30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2016塔ノ岳・北斜面のシロヤシオ、ことしは当たり年

2016-05-21 | 登山

シロヤシオと富士山=塔ノ岳・北斜面から望む

 
左から蛭ケ岳、棚沢ノ頭、不動ノ峰そして丹沢山=塔ノ岳・北斜面から望む


山行日 2016年5月20日(金)日帰り
天気 くもりのち晴れ
山域 丹沢
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:53(千代田線710円)=6:01代々木上原6:06(小田急線670円)=7:10渋沢7:16(神奈川中央バス210円)=7:28大倉7:30-8:19見晴小屋-8:57駒止茶屋-9:21堀山の家-10:05花立山荘-10:42塔ノ岳10:47-(シロヤシオ観賞・撮影)-12:06丹沢山12:23-(シロヤシオ観賞・撮影-14:03塔ノ岳14:17-14:42立花山荘-15:13堀山の家ー15:36駒止茶屋-16:06見晴小屋ー16:40大倉16:52(渋滞で遅延)=17:15渋沢駅17:31(代々木上原乗換)=19:53我孫子駅


ことしも丹沢・塔ノ岳北斜面のシロヤシオに20日に会いに行った。ことしは当たり年。花付きが多く見事だ。新緑のなかで白い花はひときわ目立つ。その清らかなたたずまいがえもいわれぬ趣でじつに美しい。立ち尽くすほどに魅せられてしまう。

5月の中旬になると落ち着かない。シロヤシオの開花が気になる。シロヤシオは大のお気に入り。恋い焦がれている。このシロヤシオに毎年会いに行く。目の前に行くとそわそわどきどき。前期高齢者になっても恋は盲目である。

シロヤシオの見ごろは、いつもの年なら5月下旬からになるのだが、ことしは早かった。いつもならミツバツツジが先行して咲くのだが、ことしはシロヤシオのほうが早い。

シロヤシオに毎年会いに行くといっているが、昨年のこの時期は九州のミヤマキリシマになびいて会わずじまい。昨年のシロヤシオの花付きはきわめて悪かったという。

コースは決まっている。大倉尾根を登り、塔ノ岳から丹沢山までピストンする。8時間の歩程になる。いまの体力をはかるにはもってこいのコース。こんかいは快調だった。2週間前に歩いたばかりだから体が山に慣れている。この調子だと、まだ行ける。いや、まだまだ行けるな、と思いたいが、年も年だから調子に乗ってはいけない。

晴天が連日続く。この日も暑くなるのではと水2リットルを持った。ところが曇り。上に行くほど肌寒い。シロヤシオはドンピシャの見ごろ。富士山も午後から姿を見せた。2週間前の山行に続いてこの日も気分がいい山歩きができた。

シロヤシオの山行記録は毎年書いている。こんかいは手短に?まとめた。

もみじの新緑のトンネル。


立花山荘を過ぎると、ちらほらとミツバツツジが。

塔ノ岳山頂。肌寒い。ヤッケを着込んでいる人もいる。平日だってこんなに少ないのははじめてだ。富士山も雲の中。
いざ、シロヤシオの森へ。


すごい! 間違いなく当たり年で、それも見ごろである。わたくしの山行記録からすれば2011年以来か。
シロヤシオはこの北斜面に密集している。ここから先、丹沢山方面の「日高」まで続く。うーん、立ち止まってばかりで、なかなか先にすすまない。それほどに素晴らしい。

シロヤシオを見るには曇り空のほうがいいと思うのだが、写真には日差しがあったほうが輝きが増す。何度も足を運ぶうちに気に入った木ができてくる。これはその一本。左上に富士が見えるのだが、あいにくと雲の中。なんと帰りにその構図が撮れることになる。

 

塔ノ岳と丹沢山とのコル。いつもならミツバツツジが混じり、白と赤の華やか眺めになるのだが、ことしはまだ開花していない。
 

コルから登り返して振り返る。さきほど堪能した塔ノ岳北斜面。

ここから「日高」のさきまで観賞できる。立ち止まることが多く、なかなか丹沢山へのピッチが上がらない。

「日高」前後の道は心和む。



しだいに明るくなってきた。丹沢山への最後の登り。もしかしたらと目をやると、ちょうど富士山が徐々に姿を見せてきたところだった。富士山はやはり見えたほうがいい。


丹沢山の山頂からの富士山。

しだいに天気が回復、暑くなってきた。すっかり富士が姿を見せたが、中ほどから下は雲の中。


富士山が見えたところで、こんどはシロヤシオと富士山との構図で撮った。



帰りには富士山を入れての構図で撮れた。



塔ノ岳から富士山の眺め。これを見て下山開始。大倉尾根の下山は気が抜けない。集中力をと言い聞かせて下る。登りよりもこの尾根は下山のほうがたいへんだ。

もみじ坂を下れば、緊張から解き放たれる。ゴールは近い。

好きなシロヤシオの満開の姿に会えた。感動する。喜びに満たされる。元気でいたいものだ、来年もこの高嶺の花に会うために


        
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