事だ、と。
 そこはだいじょぶ。桜は地面で見てもきれい。地面は花吹雪。来週の土日には若葉も彩りを添えて、良い花見日和となるでしょう、晴れてさえいれば。23区は晴れてなくても、どっか晴れてますよ。
 
 ということで、ここんとこ感想記事が多かったので、本日は、多少こだわりのファシズム論争のくだらなさについて。
 歴史学の本なんてくだらないので読まなかったのですが、アメリカンファシズムの流れでちょっと手を出してあまりのことに呆れ果て。そんなにバカだったんですね、って感じ。
 説明するのもくだらなくていやなのですが、伊藤隆という右翼がいて、彼の主張をマルクス主義デマゴーグが無意味に批難するのですが、あまりに無意味なので、あたかも結果両成敗で、じゃあ仕切り直しましょう、ってことで、現在は若人の没価値な論議が席巻している、という筋道です。没価値というのは何の意義もない行動のことです。
 
 この伊藤隆という人はべらべらごまかすのでしょうがない人間だと思いますが、ただ言ってることは当たり前のことで、右翼も自称左翼もみんなで(世間がファシズムという)総動員体制を主体的に作っていった、と主張したわけですな。そりゃそうだ。
 しかしそこで、自称左翼も手を貸したという(事実の)主張にデマゴーグが怒った、というわけです。ファシズム的状態は天皇の力を借りた軍部・資本家のせいだ、というわけですな。
 で、若人はそんなのどうでもいいから、現実の動きだけ研究しましょうや、今はそういう時代ですぜ、てなわけで幕が引かれたわけです。
 
 困ったやつらだ。誰が唯物史観の主張者なのだろう。
 唯物史観というのは、中学生の教科書的に言えば、個人のイデオロギーに束縛されず、経済的土台によって歴史が動く、というもんですぜ、細かいところは無視すれば。何が右翼だ、何が左翼だ。
 誰もがその方向に行動するから、実際歴史もそう動く。
 きまってんじゃん。
 その「誰も」のことを左翼が歴史学者のくせにほっておくから右翼なんかに指摘されちゃうんじゃん。
 それを「ありがとう」とも言わずに非難・否定するなど、ほんとにバカを暴露している。
 おかげで若人は、それが唯物史観だと思って白けている、というわけだ。
 
 3、4回くらい前、トランプのことで言ったとおり、ファシズムというのは、資本主義過剰生産の行き詰まりによる労働者反乱を抑圧し、過剰生産を国家主導で打開すべく支配権力者がしかけた経済(-社会)規制体制のことです。それは決して「ファシスト」が導き出すものではない。そんな唯物史観があってたまるか。自称左翼には今でもトランプ等のことをファシストだなどというやつがいるが、そんな言葉を口に出すこと自体、そもそも彼らはマルクス主義者ではないのだ。私はマルクス主義者ではないが。
 ファシズムで必要なのは、それまでの「自由な」資本家活動を国家的に規制できる制度を作り上げる巨大な運動体制であり、それは自己利害しか主張できない軍部・資本家の力でなどでは到達できない地点なのです。これには国家的ゲバルトが必要なのであり、その通りに共産主義者は壊滅された。この壊滅運動で見せつけた国家的暴力を基礎に、被支配者部門では、残ったイデオローグが、後進資本主義国たる共同体的価値を基礎に、被支配者の自由を主張し、国家部門では、同じ共同体的価値を基礎に、食うや食わずの自己の人民とこれからの延命的経済体制のバランスを苦慮し、軍事部門では、漁夫の利で国家軍備の増強と自分の栄華を手に入れようと勝手気ままな自己運動をして、自己破産した、という事態なのです。
 イデオローグは、右翼は国家本位体制を主張する。これに「天皇」の名が付こうがどうだろうが無意味です。左翼は革命なき社会主義を主張する。これに「国家」の名が付こうがどうだろうが何も変わりません。
 それぞれ言いたいことを言っているだけ。言うのはただだ、が、それを国家が許しているのは国家に都合がよいという理由だ、というわけです。なぜ? それで勝手し放題の独占資本主義が国家的コントロールの元にひれ伏せば、その過程はどうでもいいのです。
 この事態の先進国的状態が、経済学者がご存知の国家独占資本主義です。
 が、経済学者はご存じないように、戦前の後進国ではそれ以前の状態だったわけです。しかして、ファッショ体制。
 ま、流れですけどね。
 
 こんなの当たり前じゃねえの。こっちも、なんか書いてて二度書きの気がしてきた。
 まったく歴史学者たるや。
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日の出時が一番寒い

2017-03-25 14:20:26 | 断片
 こんにちは。時々春の今日この頃、寒さのおかげで梅見に行く気にならず、先週の日曜、まあ多少は残ってるだろうと高尾梅郷に行ってまいりました、ら、寒さのおかげでちょうど満開。日ごろのウサが晴れました。普通の梅見だとちょこっといって屋台物食べて終わっちゃって物足りないものですが、高尾から木下沢までのハイキング、というよりお散歩コース、梅満喫で、東京近辺の方におすすめです。
 ほんとは同じ意味で往時の青梅の梅公園がよかったのですが、梅の病気で全部切り倒したそうで、これはとても残念なことでした。
 なお、帰りのバスは休日混むので注意。臨時が出るとはいえ、臨時も乗れない。なるべく小仏に近いバス停からどうぞ。また逆コースは、感激が薄れるのでお勧めできません。
 以上、ためになるブログでした。
 
 いえ、最近調子はよかったんですが、今日は乗らない。
 調子がいいといっても就業中につき1日に1件くらいの小立言追加くらいですが、それにしてもまだ追加立言がある、というのも驚きですね。実力のない人が法律とか真似っこして糊とハサミで作った文て、いくら手直ししても、まだ、そこ間違ってたか、みたいなことあるでしょ? あれも不思議だけど、その類の現象でしょうか。まあ謙虚に言えば、人間「分かった」と思っても全部が分かったわけではない、一部が分かっただけでも分かった気になるものだ、というか。
 
 ま、ニュースに行きますと、道徳教科書、って、いいじゃん、なに、正直に節度に礼儀に郷土愛だと。ウソをつき放題の政治家を牢獄に入れたり、カネの亡者の資本家に神罰が下ったり、尊大なクソ爺が泣いて悔い改めたり、島根県でも地元選出代議員が出られるのが社会の掟だ、と子どもを教育するんだよね。いいじゃん。
 、、、ば~~か。恥を知れ。
 (文部)官僚というのも社会のクズだね。ナチスのガス室看守と何も変わらん。
 そのうえそれを恥と思っているやつがゼロなのが許せない。ガス室看守の1割は胸が痛かったと思うんだけどね。
 
 で、共謀罪だって。
 またまた天に唾。自民党も公明党も、20年後自分に降りかかるとは思ってないのだろうが、能天気なやつらだ。どうせ困るのは共産党だけだ、と思ってるんだろうが、世の中そういうものではないのは治安維持法を見れば一目。
 もっとも、歴史は結局勝利する。
 常に体制の危機には共謀罪が添え物になるのだから、反対は当然だがべつに困るものではない。矛盾が現実に極大化してゆく現象に過ぎない。人の世は日の出の直前が一番寒いのだ。
 もっとも、時期がまだ早いので余裕でうまいこと使われそうなのがいけない。
 反対はいいが、治安維持法を持ち出すしかないような思想で究極的に勝てるはずもない。そんな泣き言では戦う武器にならん。運動上の反省もしないとね。
 
 ついで雑知識。前回の田中真知(2006)は面白かったけど、同工異曲的「「植物」という不思議な生き方」蓮実香佑作(2005)を読むとあれあれ、という気になる。ほとんど同時期だが前者で舌足らずでわからなかったことがもっと詳しく書いてある、というのは、後者がタネ本なのではないか。もう返しちゃったので、巻末参考文献にあったか知らないけど。参考文献にあったってやりすぎ。おんなじなんだもの。
 
 さらに本日の一言ご紹介、本郷和人。奥さん本郷恵子。先週新聞に出てたね、「上皇」話で。本人はなかなか人が好さそうで、こういうの弟子にしたいな。
 趣旨は、黒田権門論に対して、”いや、鎌倉幕府は十分に武力オンリー政権だ”という。
 もちろん京都の史学はいつも言うようにどうしようもないんだけど、(いまだに観念論。政治思想団体に宗旨変えしたほうがいい) こちらはこれで同工異曲、あるいは同じ欠陥のような。政権なんだから、どれだけ人民労働力を集約し左右しているかが基本。それ以外は見かけに過ぎない。彼氏に限らず、いまだに唯物史観はだめとか唯物史観の最低限の理解もなく言ってる若い「学者」 が多すぎ。こういうのは「いまだに」 とはいわないか。実質批難しているのは、人民史観やいつ存在したのか知らないが前衛党史観ばかり。ともかく共産党史学の悪影響は強すぎだな。

 というわけで本日もお客さんの日なので、失礼。
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ようやく春、でも花粉症の分だけ

2017-03-18 21:29:44 | 断片
 こんばんは。今日もやむを得ず外出。なかなか忙しい。なので短い時間でやっつけないといけません。ここんとこ、いつもそう。やっつけ。そのうえ本日はとうとう花粉症に襲われ、外出のため薬を飲んだらいっぺんに体調悪し。まったく。

 というわけで本日的ニュースから。
 近日では、日本、情報衛星打ち上げ成功のよし。新聞では見ませんでしたが、朝NHKでやってました。
 この前読んだ飯柴智亮という人の「2020年日本から米軍がいなくなる」という本によると、全て軍事の決定的能力というのは敵武力の位置情報の把握によるんだそうで、日本も着実に進めていますぜ。「風立ちぬ」。相変わらず日本の三菱ですな。三菱重工発。
 なんでも中国の長期戦略は米国のミサイル誘導衛星を一掃することだそうで。これを壊滅させれば米国の核戦力がゼロになる(に等しい)んだそうです。色んな知識がある私。
(飯柴氏によると、トランプのような右翼がいう諸国からの軍事引き上げ策は金がないからだ、ともいっておりましたが、誰でも得て不得手があるもので、なんでも信じちゃいけません。)

 ついで、最近の朝日新聞はオリンピック準備のタバコ攻撃。なんだよ、おためごかしに。本人は勝手に死ぬからいいんだよ。周りにいればおんなじだって? ウソをつけ。いまだに悩まされてる家族がいたら、それはその前にDV該当者さ。弱いやつとみりゃあ痛めつけ痛めつけ、これでもかこれでもか。人間落ちぶれたくはないもんだね。
 ま、本人さんも治そうと思うと偉そうに医療費がかかるとか言われるから、肺ガンでも粛々とお亡くなりになるのがよろしいよね。
 あ、ご本人さん、私はタバコに同情的ですがやめなきゃ肺ガンになりますから。そこは誤解なきよう。今は忙しくてストレスを感ずる暇がないだけ。中高年で駆け足がパタッと止まったときがあなたの最期。
 
 ああ忙し。
 
 さらに、朝日新聞、朝刊1面の自社目次だと本日土曜版の特集は、小樽、とのこと。まず頭に「それは写真に期待が持てるな」というところ。
 で、土曜版めくったら今日は白井伸洋氏。ご期待に沿って、なかなかの芸術写真。よかった、けど、それだけですので誤解なきよう。本来の?白井氏の写真は知りませんが、朝日グラフに載ってこそ報道カメラマン。載れるかね? ま、朝日グラフはもうないんですけどね。
 
 さて本日のためになるブログは、今週も雑知識。
 田中真知氏、「へんな毒 すごい毒」。の中から。
 いわく、葉緑体は日光を利用し二酸化炭素からエネルギーを取り出すことに成功し、海中に大量の酸素を放出。さらに酸素を使うミトコンドリアと提携し、「植物」として巨大化することに成功した。が、動けない植物にはその日光(紫外線)が活性酸素を生み出し危険となる。
 そこで抗酸化物質を自ら生成し身体を守る。それを「いいものがある」 と生成能力の弱い動物たちが頂戴する。しかして、植物は動物に必須である。
 どうです、なかなか説得的ではないですか。え? お若いの、知らない? 抗酸化物資摂取の要というのは、中年おばさん以上では必須の知識ですぜ。
 なお、植物は動けないので身体を守るべく、全ての植物が「毒」を持つ。
 この毒で大方関係ない奴らを遠ざけられるのだが、しかし、特殊対応的に処理した動物(昆虫)はいて、彼らだけがその植物と付き合うことができる。
 実質、今西的棲み分け論ですな。そうは書いてないですが。なかなか納得的です。

 と、駆け足。
 人生急いでなんになる、というところですが、せっかく来ていただいて、なんでえ、未更新か、といわれるのもつらく。その分未整備ですが、ま、こうやって生きてきたということで、私らしく。
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雑件

2017-03-11 16:52:53 | 断片
 こんにちは。花粉症はいかがですか? 東京地方は最盛期とのことですが、当方今年はとても軽い。以前はデスクに置いた箱ティッシュが2箱はなくなったのですが、そういう意味ではぜんぜん。まあ、老人化でも良いこともないとね。
 そういえばこの前はベランダにヒヨちゃんが来て、サクラソウを全部食いつくされました。プリムラね。ジュリアンかな。これにヒヨドリが来て花びら食うの。散らすんじゃなくて、一株の花全部を跡形もなく。なかなかスマートな体形のヒヨドリでしたが。ヒヨドリは甘い物好きなんだそうですが、花なんかうまいか。
 幸いプリムラも今は完全復活。前より一杯咲いていますが、そう思うと、花を食われて花が死んでしまう「花くいライオン」のはなしがいまいちになってしまう。たぶん、葉っぱも食べてしまったのでしょう。わたしなど用心深いからそこまで書き込むけどな。
 
 さて、本日はほとんど例のないおめでたいニュース、南スーダンから自衛隊撤退、だって。
 よかったよかった。誰も殺さず殺されず。自衛隊の栄光の日々は続く。国防軍に名前を変える日までは安泰でしょう。それもあと2、3年ですが。アベがアッキードとかいうやつで辞めなきゃ。とにもかくにも誰であれ死なないことが一番。
 だいたいこの前も書いたけど、第三国が部族抗争のどっちかに肩入れすることがそもそもの間違いだ。なんの権利があってそんなことをするんだか。そもそも部族抗争の元は西洋文明入手のためのカネなんだから、自国の資本家にその国の民族資本から手を引かせるとかが良心のある政治家の行動でしょう。ま、そんなことしやしないけどね。
 
 またさて、本日の感心、大橋俊夫氏というリンパ液専門家の本の雑知識。
 いくつも知らなかったことを知りました。
 1 なぜ尿にタンパクが出ると身体がむくむのか。
     タンパクというのはアルブミンのことで、これがないと体液が血管やリンパ管に取り込まれないのでむくむんだそうです。
 2 なぜ蚊に刺されると腫れるのか。
     アルブミンが集まってリンパ液をそこに集めるんだそうです。
 3 なぜ栄養失調の子はおなかが膨れるのか。
     タンパク質不足でアルブミンが作られず、その結果体液が血管やリンパ管に取り込まれずおなかに溜まって膨れるんだそうです。
 へええ、知らなかった。
 ついでに、リンパ管は皮下脂肪を通っているので、免疫を運ぶリンパ液を体中に巡らすには、周りの脂肪が柔らかくなるように身体を温めるのがよいんだそうで。お風呂のことね。身体じゅうに巡らすのに30分以上浸かってるのがよいとのこと。
 なるほどなるほど。そういうことか。 ただし、もう読んで日が経っているので、「記憶によると」ですが。
 なかなかリンパ液に関しては興味深い良い本です。ただ埋め草の健康談義が評論なので減点。しかして、本の書名は関心のある方にお任せします。

 話は変わり、もう本を書くのはこれでおしまい、と思っておりましたが、先日風呂でぼうっとしてて思うに、実は若人は、本当に自由の社会なんて構想できないんじゃないか、と。マルクス主義でさえ知りもしない子どもたちが、アナキズムなどわかるわけもありません。 
 今の若人の世間なんて、勝手なことばっかり言ってるやつらに、それに媚びることで一生を形作ろうというやつらばかり。
 まあそれでよいやつらに興味はありませんが、「カントの批判三部作」相当の次に、最後に価値観的に、「永遠自由のために」を書いて消えようかと。 ネコとネズミで。
 (「ネコとネズミ」は隈理論の主人公)
 余談ですが、(みんな余談ですが)この前広松渉を見てたら、広松も自作を三批判相当で書き上げたかったようです。残念でしたね。私はあと半年かな。で、さらに「永遠平和のために」相当というわけで。
 カントは偉いです。
 
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随想

2017-03-04 17:23:06 | その他
 こんにちは。沈丁花の季節です。蕾のまま2ヶ月の白木蓮も咲き出しました。が、けして温かくはなく。東京地方では15日過ぎるとコートはいらないはずですので、冬はあと1週間です。そうして、梅見のタイミングは今年も消える、というわけで。
 
 今週はとても非生産的。なんのテーゼも増えなかったし、読み易す化もほとんど進まず。まあスランプというのはいつの世にもあり波のようなものなので、気にしないで雑知識でも蓄えて時間が過ぎるのを待つのがよいのです。「雑知識」も集まれば巨大な戦力です。
 あるいは人によっては、「雑交渉」と言い換えてもよく、この方が皆様には分かりやすいでしょうか。諸営業活動は言うに及ばず、諸学問も世の中の名声の構成素の9割はこれです。いや、ほんと、口に出す趣旨はやっかみのストレス解消でもありますが、事実は事実。諸伝記の雑知識が教えてくれます。
 
 というわけで、今週は世の中、共謀罪とか宅急便労働者収奪とかいろいろあるところですが、まあ普通のリベラルな方々におまかせでよいでしょう。
 問題は、社会的に許容された左翼の理論構成。まるでリベラルで労働者的でない。過激派は別として、という意味ですが。本来、労働者は搾取を受け続けろ、という攻撃なのですから、左翼であればこれに応えて労働者の反撃を組織しなければ、なんの意味もない、にもかかわらずそうはならない。「普通の人」 も危ういよ、とか、宅配「業者」 も大変だ、とか。なにをいってるんだよ。
 こういうのは社会学を越えた応用事例ですので私のテリトリーではありませんが、誰の役目であっても少々いらつく事態ではあります。過激派のように、ただ口でそういえばいいというものではありません。そんなもん、誰も聞きゃしませんから。
 私もそういう役目につく日があるでしょうかね。
 
 さて、本日はそうではなく、ただの随想。名づければ『「心象」風景とは』。いちおう、ここは哲学や心理学のブログではないので、「随想」レベルに落として。
 行為主体にとって風景そのものは、実は心象風景です。
   ふむふむ、我ながらなかなか気持ちのよい一文ですね。
 通勤途上の景色、旅行中の景色、それらは決してなんらか「客観的な」 ものではありません。すべて、それを見ている自分の「心」を通してのみ、存在しているのです。
 いつも見る道端のネコについて、昨日の自分にとってのネコと今日の自分が見ているネコとは同じネコではありません。
 ある会社の廊下は、新入社員の時と課長の時と退職後たまたま訪れた時とで、そもそも異なる風景的意味を持ちます。
   ほら、具体的に言っていくと、当たり前でしょ。当たり前のことをいってるだけです。
 いわゆる「心象」と異なる点は、いわゆる「心象」が指示する事態が自分の「そのときの気持ち」であるのに対し、つまり、「悲しいときは風景に悲しみが投影される」 といった意味であるのに対し、そうではなくて、一般論では、風景の枠組みが既に自分の感情的認識に投影されて作られる、という意味です。もちろん、感情以外の心も投影されて作られるのですが。冷たい雨の時はその冷たさも修正的に投影される、というわけです。
 この当たり前さは、気づかれないけれど、十分、日常を規定します。
 他者に提出された見慣れたはずの風景は、新たに意味を突きつけてきます。写真のことです。一方、自分が切り取らんとする見慣れた風景は、まず切り取る行為において自分の枠組みから外れることはできません。
 「何だ、写真論か」 というと、さにあらず。
 ついで、同様に、日々の出来事も、実は出来事ではありません。ある出来事は、出来事の連続の一片であり、スナップショットによる切り取りです。
 「今日は美術館に行ったよ」 「昨日は課長に怒鳴られた」 という出来事は、けしてそのままでは行為者に対して意味を持ちません。
 「今日の美術館」 とは、あるときは残業で詰めきりの時に日曜の午後、会社帰りにヤケッパチで行った「美術館」であり、二度と思い出したくもありません。「昨日の課長の怒鳴り声」 は、あとで同僚連中に、よくやった、さすがだね、と褒められた抗議の際のものであり、おかげでその後の1週間は楽しく過ごせた思い出の怒鳴り声です。
 人は、物事を切り取っているようでも、決して切り取ってはいないのだ、という随想。まあ、具体的には「人の伝記」のことだとでも思ってください。
 人間は、個人として、その生について、トータルなものなのです。
 このトータルさに、異種的に、驚きをもって、追加されていくものが、他者の生なのであります。
 
 さて、雑知識ですが、レジ袋ってリサイクルされると思います?
 (すでに例の)反論マニアの武田氏によるとレジ袋って、それ自体、廃品製品だそうですが。
 ってゆうか、川崎市のプラスチックゴミ、って正直なところは、何と何だけが、リサイクルされるんでしょうね。
 さんざん宣伝してプラマーク分別とかやってるけど、トレイだけのような気がして(あとは燃す)、すごい疑い。
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人民の自由は弄び得る

2017-02-25 21:16:24 | その他
 こんばんは。目がかいい。かいいは全国弁か? まあ鼻水よりずいぶんまし、多少腫れてるけど。
 昨日はプレフラだって、アルバイトには関係ないけど。あほくさい提言だ。3時に会社でたって普通行くとこないでしょ。最近の若いのはそうでもないのかねえ。美術館だってすぐ閉まるし。3時から呑んだら酔いすぎて帰れないよ。
 で、本日はお客様。本日も、か。3月近辺は、人間、なんとなく旧交を温めたい気がしますかね。実際、社内でもよく昔の人に会うんですよ。

 さて、昨日、社内に落ちていた建築業新聞を読んだら中小工事業資本家もずっと儲かってるみたいだね。アベの借金バラマキ財政も土木資本家にだけはともかく慈雨のようだ。
 さらに安賃金労働者も、安賃金に限って、相変わらず引く手あまた。
 かくて保育園は作っても作っても後から後から需要が押し寄せ。安賃金派遣保育師も相変わらず引く手あまた。安賃金に限ってですが。なんとも「景気のいい」ことで。
 
 というわけで本日は、支配者の手口を。
 人が自分の自由にしがみつくのを権力者たちは、「得たり、おう」 とばかりいいようにもてあそぶ、というわけで。
 さて、上記のような事態は、労働者の2極分解といいます。
 資本家は、労働者の給料を下げるなんてことは反発が強すぎるから、新しく会社を作って新しい給料表にしてそこに労働者を移させたり、安い労働者(「俺はやりたいことをやるんだよ」)を雇ってとりあえず被指示労働をさせて、制度定着したら「同一賃金同一労働」だのとぬかして管理職以前のやつらは派遣系と取り替える。(「正社員になれたよ」)それで一見、派遣系労働の賃金が上がったようでも、会社全体ではうまいこと「働かない無駄飯食い」が「以前の給料の半分で働く労働者」に全とっかえされる。
 で、しかし、賃金が半分にされては人民大衆は消費ができない。消費できなければ資本過剰で日本資本主義は潰れる。が、世の中家族制度というものがある。みんなで生きれば恐くない、これがほんとの「家族賃金」 (社会科学上は男子1人分の賃金を指すのだけれど)。
 夫婦一緒で家族賃金、母子家庭でも親と一緒で家族賃金、うまくいけば子ども二人の学費もなんとかなるかも、というわけだ。
 専業主婦など夢の夢。保育園が足りることなどあるはずもない。(まことに「女も働けてうれしい」)
 という、まあ、思えばその通りの進行を、って、「思う」んじゃなくて、この30年現実に見て感心しているところ。
 それにしても、これは別テーマだけど不思議なのが23区内で賃貸に住もうという気持ち(交通費の出ないアルバイト等の方は除く)。生活体系が違うんだろうけど、遠くの安い地域に住んで、家賃分をためて子どもの学費にしたらいいと思うのは、私が都市サラリーマン階層の息子だからでしょうか。みなさま、多摩川渡った中古なら、家賃でもローンでも値段半分ですぜ。ローンなんてとんでもない? いやいやいやいや。それは違う。多摩川渡った中古は、絶対、都内家賃よりローンのほうが、額面で、安い。
 
 ま、そういうわけでこの時間です。
 本日はブラタモリの後となりました。ここのところ、1週間で安らぎを思える番組はこの1編だけ。だけ、って他に見るのは、ニュースと天気予報と将棋中継と日本百名山が全てですが。
 いいんねえタモリ。見てるととても安心します。そこらの自称左翼よりよっぽどの信頼です。この前は「20歳の思い出」と問われて「20歳の涙」と応えていました、そういう人でさあ。
 この番組、さらにいいのが要所に出るスチル写真(静止画)、そのうち静止画作者も名を挙げるでしょう。さらについで、井上陽水の歌、私にとってはアンドレ・カンドレ。50年前の雰囲気ぷんぷん。こいつで自分のフォークシンガーの素質に多少揺さぶりをかけられ、長谷川きよしにダメ押しをされ、その夢を吹っ切ったおかげで、私もこのようにこの150年来世界で唯一の社会科学者になれた、というわけです。世の中何が幸いするかはわかりません。
 というわけで本日も9時を迎えたので、おしまい。お後がよろしいようで。
 
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詩写真

2017-02-18 17:05:21 | コーヒーブレイク
 こんにちは。東京地方、昨日はほんとに春の陽気でした、花粉が飛ばないだけ春よりずいぶんいいし。残念なのは若葉が出てないことですが。対して今日は寒々しい。今お客さんが帰ったしね。
 
 さて、新聞世間は相変わらずトランプ。金の息子の暗殺というのもあるけれど、こちらはなんといってもキチガイの仕業でコメントのしようもない。
 トランプも世間におまかせなんだけれど、今日テレビで見てたら、いかにも言うことがファシズムで。これはあまり世間の人は感じないかな、と。
 ざっとネットを見ましたが、某K派が、40年来、気に入らない者向けに使っている悪口でファシスト呼ばわりしているだけのもよう。
 そうじゃなくて、当人たちはファシストではないけれど、状況に応えた政策提示がファシズムに近い、ということで。アメリカ白人を守るため、海外資本とイスラムをシャットアウトの大規制を! それしかない! ちゅうわけ。
 これを「民族主義」と呼ぶ人が多いですが、民族主義なんちゅうものは社会科学の概念ではない。ま、「準」ファシズムです。
 ファシズム、すなわち、資本主義過剰生産の行き詰まりによる労働者反乱を抑圧し、過剰生産を国家主導で打開すべく支配権力者がしかけた経済(-社会)規制体制のことです。
 (ところでアホのMS・IMEが変換する「期性」(きせい)たあ、いったいなんのことだね)
 ファシズムは世界戦争による経済体制の変革(不要な資本のリセットと人民の平等の進展による大衆資本主義の拡大)で解消されたけれど、今度は泥沼しかなさそうだ。今のところ相手がイスラムなのが、まだ「ファシスト」にまでなる必要のない状況、というわけ。
 こういうのも、展開しないとわからないので、ま、感想ね。
 
 さて、本日は、今年も決まりました中原中也賞。
 なんですが、今回はどの候補者も感情の薄さが目立ってお薦めできず。薄いなあ、、、可哀想というべきかもしれないほど。人生は1回ですぜ。何が面白くて生きているのか。詩人なんてどうせ、なんでも楽しめる庶民じゃないんだから。
 それにしても毎年非中也的な詩ばかりが受賞、さすがに客観的にも選者が何も考えていないと断定できそうに思われます。北川透とか佐々木幹郎とかいるのに何を考えているのだろうか。おそらくは年寄りの諦観なのだろうと思うのですが。「いまどき要求するほうがムリ」みたいな。
 
 で、わたし的にはこちらのほうがおなじみなった谷内修三さん。いつも詩人を検索するとこの人がブログで評を書いていて、その評が奇をてらわずまことにしっかりした評。
 いいね、こんな存在。今回も候補者の批評はほとんど網羅。
 ご本人、詩人ということですが、なにも無理して詩を書くことはない。なにしろとてもお人柄のよさそうな顔をしている。(検索でご当人の詩はすぐ見つからない、が無理して探さない)

 さて、遅ればせながら、久しぶりマイフェイボリットシング。
 そのブログに2年前から嵯峨信之のコーナーがあるようで、もしかすると、と検索すると、これが、あったね、朝焼けの大淀川。43番目にある。あるけど、わたしが覚えているフレーズだけで終わってしまってる。ざんねん。短詩だから。あと数行なんですが。谷内という人は客観的なので正しく、たいしたことない、と認識したようで。
 ま、詩集を借りたりすればいいんだけどね、そういう問題じゃないんだよね。
 詩集の字を読んだからって何かが甦るわけではない。そこまで自立的に立派な詩ではない。
 しかし、他者が語ればそこに新しい世界が広がる、場合がある。「嵯峨さんここにいたんだ、ところでここはどこ?」 みたいなもんさ。なにしろ他開的なわたし。
 けなしといて何をお前はいってるんだ? というと、あれは写真とコラボなんだよね。日本交通公社の雑誌「旅」、1973年近辺所収。10年位前、俳句写真とかあったじゃん。あんなもん。写真家不明。
 芸術的には少しインチキだけれど、受け手には芸術とか関係ないもんね。
 
 といえば、中原中也詩集に大竹新助の写真コラボがあるんですよ、これがまたなかなかよろしい。今ざっと検索しても出ないのはなぜかな。
 
 
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