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BIG FARMの農事日誌です。

平ケ岳ーはるかな頂へ12時間(1)

2010-08-03 | 登山
2カ月半ぶりに山を歩いてきた。行先は上越国境の平ケ岳である。登山口の鷹ノ巣から往復で12時間かかった。朝4時に出発し夕方4時に下山した。山頂までは6時間、頂上周遊が2時間、下山は4時間であった。久しぶりの山行で、そのうえ長丁場で有名なコースだから心配はあった。しかし意外に快調だった。無事に歩き通すことができたのはこの日のために心がけてきたトレーニングのおかげと思う。若い時と違って白頭老爺のいまは山を楽しむためには元気が一番だ。そのための準備を怠らないように努めている。今回はその成果があったのかしらと喜んでいる。

平ケ岳へのコースポイントは、振り返ると2つだと思う。きついのはまず登山口から下台倉山までの登り2時間。もう1つは池ノ岳への登り1時間半だ。これを事前に知っていればおおまかな体力の配分ができるはずだ。私もはじめから知っておけばよかったと思う。


2カ月半ぶりに長丁場の登りに挑戦。意外と快調だったので安心した


期日 2010年7月31日(土)~8月2日(月) 2泊3日テント泊
天気 曇り時々晴れ
メンバー 単独
日程
 7月31月 我孫子駅=上野駅=浦佐駅東口13:40(南越後観光定期バス)シルバーライン経由=15:00奥只見ダム=15:20奥只見湖定期船乗り場=16:00尾瀬口船着き場=16:05(会津バス)=16:10清四郎小屋・鷹ノ巣高原キャンプ場(泊)
 8月1日 清四郎小屋・鷹ノ巣高原キャンプ場3:30=鷹ノ巣・平ケ岳登山口4:00-6:10下台倉山-7:10台倉山-7:20台倉清水-8:08白沢清水-9:22池ノ岳(姫ノ池)-9:55平が岳10:30-11:05玉子石11:15-11:40池ノ岳(姫ノ池)12:00-12:41白沢清水-13:25台倉清水-13:39台倉山-14:37下台倉山-16:05登山口=16:15鷹ノ巣高原キャンプ場(泊)
 8月2日 清四郎小屋・鷹ノ巣9:52=10:05尾瀬口船着場10:15(奥只見湖定期船)=奥只見湖船着場10:55=11:45(南越後観光定期バス)=13:05浦佐駅東口=上野駅=我孫子駅
 


平ケ岳へのアプローチ 

夏山シーズンを迎えてかみさんは友人と次々に山へ出かける。私はいま家の建て替え中なのでなにかと気になる用事があるのだが、刺激されて私もようやく腰を上げた。「2カ月半ぶりの山なのに平ケ岳? だいじょうぶなの」。長時間のルートだというのは十分承知している。この2カ月半、家で食っちゃ寝の生活をしていたわけではなく、山行きを想定したトレーニングをしてきた。しかし平ケ岳といえば長い歩きだ。心配でもあった。

平ケ岳はなんども計画した。しかし行きそびれてしまった。縁がないというのだろうか。計画倒れが続いた。たとえば尾瀬の至仏山からの眺望は絶佳である。周囲の山々をぐるっと見渡すと、長年の間に一般登山者が知っているであろう山々はほとんど歩いている。自分自身「よくもまあ歩いたものだ」と感心してしまうのだが、その中で一点だけ不満があった。あの平ケ岳だけに行っていないことである。

それだけにいつかは歩かねばならない山として、ずっと気持ちの中にあった。長丁場だけに先延ばしするとますます遠ざかってしまう。そんな焦る気持も手伝ってか、この夏の山は一等最初に平ケ岳と決めた。

鷹ノ巣登山口近くに清四郎小屋がある。道を挟んで鷹ノ巣高原キャンプ場があるのでテントを張ってベースキャンプにすることにした。

20㌔近いザックを担いで家を出た。登山口までのアプローチは公共輸送機関を利用して、新潟県魚沼から行く尾瀬ルートをたどった。まずは長いシルバーライン(地底トンネル)を通り、雄大な奥只見湖を船で渡り、そこからバスでやっと登山口の鷹ノ巣に着いた。やれやれ着いたかとつぶやいてしまうほどの一日がかりの移動だった。

7月31月 我孫子駅=上野駅=
浦佐駅東口13:40(南越後観光定期バス)シルバーライン経由=15:00奥只見ダム=15:20奥只見湖定期船乗り場=16:00尾瀬口船着き場=16:05(会津バス)=16:10清四郎小屋・鷹ノ巣高原キャンプ場(泊)

新潟県側からの玄関口は上越線の浦佐駅東口。奥只見ダムへは南越後観光バスの定期バスが出ている。このバス会社は越後交通。社長は田中真紀子さんの婿さんだ。



平ケ岳へのアプローチはすべてマイカーといっても過言ではない。公共輸送機関を利用するのは私ぐらいかと思っていたら、乗客は全部で5人になった。私を含めた4人は平ケ岳へ、1人は尾瀬へ。



バスはシルバーラインという地底トンネルを行く。5年ぶりになる。このトンネルは奥只見ダム建設のために造られたものだ。トンネルが延々と続く。平ケ岳登山の4人のうち3人は宮様コースを行くというので銀山平で下車した。

宮様コースをいまさら説明するのは不要かと思われるが念のため。この宮様コースは中ノ岐川の上流を登山口にしているので中ノ岐コースと呼ばれている。すでに昭文社の山と高原地図に載っている。

この宮様コースこと中ノ岐コースは鷹ノ巣コースに比べて、山頂まではぐっと近くて短い。登山口までは銀山平の山小屋に泊まれば送迎してくれる。百名山人気と登山者の高齢化でこのコース利用者は増えているという。
マイクロバスで朝4時に小屋を出て5時半に登山口。バスはそのまま待機して、登山者は12時半までに下山しなければならない。

話をもとに戻す。平ケ岳を鷹ノ巣から目指すのは私1人だけになった。銀山平の船着き場で2人が乗車してきたが尾瀬へ行くという。

奥只見ダムに着いた。ここから船に乗り換える。乗船場のあるダム湖、すなわち奥只見湖まで10分ほどの坂道を登る。



遊覧船がちょうど出たところだ。




奥只見湖の乗船場から「尾瀬口」まで約40分の船旅になる。船体には「おぜ号」とある。この船旅が味わいがあってなかなかいいのいである。遠くに来たなあと旅情をかきたててくれる。帰りもこの船旅があるから詳しくはそこで書くことにして先に進もう。



これは乗船券。往復を買った。



荒沢岳。雲が多い。



燧ケ岳も見えるのだが、雲の中だ。帰りの便では見えたからあとのお楽しみ。



尾瀬口の船着き場。ここから道路までほんの少し登る。バス停まですぐだ。



ここからはバス。会津バスが尾瀬の沼山峠まで運行している。ただし利用は事前に予約しなければならない。→魚沼観光協会



バスに乗ること10分で、目的地の清四郎小屋に着いた。長い道のりだった。



小屋の前の道路をはさんで、鷹ノ巣高原キャンプ場がある。ここが今回のベースキャンプだ。キャンプ地といっても空き地みたいなものだが、トイレと水場はある。下写真の右手がトイレと水場。小さなテントが私のものでただいま設営中だ。この日のテント組は静岡の浜松からマイカーで来た人と2人だった。

ここから鷹ノ巣登山口まで歩いて25分ほどだというが、翌朝は浜松からの人の車に同乗させてもらうことにした。ここを3時半ごろに出発する。夕飯を終えるとすぐに横になった。蚊に邪魔されたこともあるのだがよく眠れなかった。大丈夫かなと思いながら早く眠れ早く眠れと念じていた。



次回(8月1日)はいよいよ登山本番だ


   

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