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BIG FARMの農事日誌です。

戸神山から高王山ー2011忘年山行(1)

2011-12-20 | 登山


マチガ沢から谷川連峰を望む(12月19日)

17日から19日までの3日間、群馬県みなかみ町の谷川温泉にある共同通信保養所に2泊して周辺の山を歩いてきた。これは共同ワンゲルの年末恒例行事に参加したもので、山歩きばかりではなく、温泉ざんまいと酒びたりの3日間でもある。最終日になると酒と温泉の疲れが出てくる。いつもながらの忘年山行になった。

3日間の山行記。
12月17日 戸神山から高王山(単独)
12月18日 仏岩トンネルから吾妻耶山(グループ)
12月19日 谷川岳ベースプラザから一ノ倉沢(単独)  


 第1日
戸神山から高王山
 


下りの上越線で沼田駅を過ぎると右手にあらわれる端正な三角錐の山

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高王山(左)と戸神山(右) 


山行日 2011年12月17日(土)
天気 くもり時々雪
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅6:39=7:12上野7:23=9:09高崎9:17=10:04沼田10:10(関越交通バス)=10:35岡谷上バス停10:40―10:50「戸神山」の道標-10:55登山口―11:15鉱山跡コース分岐-12:00林道合流点―12:12戸神山12:28―13:11高王山13:20-13:30鞍部で休憩12:40-14:20発知ふれあい広場14:30-14:40下発知バス停=15:26沼田駅=水上駅=谷川温泉・共同通信保養所


群馬県沼田市の戸神山は標高772㍍の低山ながら、その端正な姿ゆえに目立つ。上越線は高崎を出るとすばらしい山岳風景が続く。窓の外を眺めるのが楽しい。まずは赤城山、榛名山、子持山、そして沼田駅を出ると、右手に三峰山。そのすぐ手前にこの山がそびえている。三峰山は台形だが、こちらは三角錐だ。それだけ目につく。

戸神山を知ってからもう何年にもなるのだが、今回やっと歩けた。今年の忘年山行の初日は、当初は谷川連峰の白毛門を予定していたのだが、厳しい寒気がやって来るという。上越国境は大雪だ。新雪が積もり、厳しい天気の中を白毛門を歩くなんて私の体力と技術からすればとても無理な話なので、戸神山に変更した。この低山なら軟弱な私でも歩けるだろうと高を括っていたのだが、鉱山跡コースの岩場には緊張させられた。


戸神山へは沼田駅から迦葉山行きバスを利用する。このバスの時間に合わせて家を出た。この週末は寒波襲来の予報。たしかに沼田駅の手前あたりから雪が出てきた。沼田駅前は雪景色。時々雪が舞っている。雪かきをしていた人に尋ねると昨晩から降り出したという。

登山口の「岡谷上バス停」で下車し、すぐに左折する。戸神山は目の前にあるのだが、行けども戸神山登山口の案内が出てこない。尋ねたいのだが人家があっても人が見当たらない。困った。どうにか尋ねることができた。まだ先だという。左手に道標があった。ここを右折して直進する。



赤い鳥居。その横に戸神山への道標あり、「右」を指している。しかしこの先の石段を登った先からも行けるとガイドブックで知っていたので、そのまま直進してまずは虚空蔵尊へお参りする。

ここの狛犬は、左がトラ。


右が、ウシ。



お参りしてから、いよいよ登山道に入る。ほんの少し戻ると、右手に林道が走っている。雪道のゆるやかな登りだ。きょうのこの天気だとほかに登山者はいないだろうと思っていたのだが、雪道に足跡があり一人先行者がいるようだ。鉱山跡コースとの分岐で、前から男性が下りてきた。あいさついを交わすと、頂上から下山してきたところだで、きょうは自分ひとりで、トレースは自分のものだという。

鉱山跡コースがいいのか、このまま林道を行くのがいいのか。コースとしては登りは前者をとり、下山は林道をとるのが一般的だという。その言葉に従うことにして、そこで別れた・・・。後述するが、この人とは、私が下山してからも偶然にまた会い、沼田駅まで車で送ってもらうことになるのだから、そのご縁に驚いてしまった。

鉱山跡コースは岩場だ。予想していた以上に急こう配だ。スリルがある。下を見ると怖いところもあるくらいの急な岩場が連続する。岩に雪が付着し、さらに雪に覆われているのでコース取りに迷う個所もある。さきほどの人の足跡があったので、それを追いながら登った。岩は滑らないのだが、かりに雪が凍てついていたら私は迷うことなく引き返して林道コースを取っていただろう。

ぐんぐん高度をかせぐ。街を見下ろすようになった。


岩場の終盤に鎖場。ずっと雪が付着した岩場なので緊張しながら慎重に登ってきた。どうにか登り終えた。


赤い鳥居から1時間ちょっとで頂上だ。展望がいいはずなのだが、この天気ではどうしようもない。そのとおりで子持山、赤城山、それに隣りの三峰山方面だけが眺められた。武尊山の展望を期待していたのだが、これではあきらめるしかない。



戸神山からこれから向かう高王山が見える。こちらも三角錐の山だ。ここから先はトレースがない雪道になる。雪で覆われていても道形がわかるので迷うことはない。




戸神山から高王山への道はなだらかな道だ。だれも歩いていない雪道。振り向くとバージンスノーに私の足跡が残される。こういう道を歩いている。心が洗われ、体が軽くなる。なんとも気持ちがいいもんだ。


高王山の登山口には左から林道が来ていて、駐車スペースがある。そこにはハイキングコースの案内板があった。


そこから高王山の山頂までは10分ほどだ。


高王山にはテレビ塔があるだけで展望はない。




この山頂にはかつて山城があったという。


展望もないので長居無用と下山。戸神山が見える。

高王山の登山口から、道標にしたがい「下発知バス停」を目指す。雪道にカエデのタネを見つけた。羽根でここまで飛ばされたのだろう。


この道標を左に取った。たぶんこっちだろうと。


天気が回復してきた。青空が出て、さきほどまで黒い雲で覆われていた赤城山がすっきりと見えてきた。


里に下りてきたのだが、どうも道がはっきりしない。公共の建物が見えた。「ふれあい広場」と確認できた。下山してきた道でよかったようだ。


高王山。山頂のテレビ塔が見える。


下発知は果樹園が多い。ガソリンスタンドでバス停を尋ねた。すると車の中から「さきほど会った人だ。駅まで送りますよ」と声がかかった。えっ、どなた?といった顔で私が振り返ると「さっき山で会った人だよね」。そうか。それにしてもよもやまた会うとは驚いた。この人は下山して家に帰り、油を入れにきたというから地元の人だ。

バスの時刻まであと50分ほどあった。この寒空だ。どこで待っていようかと心細かっただけに、「駅まで送りましょう」との言葉はありがたかった。遠慮なくそうさせてもらった。

車の中から、いま歩いてきた山、そして三峰山が見える。天気はここまで回復してきた。

さらにあした歩く吾妻耶山、大峰山も見える。


おかげで予定より早く沼田駅に着くことができた。好意に感謝した。

上牧駅からも左手に吾妻耶山と大峰山。

水上駅から谷川温泉までは歩いた。きょうは歩き足りない気分なのでちょうどいい。 

「湯テルメ谷川」から雪山がぼんやりと見えてきた。この日は谷川岳連峰はずっと厚い雲の中だった。やっと姿を見せてくれた。宿までもうすぐだ。冷えた体に温泉と酒が待っている。
 


  2日目(18日)は、仲間と吾妻耶山と大峰山を歩く。


    


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