30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

晩酌の酒が代わった

2014-02-13 | 

酒の話である。気にはなっていたのだがつい書くのを忘れてしまう、と毎回のように同じことを言っている。それにしてもなんと5ヵ月ぶりになる。禁酒しているわけではない。あいかわらず毎晩飲んでいるのに。

「休肝日を取ったほうがいいいですね」
年末の健康診断の結果で注意されたのは「γ―gtp」だけだった。これはいつものこと。あとはクリアした。ほかにも悪いところがぞろぞろ出てくるのではと覚悟していたのだが結果は意外であった。素直に喜ぶべきであるのに、ホントにそうなのかなと疑ってしまう。検査項目が少ないから安心してはいられない。

年を取ると、ここが痛い、あそこが痛いと、次々と具合が悪いところが出てくる。“金属疲労”みたいなものだなと思っている。それにしてもまたぞろ出てきた。こんどは左腕が上がらなくなった。拳を空に突き上げることができない。180度まっすぐに上げることができない。130度ぐらいで痛みが走る。病院に行ったほうがいいのかな。いやしばらくすると直るだろうと様子を見ていた。無理してはいけないと思い、そのままにしておいた。それがいけなかった。整形外科で見てもらったら「肩の関節が固まってしまったようだ」「もっと早めにきてくれれば・・・」とも言われた。それからは、理学療法士に付いて週一でリハビリ通い、家では風呂上りにリハビリに励んでいる。一日も早く治したいと痛さを我慢して懸命に励んでいるが、あまり無理してもだめだといわれている。リハビリに励んで1ヵ月半。徐々になんとか手が上がるようになったが、いまだにまっすぐとはいかない。

「γ―gtp」から思わぬ方向に話が行ってしまった。閑話休題。
晩酌の清酒の銘柄が交代しつつある。「〆張鶴(月)」(新潟県村上市)から「岩の井・山廃辛口純米」(千葉県夷隅郡御宿町) に代わった。そう移行しつつあるといったほうがいい。淡麗から濃醇に好みが変わった。この好みの変化は急にきたものではない。

これまでは「〆張鶴」にこだわってきた。30代半ばからこの酒が定番だったのだから、もう30年近くなる。まさに愛飲してきた。この酒がわたしの清酒の原点だ。そこから清酒の世界に分け入り、全国の多くの銘柄の清酒を飲んできた。それでも原点はいつも〆張鶴だった。ほかに酒に飽きるときまって〆張鶴に帰った。

ところが、清酒の世界に遊んでいると、年とともにしだいに嗜好が変わってきたのがよくわかる。原因はわからない。淡麗では飽き足らなくなった。濃醇な味がうまく感じるようになった。もう5年ほど前からだろうか。こんどは濃醇な酒を求めて、いま評判のあの酒をこの酒をと飲んできた。そのなかで懐具合と相談しながら〆張鶴と同じくらいの値段で、近所の酒屋で求めることができる「岩の井」をよくもとめるよになった。味は値段相応だが、これが気にいった。〆張鶴に代わり岩の井がいま定番になりつつある。

いま飲んでいる酒。すべて到来物だ。これらを冷やでおちょこ一杯だけ飲み、すぐに「岩の井」の熱燗にいく。


    
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