30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

夏の果菜類ーオクラ

2008-07-12 | オクラ

わがBigFarm菜園で、いま生育中の果菜類をずっと紹介してきた。狭いながらも案外と多種育てているものだとあらためて思う。
ナス、ズッキーニ、キュウリ、トマト、ピーマン、マクワウリ、トウモロコシ、カボチャ、スイカ、ニガウリ、トウガラシ、そしてきょうのオクラで12種になる。今回の果菜類シリーズでは、意識して花をトップに持ってきた。花が咲かないことには実をつけない。見直しました。こんなにきれいだったのですね。

果菜類のアンカーはオクラ。これはうまい。夏野菜の中でも好物だ。毎年必ず作る。ことしも、角オクラと島オクラの2種を作っている。島オクラのことは何度も書いた。これはお勧めだ。
花が咲いて数日で若サヤになる。成長が早く、うだるような7月、8月の暑い中、ちょくちょく畑に収穫に行かなければならないのが難点だが、うまいオクラを食べられると思うとこれが億劫にならない。やはり若どりがいい。大きくなると筋っぽくなる。
収穫期間が長く、夏の終わりまで味わうことができる。わたしの調理法は簡単で、ゆでてドレッシングかマヨネーズをかけて食べる。これがシンプルでいちばんうまい。ベーコンとの油炒めもいい。
オクラ栽培のポイントは、いかにうまく発芽させるかにかかっている。長年やっていても種をまくたびに神経を使う。どの本にも、発芽させるには、種を一昼夜水につけておくこと、地温を高くすることーと書いてある。それにオクラは移植を嫌う。初期の生育が遅く、ほんとに育っているのかと心配するほどだが、6月中旬にもなると今までの遅れを一気に取り戻すかのようにぐんぐん大きくなる。

▽暑くなると元気になるオクラ。
次々と花を咲かせてはサヤを作っている


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夏の果菜類ートウガラシ

2008-07-11 | その他

トウガラシを見ているだけで汗が出てくる。そんな体質にいつのまにかなっていた。カレーという言葉を聞くだけで首や額にじんわりと汗が出てくるしまつだ。カレーは嫌いではないのだが、味わうというよりも汗との戦いになる。だからピリ辛料理を外食できない。外でタオルを首にぶら下げて食べるわけにもいかないから、ピリ辛料理はもっぱら家庭ということになる。

トウガラシはいま4株ある。育て方はピーマンと同じだ。しかしトウガラシのほうは申し訳ないがまったくと言っていいほど面倒を見ない。青唐辛子は食べないので赤唐辛子になって、はじめてわたしに「できたよ」とアピールする。澄んだ鮮やかな赤がいい。トウガラシは、その姿と色合いが絵になる。もちろん食用にするのだが、これだけ作れば優に1年分はある。生で食べれる分は冷凍しておけばいい。スパゲティはこの生トウガラシを使う。ほとんどは干して乾燥させて保存する。


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夏の果菜類ーニガウリ

2008-07-10 | ニガウリ

暑くならないと元気にならないのがニガウリ。やっと雌花をつけ始めた。ニガウリにも雄花と雌花がある。最初は雄花ばかりが咲く。雌花が咲かないことにはニガウリができない。ニガウリにはツルを誘引するためネットを張ってある。旺盛にツルを伸ばし、ネット全面を葉で覆ってしまう。それでも雄花ばかりで雌花が出てこない。これはいつものことで心配はないのだが「どうしたのだろうか」と思ってしまう。よく観察すると、あった、あった、小さなニガウリの赤ちゃんが誕生していた。
しかし、この陽気が気になる。猛暑というか、炎暑というか、どうにもならないほどの暑さがニガウリは好きなのだが、いまだにそんな日がない。こちらとしては猛暑は困りものだが、ニガウリには炎天が似合う。
青々としたニガウリ。炒めてかつお節をかけ、しょうゆを落として食べる。これは私の好物。ニガウリというだけあって、確かに苦い。それが暑気を払うのにぴったりの味だ。この苦さ、冬に食べたらまずいだろうなと思う。まさに夏の食べ物だ。


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夏の果菜類ースイカ

2008-07-09 | その他

きのう取り上げたカボチャの人工授粉はわたしのお遊びで、いつもは自然交配にまかせている。果菜類の中で、スカイだけはまじめに人工授粉をしている。写真上は左が雄花、右が雌花だ。見た目では区別がつかない。雌花には小さな子房が花の下についている。

スイカはカボチャと同じくかなりの栽培面積を占める。狭い菜園では作りたくてもできない。スイカはいちどは作ってみたいものなのだ。菜園が昨年に倍近くに広くなったのを機に始めたのだが、難しいものだと思い込んでいたのだが、結果は上々で意外にうまくいった。ビギナーズラックというのだろう。これに気を良くして今年も作っている。

昨年は参考書通りに対応していたのだが、今年は横着になり手を抜いている。小まめにやるのが一番と知りながらもつい面倒になって手を抜く。これか結果にどう影響するか。しかし手を抜くにしても基本はしっかりと頭に入れて対応しているつもりだ。

スイカ栽培のポイントは整枝・摘心と人工授粉だ。整枝・摘心は手を抜かないが、人工授粉のほうはこの雨模様ではなかなか畑に行けない。しかし手を抜いてもアブやミツバチが飛び交って自然交配するから、あまりこだわることもない。スイカが日々大きくなっていく。これを観察するのはなんとも楽しい。収穫できただけでも満足なのだが、包丁で割った瞬間、完熟ものなら感動だよ。


▽赤ちゃん誕生


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夏の果菜類ーカボチャ

2008-07-08 | カボチャ

カボチャの受粉は、自然交配にまかせている。ハチなどの昆虫が飛び交っているから人工授粉にこだわらなくても自然交配で十分なのだが、つい人工授粉をしてみたくなる。

朝早く畑に行くと清々と花が咲き開いている。ことしはじめての人工授粉をしてみる。上の写真は雌花。すでにハチが中にいる。これでは人工授粉してやることもないのだが、確実にするため雄花を摘んでその花粉をつけてやった。下の写真がそうだ。 そこから実がなると、自分が赤ちゃん誕生に手助けしたみたいでいい気分である。人工授粉は天気が良い午前中がいい。梅雨のこの時期は雨模様が多いので、つい忘れてしまいがちになる。カボチャは放任して自然交配にまかせていいから気が楽だ。いま多くの実をつけている。

今年のカボチャは苗を購入しないで、はじめて種から苗を育て5月初旬に定植した。3株ある。菜園でカボチャを育てるのはぜいたくである。なぜなら場所をとるからだ。狭い菜園では作れない。ツルが旺盛に伸びで隣のウネにまで侵入してくる。やはり、いまそれで困っている。絡み合ったツルの下をのぞくと、生まれたばかりの赤ちゃんから収穫まじかなものまで転がっている。3株を植えただけに個数も多い。カボチャは見た目も立派だから収穫できると喜びも大きい。

▽雄花の花粉を雌花につける

▽これは雌花。雄花と雌花の区別はすぐわかる。花の下に子房がある。

 ▽果菜類は受粉するとそん後の成長が早い



▽第一号の収穫がまじかだ


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夏の果菜類ートウモロコシ

2008-07-07 | トウモロコシ

いまは夏の果菜類を続々収穫中だ。
きのうはトウモロコシ。かみさんの分と2本をもぎ取って食べた。試し取りだが、やはり3、4日早かったみたいだ。それでも食べるには問題はない。トウモロコシを口にすると、夏だねと実感する。ナスだとこうはいかない。

トウモロコシは強い。栽培も簡単だ。気をつけるのはアワノメイガという害虫だ。これをやっつければご覧のようなトウモロコシをだれもが自分で作ることができる。BigFarmでも一回だけ殺虫剤を使う。小さな菜園でさえそうなのだから大きな農場のトウモロコシ栽培に殺虫剤使用は避けられない、ということがわかる。自分で作っているとそんなことが分かってくる。あまりに見た目がきれいなトウモロコシを見るたびに、?と思う。しかし、殺虫剤使用が一概に悪いわけではない。使用制限を守ってくれればいいのであって、きれいなトウモロコシを作るために過度に使用されると困るのである。といってもどこまで使っているか、消費者にはそれがわからない。 
 


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夏の果物ーブドウ

2008-07-06 | ブドウ

 

住む町のきのうの気温は32.5度だった。きょうも暑い。かみさんが茶の間から猫額庭のブドウ棚を見ながら「袋掛けはいつするの」と聞く。いつもの年ならとっくに終わっている作業だ。ところが今年はまだやっていない。どうも面倒でほうったらかしにしてある。しかし、内心は雨が降るたびに「早くやらなければいけないなあ」と思っている。雨が降るたびに病気が徐々に広がるからだ。

「手伝ってくれる?」「手伝うよ」。これでやる気になった。しかし暑い。二人で午前中いっぱいかかって袋掛けを終えた。体中から汗が噴き出す。汗だくになってしまいシャワーを浴びる始末だ。昼ごはんを食べながらブドウ棚を見上げるとその表情は一変している。白い袋がなんとも涼しげなのである。

袋掛けを終えれば、あとは収穫を待つだけとなるのだが、そのまえに憂鬱な戦いが待っている。それはヒヨドリとの戦いだ。いまのブドウには見向きもしないのだが、熟して甘い香りを放ち始めるとやってくる。2、3年前からは、学習したのだろうか、袋を破って食べてしまうのである。これにはまいった。とうとう昨年はブドウ棚全体に防鳥ネットをかぶせた。それにしても人間より早くブドウが熟したのをどうしてわかるのだろうか。


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夏の果菜類ーマクワウリ

2008-07-05 | その他

きょうは暑くなるというので、朝早く起きて野良仕事。果菜類の花を見るには朝がいい。それに人工授粉しなければならないのに、最近はさぼってばかりだ。スカイにカボチャ、マクワウリの人工授粉を行った。カボチャは昆虫に受粉を任せておけばいいのだが、スイカとウリは人工授粉したほうが確実だ。朝から蒸し暑い。「けさは疲れたな」「人工授粉で疲れてしまったの」「……?」

写真はマクワウリの花。キュウリの仲間だけにキュウリの花とそっくりだ。このところ葉菜類の花にばかりカメラを向けている。こんなにじっと見つめるなんてことはいままでなかった。それだけにきれいな花だねと見直している。

このマクワウリ、あの黄金色に輝くウリ。小さいころはスイカと並んで夏の果物の代表だった。氷を割った水の中に浮かんでいたものだ。最近ではメロンが出回るようになりすっかり見なくなった。まったくと言っていいほど口にしていない。

この春、種苗店で苗を見つけた。懐かしくすぐに喜んで買った。苗を黒マルチしたウネに植えたのはいいのだけど、カボチャやスイカのように親ズルを摘心しないままほったらかしにしておいた。やたらツルは伸びて元気なのだが、いっこうに実をつけない。こりゃあダメかと思って絡み合っているツルをよけてみたらちゃんと実がなっていた。これから黄色く色づいていく。一つでもいいからちゃんと実がなってほしい。そして小さいころのあの味をたしかめてみたいものだ。


▽雌花。うまく授粉できればすぐに大きくなる。 

 

 


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夏は果菜類ーピーマン

2008-07-04 | ピーマン

この3日間は登山の報告を書いていたので、夏の果菜類の生育記録が中断した。この時期は山が好きだからといって出かけてばかりいられない。夏の果菜類の収穫が始まったからである。畑のほうが気になってしかたないのである。

ここまでナス、ズッキーニ、キュウリ、トマトと書いてきた。きょうはピーマン。今回の夏の果菜シリーズは花をトップに持ってきている。そこできょうはピーマンの花。小さい花なのでなかなかピントがあわない。

この1週間ほど前から果菜類を収穫できるようになってきた。夏である。ナス、トマト、キュウリ、それにピーマンだ。これからは毎朝起きたらすぐに畑に行かなければならない。

今月中旬になると、キャベツとブロッコリーのタネまきだ。秋野菜の準備になる。これも毎年書いていることだが、登山と野菜、この趣味はいずれも季節を追っている。季節を先取りしていると時があっという間に過ぎていく。


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速報 朝日連峰ミニ縦走(その3)

2008-07-02 | 登山

 朝日連峰ミニ縦走(その3)
ー古寺鉱泉~大朝日岳~竜門山~日暮沢ー


朝霧に濡れたウスユキソウを初めてみたとき「涙をためた明眸のようだ」とわたしは感じた。
今回、その姿のウスユキソウにまた会えるとは!

2日目。いやあ、幸運でした。こんなことってあるんですね。天気が崩れることはわかっていたが、竜門小屋を訪ねたくて予定のコースを歩くことにした。当然展望は期待できない。ただ黙々と竜門に向って歩く覚悟でいたのだが、それがなんと! 西朝日岳から竜門山の間に次々と素晴らしいお花畑が現れた。こんなにお花畑があるなんてわたしは知らなかった。それだけに内心小躍りするくらいうれしかった。それも本命中の本命であるウスユキソウの群落が次々とあらわれたのだから、これにはびっくりした。満足でした。おなかいっぱいに満足しました。やはりできすぎでした。朝日連峰は遠来の友をこころよく迎えてくれたんだなと思いたくなるような2日間でした。


天気予報は初日が晴れ、2日目が曇りのち雨だ。2日目のコースをどうするか。リーダーであるわたしの判断が難しいところだ。
天気予報を信じて、当初予定のコースを逆に取った。これが功を奏して初日に古寺山から朝日連峰のパノラマを見ることができた。そのうえヒメサユリが咲き、スプリングエフェメラルが花盛り、さらに頂上周辺ではウスユキソウまで観賞できた。当初の目的はありがたいことにほとんど達成できていた。たぶん皆さんも同じ思いだろう。
だからこそ、この先天気が悪くなるのなら、なにも竜門に向けて縦走を続けるよりも来た道を戻ってもいいかなというムードであった。わたしも初日がすばらし山行になり満足に近い気持ちでいたから、それならそれでもいいかなと同じ気持ちでいた。
しかし、わたしは、できるならば予定通り竜門山を経て竜門小屋を訪ねてみたいという気持ちを捨てきれないでいた。過去4度の朝日連峰の歩きはいずれも竜門小屋が起点といってもよかった。それに今日は竜門小屋には
西川山岳会の皆さんがいるはずだ。ひさしぶりに会ってみたい。その思いが強かった。それにこれから先の縦走コースは夏道がほとんど顔を出し問題はないと、きのう竜門から歩いて来た人に聞いて確認している。少々ガスって雨が降ったところで稜線歩きは2時間半ほどだから、この天気模様だと何とか行けるのではないかと考えていた。

「どうしてそんなところに寝ているの」。その事情は前回話した。おかげでわたしは寝不足だ。
本間さんは焼酎を飲みすぎて寝言といびき。酒を飲んでいるとある時点からころっと口調が変わる。それがサインだ。なんのサインなの? うーん。

山本さんはビールを飲みすぎてご機嫌だった。その山本さんのザックはなんとマウンテンダックスのラトック。避難小屋1泊の山行で使うザックではない。なにが入っているのか。ほかの2人はわかっているようだ。出てきた。出てきた。ビールが4、5本出てきた。ごちそうになりました。冷たいビールを。
女性のmameさんが「シュラフの下のマットがびしょびしょだよ」。隣で寝ていた本間さんが夜中に自分の酒をこぼしたみたいだ。ごめん、ごめん、と神妙に謝っている。山本さんはシュラフの袋がないとマジで探し回っている(たしかにないと困る)。団体で山に行くとなんとも面白いことが起こるものだ。

 
朝食のコーヒーを飲みながら同行者に相談。出発する前に雨が降ってきたら来た道を戻る、降らなければ予定どおり先に進むということになった。


 朝5時出発。雨は降っていない。予定通り中岳に向かって進む。
正面に中岳。夏道が雪の下から出ているのが見える。
少しずつガスが出てきた。雨は降っていない。

振り返るとガスが出てきた。大朝日岳が鋭いピークに変身。
見る角度でこんなにも違う。



縦走路は一部雪の下だが、問題はなかった。
中岳を振り返る。大朝日岳はその右。ガスに隠れた。

 西朝日岳。ちょっと前からとうとう雨が降り出し雨具をつけた。
幸いにも小雨で降ったりやんだりの状態。風がないことが何よりだ。
実はリーダーのわたしが一番ほっとしているのかもしれない。



さあ、ここからだ。予期しなかったウスユキソウのお花畑が次々と出てきた。
すごいよ! それも竜門小屋まで続くんだから。

結論を先に言おう。
わたしのカメラではウスユキソウの群落の広がりを撮ることができない。
なんとか表現できないか。やはり無理だ。しかたない。これで我慢するしかない。

  

女性のmameさんは動物にくわしい。わたしにデジカメを見せて「ゾウムシの交尾を撮れたよ」。
ガマガエル、クワガタ、カタツムリを次々と見つける。これも交尾中の一瞬を狙っている。

不思議な人だ。わたしはすっかり枯れてしまって、菜園のカボチャやスイカの人工授粉がもっぱらだ。

 7時40分、竜門山を下っていくと分岐に出た。ここまで来たら安心だ。
ここを右に曲がって日暮沢に下山するのだが、
皆さんにおねがいした。すぐ下の竜門小屋まで足を進めたい。OKだった。
わたしが行きたいのはもちろんだが、
みなさんも今後のために竜門小屋を見ておいたほうがいいと思ったからだ。

すぐに竜門小屋が現れた。懐かしい。私が知っている竜門小屋は今はない。
数年前に建て替えられたからだ。真新しい小屋だ。小屋の前にこた水がひかれている。
これは以前と同じだった。きのうは西川山岳会主催のウスユキソウ観賞会があった。
メンバーはもう帰ったのだろうか。小屋のドアを押して中に入った。8時近くなるのに大勢の人がいた。
すぐにぴんときた。西川山岳会と応募した人たちだなと。「西川山岳会ですか」。そうだという。
小屋の中は昨晩の宴会のニオイが色濃く残っていた。たぶんそうとうな盛り上がりだったのだろう。

するとわたしの目の前の小屋番の部屋から姿を現した人物がいた。西川山岳会の親分の遠藤さんだとすぐにわかった。わたしは以前一度会っているからである。面白い展開になってきたぞ。同行した女性のmameさんには、今回朝日連峰を歩くにあたって、この山をベースに活動している西川山岳会のホームページを教えた。mameさんもこの山岳会の皆さんの人柄にひかれたようだ。そのなかでも遠藤さんに。
その遠藤さんが目の前にいるのだからmameさんもびっくりだ。mameさんの熱い希望でツーショットが実現した。こんな出会いができるなんて、やっぱり山はいいね。mameさんも大いに喜んだ。じつはわたしも大満足である。竜門小屋を見ることができたし、西川山岳会、それも遠藤さんとお会いできたのだから。昨日の大朝日小屋の大場さん、佐藤さんに続いてこんな人との出会いがあるなんて、いいよなあ。
30分もお邪魔してしまった。皆さんはこれから朝食兼昼食だ。「どうですか、食べませんか」。じゃあ、といいたいところだが、ぐっと我慢した。「ウスユキソウの南寒江山さんまですぐだから行ってみませんか」。行ってみたいのはやまやまだが、帰りの時間も気になり南寒江山には行かなかった。ここまで来る道に連続したウスユキソウのお花畑で十分に満足だったこともある。

30分ほど小屋にいて「さよなら」を言った。小屋はすぐにガスの中に隠れた。
先ほどの分岐まで登り返して、いよいよ下山開始だ。



あでやかなシャクナゲがお別れに。



9時にユウフン山。ケータイがつながった。
タクシー会社に12時30分に日暮沢小屋に来るよう電話した。



清太岩山

日暮沢への道はブナの林が素晴らしい。
急いでいたので写真を撮ることができなかった。色白の美人ブナばかりだ。
12時35分、日暮沢小屋到着。タクシーが待っていた。
出発して少し行くと本降りになった。
なんかいいこと続きの2日間だった。

 

朝日連峰は今回もわたしにいい思い出をつくってくれたようです。
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速報 朝日連峰ミニ縦走(その2)

2008-07-01 | 登山

朝日連峰ミニ縦走(その2)
ー古寺鉱泉~大朝日岳~竜門山~日暮沢ー


古寺山から銀玉水まではヒメサユリロード。熊坂から大朝日岳を見る。小屋が見えてきた。

速報の2回目は古寺山から大朝日岳までの報告。

古寺山からの展望を堪能して大朝日岳を目指す。ここからはお花畑の道が続くのだからうれしくなる。
まずは古寺山から銀玉水まではずっとヒメサユリだ。まさにヒメサユリロード。わたしは若い時から「サユリ」にヨワイ。液晶テレビはシャープ、トマトジュースはカゴメだ。このヒメサユリのにぎわいは飯豊連峰の大日杉からお坪の道に匹敵する。
銀玉水からの上部から大朝日小屋、大朝日岳までは、チングルマ、イワカガミ、ウスユキソウのお花畑が出現する。
銀玉水の上部の急斜面は雪が残る。雪の状態がわからないので同行者にはアイゼンを持ってもらった。実際にはアイゼンなしでも上り下りできる状態であったが、アイゼンを着けると安心して登れた。ヤマは越えた。

 

遠くに以東岳。

 

どこを歩いていても雪解け直後の道にはシラネアオイ。



古寺山からは小朝日岳を目指すが、小朝日には登らないで直下をまいていく。



小朝日直下のまき道。



銀玉水とその上部の雪の急斜面が見えてきた。
やはりたっぷり雪が残っている。アイゼンをもってきてよかった。



まき道と縦走路の出会い。小朝日へ行くにはここから。

 

振り返ると小朝日。同行者が「北岳のバットレスみたい」。


大朝日岳の「y字雪渓」。

 

古寺山から銀玉水まではまるでヒメサユリロードと言いたくなるほど。
残雪の山々も初夏に移っていく。

 

 

銀玉水。ここの一杯を楽しみにしてきた。いつもうまいね。
大朝日小屋に水はないのでここで調理用の水と明日の行動の水を汲んでいく。
各自、合わせて少なくとも2リットルを背負ってもらう。

 

目の前は雪の急斜面。ここで使うためにアイゼンを持ってきた。
以前ここを同じ時期に上り下りしたときはアイゼンを着けていてもかなり緊張したことを覚えている。
今回は急斜面と感じることもなく、危険を感じることなく安全に登れた。不思議だ。

銀玉水の上部からは、ヒメサユリに代わって、
イワカガミ、チングルマ、そしてウスユキソウのお花畑になる。

 


 

朝日連峰のウスユキソウの群落には驚かされる。これほどの群落のある山はほかにあるのだろうか。私は知らない。ウスユキソウに目を向けるようになったのは、やはり年をとったからとしか言いようがない。
若い時は見向きもしなかったのだから。それが変わった。その健気さに心打たれるのだろうか。アルバムを引っぱり出してわたしのウスユキソウのベスト4を挙げてみよう。


北海道・礼文島
宝石みたいだった

  

早池峰 
なかなか見つけられなかった。

朝日連峰 



中央アルプス。


 大朝日小屋を目前にしてチングルマ、そしてウスユキソウのお花畑が現れた。
待望の再会だった。心行くまで眺めていたいのだがそうもいかない。
ウスユキソウはこの先、頂上まで続いている。わかっているだけにまずは小屋だ。 
じつはウスユキソウの群落は2日目がすごかった。
シチュエーションもピッタリのウスユキソウが迎えてくれたのだ。
これは明日報告する。やはりウスユキソウはしっとりとぬれていたほうが絵になる。

 

 大朝日小屋に着いたのが16時20分。
明日は天気が崩れるから今日のうちに頂上を踏むことにする。
ザックを管理人に預けて空身で向かう。

さすがに重荷から開放されて足取りもいくぶん軽くなった。 
頂上までの道はイワカガミとウスユキソウの群落。
イワカガミが元気だ。

 16時40分。大朝日岳山頂。
すでもガスが上がって、展望はない。
月山、鳥海山、蔵王、吾妻、飯豊という東北の名峰を見せたかった。
私は過去4回はここから展望を楽しむことができた。運がいいのだろう。

 

それでも南には祝瓶山とそこに続く山並みを見ることができた。
(写真は同行のYAMAMOTO氏提供)

 

避難小屋でも協力金として一人1500円を支払う。
消灯が7時30分だというから急いで夕飯の準備。
トリ鍋を女性のMAMEさんがてきぱきと仕切ってあっという間に作ってくれた。ありがたい。
「味はいまひとつかな」といっている。わたしには美味しかった。これほどのぜいたくはない。
山はたいがい一人で歩くから、山上の食卓はいつもは粗末なものばかりだ。



最後に到着したのが幸いしたのだろうか。我々だけが1階になった。
床にマットが敷いてる。いい場を得たもんだ。
食事中に、管理人の2人が話の輪に加わった。
常駐の大場さん、83歳、もう一人はお手伝いの佐藤さん、73歳。
2人は有名人だ。NHKで2人の山での活動を紹介したからだ。
わたしもその番組を見ている。
左手前がわたし。(写真は同行のHONMA氏提供)

常駐の大場さんはすでにかなり酔っている。ご機嫌の様子だ。
そのわけは、登山者が靴をすべてきちんと靴箱に入れていることにあるらしい。
「こんなのハズメテだあ、こんなのハズメテだあ」となんども靴箱の前に行ってはつぶやている。
この日は玄関に抜いたままの靴は一足もなかった。
ということは、これまでは散らかっていたのだろうか。
懇談の中で、大場さんが、大朝日の頂上から飯豊の石転ビ沢と小屋が見えるんだといった。
じつはわたしもそれを見ている。しかしだれも「ほんとう?」と疑う。
大場さんの言葉でそれが裏付けられた。

(写真は同行のHONMA氏提供)


佐藤さんは大場さんのお守り役だ。なにかと面倒を見ている。
大場さんの話が通じない個所が出てくると「ここはこういい意味だ」と“通訳”してくれる。
(写真は同行のHONMA氏提供)

8時に消灯。4人並んで寝た。前夜は夜行バス、そして7時間30分の歩き。アルコールも入っているから、ぐっすり眠れるものと思っていた。さらに、天気予報でコースを逆にしたことで所期の目的はほどんど達せしたものだから、リーダーとしてはいい気分である。

ところがである。私の両側の男性、山本さんと本間さんの寝言といびきで目が覚めてしまった。それからというもの両人のいびきと寝言が気になって、いっこうに眠れない。耳栓をしていてもダメだ。寝床を移動するしかない。玄関近くの板の間に移動した。浅い眠りだった。起き出した二人。「よく眠れたよ」だって。山本さんがぼそっと言った。かみさんが「あなたは寝言のほうがはっきりものごというわね」。うまい! これには笑ってしまった。

2日目は下山日。天気が崩れる。予定通りのコースを縦走して下山するか。
それとも来た道を戻るか。リーダーの頭を悩ます。
続きはまた明日。
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