30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

三春の滝桜ー艶麗の極み

2013-04-12 | 登山

 
4月10日は3分咲きというが観賞するに十分な姿だ。このアングルが一番の人気だという。


次に人気なのがこのアングル。まさに花が滝のように流れ落ちる感じがでている。


観桜日 2013年4月10日(水)
天気 晴れ
場所 福島県三春町
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅5:42=6:58水戸駅7:02=8:35いわき駅8:41=10:04三春駅(タクシー、相乗り)=10:25滝桜11:30(徒歩・町内の桜めぐり)-13:20三春駅13:31=14:52いわき駅15:05=16:40水戸駅17:06=18:40我孫子駅


「いいじゃないか」。三春の滝桜は3分咲きだという。少し早かったかなと不安でいたのだが、タクシーから降りるとすぐに赤い花をつけた巨大な木が目に飛び込んできて、こう叫んでしまった。タクシーに相乗りした人たちも同じことを口にした。よかった。よかった。

2013年4月10(水)に「三春の滝桜」を見てきた。前日の9日に「根尾谷の淡墨桜」から帰ってきたばかりだというのにだ。三春の滝桜はベ二シダレ(紅枝垂れ)だった。道理で赤が目立つはずだ。根尾谷の白い淡墨桜を見てきたばかりなので余計にそう映る。

3分咲き、いやもう4分咲きぐらいだろう。観賞するには十分な姿であった。むしろこちらの方は好きだと言う人もいる。もちろん満開がいいと言う人もいる。好みである。わたしはといえば前者である。ただし紅枝垂れに限っての話だ。そして3分咲きという早い時期に訪れることができてつくづく幸運だと思った。そのわけはこうである。

仙台に単身赴任していたとき、これでもかと紅枝垂れを見た。仙台で桜といえば紅枝垂れかと思うほどだ。とくに市内にある榴ヶ岡公園には多く植えられ開花時期は蒸せかえるような赤い色で埋まる。紅枝垂れは妖艶である。その狂おしいほどの色香と媚態に酔ってしまった。もういけない。これ以上その気に包まれていると溺れて抑制がきかなくなり道を誤るのではないかと思うほど、その熟した艶やかさに圧倒されて、のみ込まれそうになった。濃いのは苦手だ。ケバイのもだ。しつこいのもだ。尻込みしてしまう。それからというもの、紅枝垂れには距離をおいてきた。

そして幾星霜。三春の滝桜が目の前に。これが紅枝垂れだとそこで知った。わたしには満開の姿をすぐにイメージできてしまう。そのあまりの艶麗さに尻込みしてしまうにちがいない。なんともなさけないのだが、苦手なものはどうしようもない。それで「ああよかった。満開でなくて」ということになるのである。

見た目には3分咲きというより5分咲きに見える。咲き始めだから、あの満開の艶麗すぎる姿とは違って、まだ初々しさを漂わせて、優雅な品格さえ見せる。これならいいと胸をなでおろしたものである。たぶん今週末に満開を迎えるのだろう。コワイもの見たさで見たくもなるが、心を乱されない程度のこの3分咲きぐらいがわたしにちょうどいいのである。

これで、この春の日本三大桜ー山高の神代桜根尾谷の淡墨桜、三春の滝桜ーを巡る旅は終わった。


行きは駅からタクシーの相乗りで、帰りは街中の桜をめでながら歩いて駅に戻った。3分咲きとわかっていても次々と観光客がやってくる。わかってやってきている。しだいに増えるばかりだ。

さすがに三大桜のひとつだ。この滝桜も負けてはいない。その存在感に圧倒されるばかりだ。滝桜だけが一本あるだけの風景だが、それだけで壮大な空間をつくり、近づくとのしかかるほどの威圧感がある。
 

 

3分咲きでこれほどの景観を見せてくれるのかと驚いている。というよりも、ちょうどいいときにきたもんだとうれしくてしかたない。

さっそくに、滝桜を見るに一番人気のアングルの場所から、時計と反対回りにぐるっとひとまわりしてみよう。見る場所で様相は異なる。

 

 

 

やはりここでも胴周りに目が行ってしまう。滝桜は推定樹齢が1000余年。三大桜の中では一番若い。それだけにほかの2つの胴周りと比べるといくぶん細い。枝ぶりも元気だ。なによりもその花の見事さだ。

これで3分咲きというのだからわからない。

どうです。この頭上から覆いかぶさってくるような花の洪水。まさに桜の滝ですね。

右側面の姿。
 

 右側面から見るこの胴回りが気にいった。

裏から見る姿。 

 

 これは左側面。このアングルもいいね。
 

 

出発点に戻った。
 

わたしは2周した。それに行ったり来たり。1時間ほど眺めていた。よくもまあ眺めていられますねといわれてしまいそうだが、ほかの2つの桜もそうだが、これがあきない。

そろそろお別れ。後ろを振り返りながら退場しましょう。

 

 

 

三春駅までは歩いて1時間半ほど。町の中にもすばらしい多くの桜がある。これらを眺めながら駅まで歩いた。たしかに桜ばかりだ。それも紅枝垂れの巨木が多い。しかし、滝桜を見てしまうと、どうしても見劣りがする。これは仕方ない。町中の桜は十分に見応えがある。それを見てから滝桜に行くことを勧める。

最初に「神代桜」を見てから、この春によもやほかの2つの桜まで見ようという気持ちはまったくなかった。それなのに・・・。その理由は淡墨桜で書いたが、いまもそうだろうと思う。観光名所なんてと思っていたのに、3つの桜をめぐってすっかり満足している。それでもいまだに「こんなはずじゃなかった」と自分でもわからないでいるのだが、満足しているならそれに越したことはない。さすがに見応えのある桜ばかりでした。

ということで、三大桜に万歳だ。地元の酒「三春駒」で乾杯だ。
 


 

  

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