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BIG FARMの農事日誌です。

青春18きっぷで、サルギ尾根から高岩山へ(2-1)

2010-03-16 | 登山

 

積雪の奥多摩
雪のバリエーションルートを歩く 

  
サルギ尾根をたどって高岩山の頂へ


山行日 2010年3月13日(土)日帰り
天気 晴れ時々曇り
山域 奥多摩
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅5:50=6:03新松戸6:11=7:07西国分寺7:13=7:19立川7:23=7:57武蔵五日市駅8:20(上養沢行きバス)=8:45大岳鍾乳洞入口8:55-10:40高岩山-11:15上高岩山(展望台&休憩所)11:35-11:50芥場峠-12:00鍋割山分岐点-12:20鍋割山-12:45奥の院-13:25奥の院分岐-14:15日の出山14:25-15:25梅ノ木峠-16:20梅郷登山口-16:25梅の公園16:50-17:10日向和田駅17:20(ホリデー快速)=神田経由=19:27我孫子駅


今回の計画は、バリエーションルートのサルギ尾根を登り、大岳山、鍋割山、奥の院、御岳山、日の出山を経て吉野梅郷へ至るロングコースだ。目的はサルギ尾根と吉野梅郷である。この二つを始点と終点としてコースを決めた。

サルギ尾根はバリエーションルートなので事前に情報を収集した。昨年からこの手のコースを自分の実力の範囲内で慎重にわずかだが歩いてきた。この尾根は養沢神社から北西に伸びている。この一本の尾根を忠実にたどればいい。私にでも歩けるだろうと判断した。

しかし奥多摩山中は積雪があった。20㌢から40㌢の雪が積もっていた。歩き始めてすぐに雪道になった。このコースはバリエーシンルートとはいえ、事前情報ではうすいながらも道形が付いているものと思っていた。しかしこんなに積雪があるとは想定していなかったのでそれも期待できない。条件は悪い。慎重ならざるを得ない。コースを選び尾根の高みを意識して歩いた。

急坂になると雪で足が滑り、思うようにすすめない。時間がかかってしまった。下山時間を逆算して大岳山へのピストンはカットした。それでも日が暮れてしまうのではないかと御岳山からは急ぎ足になった。これでもかと急いだ。歩きどおしだった。

2カ月半ぶりに山歩きを再開して2日前に浜石岳を歩いてきたばかりだ。これがよかったのだろう。「ここまでよく速足で歩くけるよな」と自分でも体調の良さを感心していた。吉野梅郷についたときはさすがにほっとした。

→今回のコースマップ
(左クリックしながらコースを全体を追うことができます)

2回目のスタンプが押された青春18きっぷ。


バリエーションルートはたとえ低い山であっても緊張と期待がある。迷わないで歩けるだろうかという不安はこれまでの山歩きとはいささか異なる。年を取ってからの山歩きのひとつの楽しみ方を教わった。

高度計を350㍍に合わせ、さあ行くかと自分に声をかけた。養沢神社の裏側の右手から始まる。こんなコースだから私ひとりだとそう思い込んでいた。ところが、40代の男女2人、中高年4人組が同時に腰をあげて私と同じ方向に歩き始めた。
「こんなに歩く人がいるのか」

(8:55出発地点となる養沢神社。登山口は後ろ右側になる)


(すぐに雪道になった)


(しだいに雪が深くなる。こんなに雪が積もっているなんて)

私が最後尾である。取り付きから5分ほどは急坂で両手を使ってよじ登る。すぐに雪道になった。15分も歩けば尾根に乗っているとわかる地形になった。このコースは尾根の高みを確実に実感できる。ほどよい幅だから雪道でも忠実に尾根を歩けばいいんだなとわかる。それに私のほかに2組のパーティーがいるので安心感もある。

とはいえ、私には理解しにくいことがある。バリエーションルートをなぜ単独ではなく団体で歩くのか。単独で歩くからバリエーションルートは「面白い」のであって、人の後ろについて歩いていてはせっかくのバリエーションルートを歩いてどこが面白いんだろうかと思ってしまう。年寄りの繰り言である。

2日前に山歩きしたばかりだからこの日は絶好調である。すぐに2パーティーを追い越し先頭で歩いた。一般ルートでもそうだが、登山者が前後にいると目ざわりでどうも清々した気分になれない。これも老人の繰り言である。

(9:50 右手に日の出山が見えてきた)

まずは920㍍の高岩山を目指す。途中にはヤブっぽいコブやヤセ尾根があるが、とにかくためらわずまっすぐに伸びる尾根を歩く。高度計と地図で自分の位置を確認しながら進む。
「おかしい、そろそろ高岩山なのだが」
高度計をみてもそうだ。しかしあるはずの山頂標識が見当たらない。事前情報では標識はあるはずなのだ。そのピークを超えて先に進むとその先にはピークらしきものがない。
「やはり高岩山はさっきのところだな」
確かめるために少し戻った。「高岩山920m」という、いまにも朽ち落ちてしまいそうな木っ端に書いた標識があった。来た道からは、この標識は後ろ向きになっている。見つけられないはずだ。

(10:40 高岩山)


(10:45 正面に大岳山)

高岩山から少し下る。そこからまた登りとなるのだが緩やかに尾根の左をまきながら進むとまた尾根に戻る。問題はここからだった。このサルギ尾根でコース取りをハタと困ったのはこの地点だった。目の前に雪の急斜面が出てきた。尾根が急に広がってルートがわからない…。さて、どこを登ろうかためらう。

このあたりが私の未熟なところだ。読図がまだ勉強不足だ。帰ってから地形図をよく見た。要はためらっていた地点から目の前の尾根に登ればいいのである。言い換えればどこを登ってもよく、目の前の「南北に走る尾根」にたどりつけばいいのである。

あたりをきょろきょろ見回すとテープを見つけた。やはりほっとする。コースは間違っていない。そこからまっすぐに登った。ところがこの急坂、雪で足が滑ってなかなか登れない。焦れば焦るほど滑る。尾根に上がったらそこから北(右)に行く。またも急坂が待っていた。ここはさきほどよりもさらに急だ。このルートの胸突き八丁。滑って難渋する。

やっとこの急坂を登りきるとそこには立派で大きな休憩所というか展望台があった。ここまでなにひとつ道標のないコースを歩いてきただけに、この施設はいささか場違いに感じた。しかしありがたい。やっとここでこの日最初の休憩だ。眺めもいい。眼下に歩いてきた高岩山が見える。それに大岳山、奥の院から御岳山も。

(11:15 上高岩山の休憩所&展望所)


(上高岩山の休憩所&展望所から大岳山)


(上高岩山の休憩所&展望所から奥の院と御岳山)

これでサルギ尾根も終わった。無事に歩けて、それも雪道をだ。やれやれである。しかし予定よりもだいぶ時間がかかってしまった。

→この稿続く。 


               

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