礼儀の基本は、まず声を出して、あいさつをすることからだと思います。
「こんにちは」「さようなら」「おはようございます」「こんばんわ」等々、日本語には色々なあいさつの言葉がありますが、空手道場のあいさつは一つだけ。どんな場合にも「押忍!」の一言だけです。
礼儀を重んじるはずの武道の世界で、この一言だけでいいの?と、疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、あいさつというのは、言葉の使い方だけではないのです。
一種類しかないからこそ、そこに心をこめないと、相手には伝わりません。自分の気持ちを、たった一言の「押忍!」に載せて、相手に届けることを学ぶ。それを実社会に戻った時、豊かな表現を持った日本語で表すことで、本当に心からの、あいさつになるのではないでしょうか。
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