草花好きのひとりごと

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日本桜草の簡単な?育て方8.植え替え2(植え付け)

2011-12-17 | 日本桜草の簡単な?育て方
この記事は2013年以降更新していないため、現時点では栽培方法として不適切と考えられる内容が含まれている可能性があります。

桜草を植える鉢の大きさは、花が咲きそうなサイズの芽を植えるとして、と言っても品種や育ち具合によって差がありますが、1芽で3.5号鉢(直径約10.5cm)、2~3芽で4号鉢(直径約12cm)、4芽で5号鉢(直径約15cm)、といったところが一応の目安になるかと思います。

用土は、桜草は他の多くの草花と同じように育つので、草花用培養土など他の草花を育てるときと同じで構いません。


自分で混ぜ合わせる場合の例は、小粒の赤玉土を6割に腐葉土または堆肥を4割にして、くん炭を5~10パーセントくらい追加、根腐れが気になるようなら小粒の軽石を2割弱くらい追加(これでだいたい赤玉土・堆肥・軽石が3:2:1に)といったところでしょうか。
近年根腐れが頻繁に起こるため再検討中です(2013.11.28追記)

まず、鉢底の穴の上にネットなどを置いてから、鉢の深さの4割程度まで用土を入れます。

そこに、一つ一つ分けておいた芽を並べます。
芽の真上あたりに花茎が伸びることが多いので、咲いたときの姿を想像して位置を決めます。

芽の先端のそのまた先に来年の葉や花になる芽ができるので、できるだけそちらの方向に余裕があるようにします。
鉢の縁にぶつかるような位置に芽ができていると、潰れたような形になりますが、開花には大した影響は無さそうです。

芽の配置が決まったら、土を入れます。
土を入れたときの勢いで、芽の位置が動いてしまうのはよくあることなので、指で軽く押さえながら土を入れるといいでしょう。

芽の上に1cmくらいの土が被さるくらいまで、土を入れたら植えつけは完了です。

鉢底の穴から透明な水が流れ出るまでたっぷりと水をやります。
品種名がついているものなら、忘れずに名札をつけておきましょう。

鉢を置く場所に余裕があれば、小さい芽も同じように植えておくと、次の年以降に花が咲くようなサイズに育ちます。
芽が小さいので、鉢の大きさに対する数は、花が咲く芽よりも増やせます。

下に、植え付けの深さを示した図をアップしておきます。


(次は9.育てる場所(日当たりほか))
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