30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

清酒の話

2007-03-02 | 閑話

懐かしかった。立ち止まってつい試飲してしまった。灘の酒『櫻正宗』。きょうの帰り道、東京駅八重洲の大丸百貨店の地下の酒売り場でのことだ。20代の若いころによく飲んだ思い出の酒である。といっても安月給取りの身ではなかなか飲めない酒だった。その当時は安酒を飲んで酔っ払っていればご機嫌だった。先輩がたまにこの櫻正宗を飲ませてくれた。口上は決まっていた。「宮内庁御用達の酒だから、心して飲めよ」

40年も清酒を飲んでいると、嗜好が時代とともに変わることが分かる。自らの舌が体験してきたことだ。かつては新潟の酒に代表される淡麗辛口。冷やで吟醸酒がはやった。私もこの20年は「〆張鶴」が定番になった。ところがいまの傾向は濃醇な純米酒を熱燗で飲む。団塊の世代の常識からすれば、いい酒を熱燗でやるなんていったらバカかと言われたものだ。試してみた。これがうまかった。こんな楽しみ方があるんだと教えられた。

いまの季節は“にごり酒”を楽しんでいる。にごりといえば、甘くべたべたして悪酔いするというイメージだ。ところがいまはこれも50℃の熱燗にすると不思議ワールドに導かれる。たぶん舌なめずりするよ。

正月と2月に酒が集まった。下に記した酒が台所の隅と床下収納庫にある。家内からは邪魔だと文句を言われる。風邪でも引かないかぎり365日酒を飲む。体調がよくないと、どんないい酒もまずい。だから体調管理に気を使う。家での晩酌は、まず「〆張鶴」を冷やで、次は濃醇な純米を選んで熱燗でやる。口福だね。


秋  田=〔天の戸・美稲80純米無濾過生原酒〕
福  島=〔大七・H15BY生もと純米山田錦〕〔末廣・山廃純米〕
茨  城=〔武勇・純米〕
埼  玉=〔神亀・純米〕
神奈川=〔いづみ橋・恵海老名耕地〕
新  潟=〔〆張鶴・月〕〔八海山・本醸造〕
富  山=〔勝駒・純米吟醸〕
石  川=〔天狗舞・山廃純米吟醸〕 〔加賀鳶・純米大吟醸〕
福  井=〔福千歳・山廃純米〕〔花垣・純米にごり〕
静  岡=〔 開運・大吟醸〕
和歌山=〔黒牛・純米〕
鳥  取=〔日置桜・純米復刻ラベル〕
島  根=〔扶桑鶴・純米にごり〕
広  島=〔賀茂鶴・純米大吟醸〕〔小笹屋竹鶴・H16BY生もと純米〕〔竹鶴・純米〕〔竹鶴・純米にごり〕〔竹鶴・雄町純米にごり〕〔竹鶴・雄町純米

□冒頭の「櫻正宗」にちなみ、これはカンヒサクラ(寒緋桜)。2月25日に撮影したもの。3分咲きかな?


ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「アルプ」から世界が広がる | トップ | 毎年が一年生 »
最近の画像もっと見る

閑話」カテゴリの最新記事