今日も雨模様の朝ですが・・・ 七月二日は雑節の「半夏生」で、
田植えを済ませた農家が休息をとる日です。
この日に降る雨は「半夏雨」 と呼ばれ、この日の天気によって
一年の豊作を占う習慣があったとか。。
田植えを終えた田んぼから、田の神様が天へ昇って行くのが
半夏雨になったとも言われ、大雨になることが多いと言われ
ています。
また、この半夏生の頃に花が咲く植物に「半化粧」がありますが、
混同されて「半夏生」とも書かれるようになったそうです。
散歩道に咲く、半夏生(半化粧)。
「半化粧」は花の咲く頃になると、葉っぱの半分だけが、白粉を塗ったよう
に真っ白になり、花は地味な穂で 葉っぱの方がよほど目立ちます。
半夏生は花よりも、この白くなった目立つ葉っぱの方で、
虫をおびき寄せて受粉しているのだそうです。。
尚、半夏生は花が咲き終わって夏の盛りの頃になると、葉の白い
部分は色落ちして(化粧を落として?)、スッピンの緑色っぽくなる。
花(繁殖期)が終わると虫(男)を呼んで受粉する必要も無くなるせいか?。。
植物の戦略も色々あって面白いですね! 。(^o^)/