30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

かみさんの山歩きのみやげ酒

2011-10-26 | 

あいかわらず能天気な酒の話を。

今回の酒は、かみさんが登山の帰りに土産に買ってきてくれた酒だ。新潟の白瀧酒造「魚沼」と、富山の富美菊酒造「富美菊 純米5年古酒」の2本である。前者は奥只見の山の帰りに浦佐駅近くの酒店で、後者は北アルプスの帰りに富山駅ビルで買ってきてくれた。

まずは「魚沼」。飲兵衛ならすぐわかるとおり、白瀧酒造といえば「上善如水」である。そこにこの「魚沼」が加わった。白瀧酒造は南魚沼郡湯沢町にある。魚沼米ブランドにあやかっての命名だろうかなと思ってしまうのだが、そんな土産酒はたいがいうまくないのが相場だ。せっかくだから飲んでみるか、そんな失礼な先入観で慎重にほんの少し口に含んでみた。おやっ。おやっ。これは違うぞ。そこでグイッと杯を挙げた。うーん、これはいける。さわやかだ。それでいて米のうま味も感じるぞ…。自分の先入観が見事に違った。なんともバツが悪い。甘く見ていた私のこんな思いはだれにも知られていないからそっと一人自分の中にしまっておこう。かみさんに、たいした酒じゃないんだろうなんて言わなくて良かった。

次は「富美菊 純米5年古酒」。富美菊酒造という造り酒屋ははじめて聞く名前だった。それに5年古酒ときている。えらいものを買ってきてくれた。すぐに飲んでもいいものか。戸惑う酒だ。富山は名醸地である。私の好きな酒がいっぱいある。古酒だけに見るからに見事な黄金色というか山吹色をしている。思い切って開栓した。これは5年古酒だという構えて飲むのである。古酒といえば、これまでのわずかな経験からして「ひね香」に似た香りがするものだ。これは腐った酒かと思うときがある。劣化した酒と古酒とを混同してしまいがちだ。この酒もそんな香りがわずかに感じられる。古酒をありがたいと飲める人はいいのだが、私は敏感でどうも苦手だ。気になるものだから富美菊酒造をネットで見た。やってみるもんだね。おかげでこの造り酒屋があの「羽根屋」の蔵元だとわかった。なんだ、そうだったのか。かみさんは私に気遣って高い酒を買ってきてくれたのだろうが、私の好みからすれば「羽根屋」のほうはよかった。しかしそんなことはかみさんにいえないからね。

いつも私に向かって不平たらたらのかみさんだが、こうして私の好きな酒を下山してからわざわざ現地から持ち帰ってくれるのだからわからないものだ。それとも遊び過ぎの自分を省みてのしょく罪なのかと考えないでもないのだが、好意をそう考えること自体失礼千万だとすぐに思い直し、感謝しよう。感謝である。


   

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« シュンギクのほのかな香りを... | トップ | ハクサイはヨトウムシにご用心 »
最近の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事