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BIG FARMの農事日誌です。

2011紅葉の山ー焼岳

2011-10-14 | 登山

焼岳の頂。北アルプスを眺める絶好の展望台だ。背景はことし8月に歩いた笠ケ岳


焼岳の紅葉もきのうの乗鞍岳と同じく、やはりよくなかった。真っ青な空に白い噴煙が上がり、前景には赤く燃えるナナカマドと黄色に輝くダケカンバの紅葉、一面のササの緑がその彩りをより一層鮮やかにするーそんな風景を期待していたのだが、いかんせん紅葉が寒さでやられいてはどうしようもない。それでも、標高2000㍍付近では足を止めて眺める紅葉の景色が広がっていた。私はこれまで満足のいく紅葉シーンを何度も各地で見てきただけにいつも最高の景色をもとめてしまいがちなのだが、かみさんのほうは感激して満足していた。それもみてわたしも少しは胸をなでおろした。

焼岳は、昨年9月に歩くまではあまり魅力ある山とは思えなかった。ところが変化に富んだ山だと体感して気に入っている。やはり先入観は間違いのもとだ。前回は上高地から入り、下山は中の湯コースを取った。今回は新中の湯コースを往復した。中の湯温泉旅館に前泊することでもあり、新中の湯コースは紅葉がいいというからこのコースを選んだ。中の湯コースのほうは現在立ち入り禁止になっている。


山行日 2011年10月11日(火)
天気 晴れ
山域 北アルプス
メンバー かみさんと2人
コース&タイム
中の湯温泉旅館5:45-6:00焼岳登山口-8:35焼岳9:25-11:45登山口-11:55中の湯温泉旅館(入浴)13:30=(中央道、首都高速、常磐道)=18:30我孫子の自宅


←前10日の乗鞍岳

山は早出に限る。展望も午前中が勝負だ。旅館の朝食に興味があったものの弁当にしてもらった。

旅館の右脇が新中の湯コースの出発点。15分で登山口に着く。平日なこともあり登山口前に止めてある車の数は少ない。新中の湯コースを歩くのははじめてなのだが、前回に中の湯コースを下山しているので、ポイントはわかっている。

今回のハイライトシーンの場所に着いた。ここは標高2000㍍付近である。焼岳の紅葉写真はすべてこのあたりから撮影したものだ。さてどうかと、気分が期待で高揚する。まだ朝が早いのか、真っ青な空にはなっていない。北峰の噴煙が見える。しかし、うーん・・・。やはり紅葉に鮮やかさがない。今年は紅葉がよくないよといわれていても、やはり期待していただけに、ちょっぴり残念だ。でも、「紅葉初心者」にはじゅうぶん満足できる景色ではないだろうか。
 

この先すぐに、中の湯コースの分岐がある。前回はこのコースを下りたのだが、現在は「立入禁止」の看板が置いてあった。

ナナカマドを近くから見るとすっかり冷害で枯れているのがわかる。


登るにつれて紅葉が楽しめる。

少しずつだが青空になってきた。

北峰の噴煙が見えてきた。左は南峰。


北峰の噴煙。頂上へは岩壁に沿って右へ進んで行く。


北峰と南峰との鞍部。後ろは南峰だが登山禁止で侵入禁止のロープが張ってある。

噴煙の上がる岩壁に沿って進む。

最後の岩場を両手を使って登ると、焼岳の頂上だ。飛び込んでくるのが槍ヶ岳から穂高岳。いい眺めだよ。

北から東に、北アルプスの峰々が勢ぞろいだ。まずは北に笠ケ岳から抜戸岳へのスカイライン。きれいだ。抜戸岳の右には双六岳。

目を少しずつ東へ移動していく。稜線の向こうに水晶岳と鷲羽岳が顔をのぞかせ、さらに稜線をたどると野口五郎岳もだ。そして槍の鋭峰となる。 


槍から穂高岳への峰々が続く。


そして圧巻は穂高の全貌。

南に目を転じると、きのう歩いてきた乗鞍岳だ。


この展望にかみさんは上機嫌だ。だれだってそうなる。


登山者はみな一様に穂高岳に向かっている。

満足、満足。さて宿の弁当とするか。



目も、こころも、おなかも、いっぱいとなった。50分ほどいて下山にかかる。岩場は慎重に。

下山にかかると、太陽が紅葉を照らす位置にきた。ササの緑が銀色に輝きだした。やはり2000㍍前後が一番きれいだ。


このあたりで登ってくる登山者に次々と会う。もっと早い時間に出ないと頂上からの展望がなくなるのにな。

 



登山口近くに大きなブナの木。これは立派だった。このあたりはブナ林だが黄葉にはちょっとばかり早い。ここまで下りてくると、葉が冷害で枯れてはいないから、この先、黄葉は楽しめるはずだ。


 ブナの森


登山口の駐車場。そんなに疲れを感じることなく無事に下山。気持ちのいい登山だった。
早朝の出発時にはがらんとしていたが、いまははみ出して路上駐車の車ばかり。

すぐに<中の湯温泉旅館>の温泉で汗を流す。ここは内風呂。


露天風呂。

露天風呂の縁の岩の上に木の実を見つけた。あれ、この三稜の形はブナの実だ。目の前に大きなブナの木があるから間違いない。そこから落ちてきたのだ。山を歩いていても、ブナの実はめったに見られないし、見られた人は幸運だ。私は何年ぶりになるだろう。記録を調べてみる。山の記録をきちんとまとめておいてよかったと思うときである。2005年に越後駒ケ岳で目撃している。

最後にブナの実にも会えるなんてうれしいものだ。紅葉の山旅も、今年はやや期待に反したものの、天気には恵まれてそれなりの紅葉も楽しめた。気分は上々だ。


2011年の乗鞍岳と焼岳の紅葉情報
2011紅葉の山ー乗鞍岳
 2011紅葉の山ー焼岳


    

 

 

    

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