30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

山は錦繍に彩られていたーウトウノ頭

2009-11-08 | 登山


1587.9メートル


山行日 2009年11月7日(土)日帰り
天気 
山域 奥多摩
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子5:33=5:46新松戸5:51=6:46西国分寺6:55=7:03立川7:05=8:23奥多摩8:35=9:00東日原9:05-9:40鍾乳洞先の登山口-10:00三叉路-10:45巨樹ミズナラ11:05-11:15人形山-11:55篶坂ノ丸-12:35ウトウノ頭12:55-13:20篶坂ノ丸-ミズナラ巨樹12:55-15:00鍾乳洞先の登山口15:10-15:50東日原16:17=16:45奥多摩17:15=19:53我孫子駅


きのう、かみさんが海外旅行に出かけてしまった。残された私は家にいても仕方ないので久しぶりに山を歩いた。行き先は奥多摩のタワ尾根にあるウトウノ頭。尾根もピークもあまり知られていない。やっと山の紅葉に出会えた。それまでもやもやしていた気分がおかげでだいぶすっきりした感じだ。

ほぼ2カ月ぶりの山歩きになった。この秋は山行予定がいっぱいあった。もちろん紅葉が目的である。行く山をずっと前から決めていた。宿まで予約していた。ところが、いまひとつ気分がその気にならずすべて行かずじまいだった。これがこの秋のつまずきのはじまりだ。それからというもの「紅葉の山を歩こう」という意欲がわいてこない。農作業も一段落しているのだから行こうと思えばいつでも行ける状態だった。ところがどうも気分が乗らないのである。

こんな状態を抜け出すには無理して山に行くことが一番だということは知っていても、なかなか腰が上がらない。それでいて、このままだとこの秋の紅葉を見逃してしまうという焦りは十分に意識していた。

やっと腰を上げて行った山は今年6月に登った奥多摩のタワ尾根登山道が整備されていない。地図を見ながら、うすい踏みあとを探りながら歩く。ここの自然林は素晴らしかった。紅葉はいいはずだ。6月は篶坂ノ丸まで歩いたから、今度はその先にあるウトウノ頭と決めていた。ウトウノ頭の先は長沢背稜とぶつかる。

奥多摩の紅葉時期である。同駅はラッシュアワー並みの混雑だった。東日原行きのバスは2台で間に合わず3台まで出す騒ぎで、いずれも車内はぎゅうぎゅう詰めだった。
歩き始めてすぐに稲村岩が朝日をあびて紅葉の輝き。やっはり来てよかったと実感した。あのもやもやした気分が消えている。やっぱりいいもんですね。

こちらは日原川の対岸の紅葉。まだ朝日があたっていない。
日があたれば黄金の輝きとなるだろうになんとも惜しい。

今年の紅葉はいつもの年に比べてはやいという。心配した通りだ。もうここまで降りてきた。そうなるとこれから登る稜線の紅葉はもう終わりか?
やはり標高900メートぐらいまで降りてきていた。カエデの赤がひときわ美しい。

 

日差しを浴びると紅葉はいちだんと鮮やかさを増す。

左はこのコースにある「金袋山のミズナラの巨樹」。このところこれを目当てに訪れる登山者が増えた。
右は葉を落としたブナ。ブナは葉を落としても大きく広げた枝ぶりが美しい。私は巨樹よりもこちらのほうが好みである。

 

タワ尾根に乗るとまもなく出会った紅葉のトンネル。しかし登るにつれて稜線の木々は葉を落としていた。途中で合った人の話。「2週間前の10月下旬にもこの尾根を歩いているが、その時が見ごろ」だったようだ。そうなるとやはりことしの紅葉前線は、はやいようだ。そんなことをつぶやきながら深く敷き積もった落ち葉を踏みながら前回と同じ時間に篶坂ノ丸に到着。

篶坂ノ丸からウトウノ頭を目指す。ここからもやはり道は定かではない。尾根をはずさないように行けば問題ないとわかっていても慎重にコース取りをする。少し下ったところが1420~1430メートル。ここからウトウノ頭までは急な登りだ。その登りをおえて平たんな場所に出た。ここが頂上かと思ったら三角点がない。もっと先のようだ。大きな岩を3つぐらい越える。岩にはまき道がある。やっと三角点があった。
山頂を示す標識は一切ない。じつはここには有名な山頂標識がある。いや、あった。手づくりである。ネットで「ウトウノ頭」で検索するとその山頂標識の画像を簡単に見ることができるはずだ。私も実際に見たかった。しかしなくなっていた。ちょっぴり残念だった。誰かが持ち帰ったのか、それとも作者が修理しているのか。
ところで「ウトウノ頭」の山名だ。ウトウとは「善知鳥」で海鳥である。なぜ山に海鳥の名をつけたのか。だれもがそう疑問に思うだろう。だが、たしかな答えはないようだ。
わたしが「善知鳥」という名の地名をはじめて知ったのは、以前に歩いた秋田の「真昼岳」である。コースに「善知鳥沢コース」があった。そのとき「うとう」と読むのだと知った。そんなことがあったから、いっそうこのピークに登りたかったのだろうか。
この日は、ピークでのんびりとできなかった。帰りのバスの時間を考えるとそろそろ下山をしなければなない。2カ月ぶりの登山だけに意外とハードであった。

太陽の向きが変わったのだろうか。こんどは南側の林が光を透かして輝いていた。

静かな尾根だった。やっぱり山は心を明るくしてくれる。それまでぐずぐずしてなかなか腰が上がらなかった自分がうそのようだ。稜線の紅葉はすでに終わっていたのだが、それでも出遅れた私を十分に楽しませてくれた。 

参考→バリエーションルートを楽しむ


        
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