30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

浅間山ー機嫌がいいうちに登ってこよう

2012-10-12 | 登山

浅間山の現在の噴火警戒レベル は『1』 (平常)。規制緩和で前掛山まで入れる。
火口がまじかに眺められる。噴煙もわずかに上がっている程度で平穏な山頂だった。


紅葉をもとめて、10月9日に浅間山、翌10日は岩菅山を歩いてきた。今回はかみさんと一緒だ。お互い好き勝手に歩いているので、一緒に歩くのは一年ぶりになる。両日とも快晴に恵まれた。晴れ男のオットは雨女のツマに向かって胸を張って言った。「どうだ、オレの実力を見たか」

まずは浅間山から。浅間山の現在の噴火警戒レベル は『1』 (平常)で、第2外輪山の前掛山まで入れる。前回歩いたときは、いまよりも一段上の規制があり第1外輪山の黒斑山までだった。それがいつの頃だったかと山行歴を見るが、書き忘れたのか見当たらない。20年も前の昔だろうと思う。

火山活動の鎮静化に伴い、入山規制が緩和されたことは知っていた。火口の近くまで行くことができるなら一度見てみたいと思っていた。いつ噴火活動が活発になって、また入山が厳しく制限されるかもしれないからだ。浅間山が機嫌がいい、いまのうちに登ってこよう。


山行日 2012年10月9日(火)
天気 晴れ
メンバー 妻
コース&タイム(マイカー)
10月9日(火) 我孫子市の自宅4:05=横川SA(朝食)=小諸IC-7:00天狗温泉・浅間山荘7:05-9:00火山館9:05-9:15湯ノ平口-9:35前掛山登山口分岐-10:30立ち入り禁止告知板-10:55浅間山(前掛山)11:35-12:24前掛山登山口分岐-12:38湯ノ平口-12:50火山館13:00-14:05天狗温泉・浅間山荘=小諸市・懐古園=「草笛そば本店」=軽井沢・星野リゾート「村民食堂」で夕飯=軽井沢(泊)


コースは浅間山荘から浅間山(前掛山)を往復する。登山口の浅間山荘の標高は1410㍍、頂上の前掛山は2524㍍だから、標高差は約1100㍍になる。

今回はマイカーを利用した。家を4時に出て、高速道路を小諸ICまで突っ走り、登山口の天狗温泉・浅間山荘に着いたのが7時。およそ3時間できた。途中横川SAで朝ご飯を食べた。

浅間山荘に駐車。料金は500円だ。

浅間山荘の右手が登山口となる。


一ノ鳥居。ここから右に沢沿いの道と左に高巻きの道に分かれる。この道は次の二ノ鳥居で合流する。右の沢沿いの道を選んだ。

すぐに右岸に渡る丸太橋。こわくもなんともないような橋だが、大の苦手だ。かみさんは平気で渡るが、わたしはこわごわとへっぴリ腰だ。右岸を登っていく。高低差がなく、歩きやすい道だ。

やっと秋色に出合う。やはり紅葉は遅れ気味かな。


水場があった。火山だけに、硫黄臭いのではとパス。

沢を離れるところに不動の滝を見る。


こんどは右手に天を突く岩峰が現れる。牙山(きっぱやま)だ。

牙山の紅葉。




こんどは左手に第1外輪山の岩峰だ。

火山館の少し手前。硫黄の臭いがきつい。


火山館。登山口からここまで2時間。トイレと水場がある。

トイレの前。左手が手洗いの水。てっきりこれが飲み水と思いこんで飲んだら、飲料水は右手の蛇口のほうだった。

火山館からほんちょっとで湯ノ平口。左は草すべり方面だ。ここを直進する。左手に黒斑山などの第1外輪山の眺めが素晴らしい。カラマツはえっと思うくらいまだ青く、うっすらと黄葉しているだけだ。どうも様子がおかしい。やっぱり遅れ気味か。

第1外輪山を眺めながら湯ノ平を進み、ここが前掛山とJバンドの分岐になる。前掛山へは直進。ここからいよいよ浅間山「本体」の登りである。


浅間山が見えてきた。しかし「快晴」の予報に反して、ガスが出てきた。さてどうなるか。心配だ。


高度を上げるにつれて、振り返ると第1外輪山がすべて見渡せるようになる。トーミの頭、黒斑山、蛇骨岳、鋸岳が一望できる。このあたりになってカラマツもようやく黄葉してきた。


さあ、浅間のお出ましである。「どうだ!」といった姿である。あまりにも大きすぎる。浅間を眺めるなら黒斑山からが美しい。あの天辺までどう登るのか。登山道は左に大きくカーブしていくようだ。

ここから火山岩と火山礫の道になり、傾斜もいくぶん急になる。正念場である。

かみさんが快調だ。東北の4日間の山旅からも戻ってきたばかりだ。わたしは北アルプスの霞沢岳以来になるから40日ぶりの登山になる。かみさんがすいすい登っていく。元気だなと、わたしは喘ぎながら見上げている。


右手に第2外輪山が出てきた。前掛山への道だ。まもなくだな。


「立入禁止」の告知板とロープが張ってあるところに着いた。ここが浅間山と前掛山 の分岐。直進すれば浅間山で、前掛山は右手に行く。どちらも頂上までの時間は変わらない。それならいっそのこと、このままロープをまたいで浅間山にという気持ちがないわけではないが、万が一があった場合になにをいわれるか。クソジジイのくせして警告を無視して行くから、きっとバチが当たったのよ、なんて言われかねない。ここは「良識」に従って前掛山 への道を取る。


正面が浅間山。


右手に前掛山 の頂上。山頂標識が見える。


すぐに火山シェルターが二つ。


左手は断崖。右手はゆるやかな斜面だ。

振り返る。こんな道が頂上まで続く。ガスが出てきた。頼むから頂上に立つまではいまの青空のままでいてくれよ。

左手に浅間山の火口と噴煙を見ながら歩いている。目と鼻の先に噴煙だ。わずかに白い煙をあげている。たしかに火山活動が沈静化しているのがわかる。下の写真で白いのが噴煙である。浅間山は噴煙を上げているから、山を同定するときに目安になるのだが、この程度ではほかの山から噴煙は見えないだろうなと思いながら歩いている。

浅間山(前掛山)の山頂に10時55分についた。ガスに包まれることなく、真っ青な空が広がっている。爽快だ。後ろが浅間山の火口である。噴煙はかすかに上がる程度でも活火山であることに変わりはないのだが、恐怖を感じない。なんとも穏やかな風景だ。青空が広がるので山頂で昼飯にした。次々と登山者がくる。平日でも多い。快晴の予報、黄葉に誘われて来たのだろう。わたしもだ。ところがである。頂上について30分ほどたつとガスが出てきた。あれよあれよという間に浅間山の火口がガスに包まれて見えなくなった。これだから山はわからない。次々と登山者がくるのだが、11時30分を過ぎるとガスに覆われてしまった。30分の差でこうも景色が変わる。後続の登山者はかわいそうだ。登山ではあたりまえなことで、わたしもこれまで何度もこんな目に遭ってきた。きょうは幸運だった。視界が悪いので11時35分、腰を上げて下山を開始する。

かみさんも、火口をまじかに見たかったようで、これで満足した、と。

これから帰る道。


浅間山に押し寄せるガス。

すっかりガスに包まれた。

帰りは順光になってきたので、黄葉も鮮やかさを増してきた。

斜面の紅葉をアップ。

14時5分に登山口に戻った。7時5分に出たから7時間の行動だった。


さわやかな青空が広がり、浅間山の火口と噴煙をまじかに見ることができた。これで大満足だ。前回は黒斑山から眺めただけだから、やっと浅間山を登った気になった。紅葉のほうは、湯ノ平のカラマツの黄葉のピークに出合うようタイミングを見計らってきたのだが、少しばかり早かったようだ。


          

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