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BIG FARMの農事日誌です。

2011夏山を歩くー御嶽山(田の原コース)

2011-07-27 | 登山

山腹に噴煙を上げる御嶽。王滝頂上から仰ぎ見る最高点の剣ケ峰まであと30分ほどだ


山行日 2011年7月23日(土)
天気 曇りのち晴れ
山域 御嶽
メンバー かみさん
コース&タイム
おんたけ銀河キャンプ場=5:10田の原5:35-6:40八合目石室-7:15一口水-7:50王滝頂上-8:25剣ケ峰9:25-10:10一口水-10:40八合目石室-11:45田の原12:10=銀河キャンプ場(撤収)=19号線=南木曽町「妻籠」=昼神温泉「湯ったり~な昼神」入浴=弓の又キャンプ場(泊)


御嶽山は老若男女でにぎわっていた。夜が明けたばかりだというのに驚くほどの人出だ。登山ベストシーズンとはいえ尋常ではない。信仰の山だけに御嶽講の白装束の参拝者を全国から運んできた大型バスが駐車場にずらりと並んでいる。参拝者には老人が多いからあたりを見渡すとまるで老人天国だ。そこにツアー登山者が加わるから、登山道は数珠つなぎになる。いやあ、参拝者と登山者とで、こんなにも人がいるとは思わなかった。

御嶽山は周辺の山を歩くとよく目立つ。それだけに一度は登ってみたいと思ってはいたが、信仰の山だけに、私のような登山対象として見ている者には違和感があった。3000㍍を越える山だけに、登らないわけにはいかないのだが、そんな思いがあったためかどこかで敬遠していた。

しかし、登って見て感じることは、これが3000㍍を越える高い山だとはなかなか実感できなかった。というのも、登山口となる田の原がすでに標高2180㍍にあるだけに頂上までの標高差は1000㍍を切っている。思いのほか楽に3000メートルの頂に立ってしまったから、そう感じるのだろう。

たしかに3000メートルの山にしては楽だった。しかし、実のところこの日は前日以上に体が動かない。苦しかった。どうも本調子に戻らない歩きが続く。標高差1000メートルくらいの山なら普段は問題なく登っているのに、思うように動いてくれない体調にいらだった。


おんたけ銀河キャンプ場から登山口の田の原の駐車場へ。すでに駐車場は車と人でいっぱいだ。鳥居をくぐってスタート。正面に御嶽。ややガスがかかっている。 

御嶽山は台形の形をしているのがよくわかる。ちょうど王滝頂上と剣ケ峰にガスがかかっている。いい天気になりそうで心が弾む。それ行け。


8合目の石室避難小屋。ドアがないので、はたして風雨をしのげるのか。そんな心配をしてしまう避難小屋だ。

 



8合目までは順調に来た。しかしこの先の9合目までは指呼の間に見えたのだが、急にペースがダウンし、なかなか足が前に進まなく、数歩進んですぐに休むという繰り返しになった。この日はきのう以上にきつかった。なんでこんなに足が重いのだろうと、普段の実力?がでないことがなんとも情けない。体がどうにかなってしまったのだろうかと心配になる。かみさんはわたしなんかかまわずに、さっさと先に進んで行く。もうその姿は豆粒ぐらいに見える。きのうと同じ展開になった。王滝頂上山荘がずっと見えているのだが、なかなか到着しない。



登山道わきに「一口水」。ちょろちょろ出ている。飲もうかなと思っても面倒になってしまうくらい疲労困憊だ。私の後ろに白装束の若い女性のグループがいた。その一人が「神様の山に来たのに地獄を見た」なんて軽口をたたいている。おかしかった。苦しいの私ばかりではない。



9合目に手が届く距離になった。王滝頂上山荘までもうすぐだ。


ツアー登山者が多い。団体の行列だからこれを追い抜くのは大変だ。実際迷惑である。尋ねたら関西の旅行代理店が募集したツアーだ。きょうの参加者は37人だという。思わず、うわあ、たいへんだ。なにが大変だかわからないが思わず口走ってしまった。百名山の山は整備されているから、他人がおぜん立てしたツアーにくっ付いて行くのではなく、自分で計画して登りなさいよ、といいたくなる。計画を立てるのはじつに楽しい。わたしには実際に歩くより楽しいくらいだ。そんな楽しみを放棄するなんて、なんとももったいない。

やっと王滝頂上だ。苦しみ、苦しみ、もうだめかと思えるくらい苦しんで、ようやく王滝頂上神社に着いた。無事を願って手を合わせる。私はてっきりここが頂上だと思っていた。えっ、頂上はまだ先なの? 



ここ王滝山頂神社でかみさんが待っていてくれた。「ちょうどコーヒータイムを終えたところ」。よほど待ったらしい。なんといわれようと仕方ない。ここから最高点の剣ケ峰を望む。山腹から噴煙が出ている。活火山だ。硫黄の匂いが漂う。あの頂まであと30分ほどだ。ここまで来たら、這ってでも行けるだろうと思うと気が楽になった。

憎たらしいほど余裕しゃくしゃくのかみさん。


剣ケ峰、すなわち御嶽神社奥社へ続く階段までたどりついた。この階段を上れば頂上だ。ゴールは目の前だ。
一歩一歩階段を踏みしめて登った。


最高点の剣ケ峰にある御嶽神社奥社だ。いやあ、きつかった。


そこには山頂標識。外輪山をぐるっと見渡せ、二ノ池を見下ろすことができる。山頂は快晴、風もなく気温も快適だ。しかし、こんないい天気なのに遠望がきかないという不思議な天気だ。昨日もそうだった。次々とツアー登山者が着く。山頂標識の前は記念写真を撮るために行列ができた。


外輪山。

展望はあきらめていたが、外輪山の向こうに白山が見えた。アップで撮った。

さらに目を凝らすと、北方面のガスがはれて山が見えてきた。乗鞍岳かなという。さあガスがはれて山々が姿を現すぞと、期待したのだが、ふたたびガスに隠れてしまった。残念!

外輪山を一回りしようか思ったが、明日の予定を考えるとあきらめざるを得ない。かみさんは以前にこの外輪山を歩いているのだが、どのコースを歩いたのかすっかり忘れている。山頂は晴れて気持ちがいいから、このまま山頂で一時間ほどゆっくりすることにした。



すっかりのんびりしてしまった。こんなに山頂でゆっくりしているのは私だけだ。さあ、腰を上げて下山開始だ。このころになるとガスが出てきて、山頂からは晴れ間が見えなくなった。

8合目石室避難小屋。次から次と登ってくる人が絶えない。


田の原が見えてきた。もうすぐだ。


まもなく帰り着く。正午だというのに、ここでも大勢の人が頂上を目指す。週末ということもあるのだろうが、とにかく人通りが絶えない。


田の原を5時35分に出発して、11時45分に戻った。山頂で1時間ほど休んだから、歩行時間は5時間ほどになる。苦しみ喘いだものの、下りてくれば、こんな時間で登ってしまったのかと驚く。駐車場はこの時間でも満杯だ。

すぐに、おんたけ銀河キャンプ場に戻り、テントを撤収。明日は日曜日ということもあろうが、スカイラインを車が次々に登ってくる。とにかく御嶽はすごい人だ。
19号線で、あした登る恵那山に近い「弓の又キャンプ場」を目指す。南木曽町で妻籠宿を見る。そこから昼神温泉「湯ったりーな昼神」で汗を流し、そこの食堂で夕飯をとった。キャンプ場でテントを張れば寝るだけである。

7月22日 美ケ原
7月23日 御嶽山
7月24日 恵那山


 

        

  

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