30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

カロー大滝から板形ノ峰(1)

2010-11-04 | 登山

 

渓間を彩る紅葉に見とれながら
バリエーションルートを歩く。この日は妙に心細かった 

 


 
もうすぐカロー大滝だ、その手前でこの日一番の紅葉に出会った


山行日 2010年11月3日(水)日帰り
天気 
山域 奥多摩
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅5:33=5:46新松戸5:51=6:46西国分寺6:55=7:03立川7:05=8:23奥多摩8:35=9:00東日原9:05-9:40かろう橋-10:15F2-10:25F3-10:30横篶窪-10:45小屋跡-11:30カロー大滝11:50-12:30ハンギョウ尾根-13:25板形ノ峰-13:55一杯水避難小屋14:10-15:50東日原16:17=16:45奥多摩16:52=(ホリデー快速・神田経由)19:27我孫子駅


山の紅葉を見ないと気がすまない。しかし、夏山の疲れが出たのか、9月から腰痛が出ていつまでたってもなおらない。これではどうしようもなく、今秋の紅葉はあきらめるざるを得ないかという思いでいたのだが、やはりあきらめきれないのか、湿布薬を張り、腰痛用ベルトをしっかり締めて紅葉登山に出掛けた。

行先は奥多摩の東日原である。ここは昨年も同じ時期に歩いている。今回のコースは昨年同様にバリエーションルートで、2万5千図に破線なく、山と高原地図にも実線はもちろん破線も描かれていない。このコースの資料はいつものように松浦隆康著「静かなる尾根歩き」「バリエーションルートを楽しむ」(新ハイキング社)に頼っている。そのコピーを見ながらコースをたどった。

今回のコースは東日原から小川谷林道を行き、かろう橋からカロー谷に入り、カロー大滝を目指す。カロー大滝からはハンギョウ尾根に出て、これを登って長沢背稜にぶつかる。ここからは一般コースになり一杯水避難小屋を経てヨコスズ尾根を下りて東日原に至るというもの。

身体に心配があると気力も弱くなる。バリエーションルートは常に道迷いを心配しながら歩いているのだが、今回のコースは割合と簡単だった。それでもずっと心細かった。このコースを今日歩いているのは自分ひとりだろうと思っていたのだが、途中で一人と出会った。それも途中までであとはまた一人きりだ。一人歩きは慣れているのにこの日はずっと心細さがつきまとった。

いいコースだった。地図に登山道の記載がなくても、水源巡視の細い道が沢沿いにしっかりついていた。沢の水の流れと渓谷を彩る紅葉に見とれながら歩いていく。行きどまりに落差30メートルほどの「カロー大滝」があった。なんともいい姿だ。こんないいところがあったのか。気分がよくて大きく手を広げて背伸びをしたくなる。やっぱりきてよかったな、と一人ごちていた。


奥多摩駅前のバス乗り場は登山者で大混雑だ。晴れの予報と山の紅葉に期待して、支度を急いだのは私ばかりではなかった。東日原行きのバスは増発便も出て3台とも満員だった。

9:05
東日原はなんども来ているので様子はよくわかっている。すぐに紅葉が気になる。稲村岩を見る。いつもの年より遅れているように見える。



9:40
小川谷林道を行くが、なかなか目当ての「かろう橋」が出てこない。通り過ぎたのかと心配になったころやっと着いた。かろう橋を渡ってすぐに右岸に入る。あのバスの混雑がうそのように、あたりにひと気はまったくなく、私一人だ。


すぐ先にコンクリートの階段が見える。この階段を行くと、右と左に道がある。右は谷に下りて行き、そのまま上流に向かって手すりが続いている。この道を行きたくなるが、たどるのは左の道で、右岸を高巻く道だ。


バリエーションルートにしては、意外なほど踏まれた細い道が続いている。石垣で補強された個所もある。なんとも好ましい道なのだが、右側が谷に落ちているので気をつけるに越したことはない。これは水源巡視の道なんだろう。


10:15
しだいに沢と寄り添い、谷が狭くなると最初の滝が見えてきた。これが資料にある「F2」だろう。この先に道がない。左手の水が流れ落ちる短い急な崖を登る。上に赤テープがあるからここに違いない。上がったら滝の落ち口にかかる木橋で左岸に渡る。木橋は苦手だ。慎重に渡る。

10:25
左岸の道を行くと、また滝が現れる。これが「F3」なんだなと資料で確認。こんな調子でたどっていく。


10:30
次の目標物は「横篶窪」。右手から小さな流れ。そこに木橋。そこで休んでいると、なんと後ろから登山者が現れた。単独の中高年女性だ。奥多摩ではバリエーションルートでも単独の女性とよく出会う。このルートを行くのはてっきり私一人だと思っていただけに、これには驚いた。この女性も松浦さんの資料のコピーを持っていた。このかたはカロー大滝を往復するのだという。しばし同行と相成った。


10:45
さきほどの木橋を渡り、道なりに行くと小屋跡に出る。小屋跡のすぐ先のカロー谷に3つの木橋がかっかている。これは渡らない。この橋を左手に見て左岸を進む。


10:55
それから2つの木橋を渡り、左岸に出る。ここからは左岸を高巻く。ジグザクの急な登りだ。

11:15
登りきると右からの道とあわさり、左へ行く。すぐに古い板きれが古株の上にあった。道標である。かすれている。左「賀郎の大滝」、右「賀郎谷小谷」と読める。
ここまで道標はいっさいなかった。なぜここだけ、朽ちかけた古い道標があるのだろうか。いや、あったというべきか。


「カロー大滝」まであと30分ほどだ。左岸を高巻きしている道を進む。こんどはしだいに下りの道になった。左手は深く切れている。注意しながら歩いていると、目の前に紅葉に染まるいい景色が見えてきた。ことしは紅葉の色もいまいちだなと思っていたのだが、ここの紅葉の彩りはコース中一番の眺めだった。うーん、すばらしい。この眺めだけでも来たかいがあったというものだ。



11:30
カロー大滝が見えてきた。先の2つの滝に比べたら段違いに素晴らしい。落差30メートル。垂直に落ちる姿が潔い。こんな滝があるなんて、知っている人は知っているんだな。
さて困った。滝壺までどうやって行くのか。よく見るとこのまま左岸を行くよりは、右岸へ渡ってから行ったほうがいいようだ。右岸の先に道がある。この道がハンギョウ尾根への道だろう。
右岸を行くのは正解だった。滝壺に着いた。そこから飛沫を浴びながら落ち口を仰ぎ見る。青空と紅葉と瀑布。滝壺の前を通って右手に陣取って眺めた。








11:50
途中で会った単独の女性はここで昼食にするという。私はゆっくりできないので、滝の手前にあるハンギョウ尾根への道に向かう。ここでお別れだ。

ここまでがコース前半、後半はハンギョウ尾根を歩く。
→後半に続く


  

  

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