30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

木曽駒~空木岳テント縦走=速報その2

2007-08-28 | 登山
■8月25日(土) 2日目
きょうが正念場。木曽駒から空木岳まで縦走する。夕方までに着けばいいと思うのだが早立ちが一番。気力は充実している。心配は体力だけだ。朝の3時15分起床、テントをたたんで夜明けを待つ。水は2㍑持つ。次の水場となる木曽殿山荘で補給できるから安心だ。
4時30分に頂上小屋テント場を出発。気合が入っている。

4:45 中岳でご来光を迎える。きょうもいい天気だ。


5:40 昨日登った宝剣岳。朝日を受けて輝く。一段とすばらしい。千畳敷で朝食。


6:35 縦走路に出た。振り向くと御岳山がきれいだ。続々と遠くの山々が姿を見せてきた。いいぞ、いいぞ。この瞬間はわくわく、ぞくぞくする。


まずは先日登った南アルプスの山々。右から塩見、富士山、農鳥、間ノ岳。あんなに遠かったかな。


正面にはこれから向かう空木岳とその縦走路が見渡せる。これはいい気分だ。半面、あの空木岳までたどり着けるのだろうか。不安も出てくる。さあ、行こう。


空木岳をアップ。中央がそうだ。右後ろは南駒ケ岳だ。重量感のある山だ。見惚れてしまう。


ヒメウスユキソウ。


縦走だから峰峰を登っては下り、登っては下りの繰り返し。それにいくたの岩場が続く。ひとつひとつの岩場を慎重に乗り越えていく。日差しが強くなってきた。
9:15 第一の目標の檜尾岳に着く。テント場を出てから4時間45分。


山頂から檜尾岳避難小屋が見える。


ここまでの道のりを振り返る。ようやくここまで来たか。右から伊那前岳、宝剣岳、中岳、木曽駒、木曽前岳、左に三ノ沢岳と勢ぞろい。さようなら。


檜尾岳から空木岳をアップ撮影する。急峻な山だなあ。事実、このあとそれを思い知らされることになるのだが・・・。


9:30 檜尾岳から第二の目標の熊沢岳に向かう。
慎重にならざるを得ないというか、びびってしまうような岩場が続く。集中力、集中力とつぶやいてこなしていく。大型ザックのために岩にザックがぶつかる。その反動で前に投げ出されないように気を付ける。バランスを崩せば一巻の終わりだ。途中の岩場でコースを見失う。幸いに大事に至らず。冷や汗ものだった。


10:55 第二の目標とした熊沢岳に到着。多くの峰峰を登っては下る。さすがにバテた。岩場を慎重になるので時間がかかってしまった。


ここまでくると、ますます空木岳が大きく聳える。


12:40 第三の目標の東川岳に着く。空木岳は目の前だ。ひときわ高くせりあがっている。登山道が見える。登っていく人が見える。やはり急な道だ。あれを登るのか。大丈夫だろうか。その鞍部までの急斜面を下る。
13:05 鞍部に木曽殿山荘がある。水の補給だ。やはり出発時に持った水はあらかた飲んでしまった。今日は「空木平避難小屋」に泊まる。そこに水はないから明日の朝までの水を確保して山を越えなければならない。「木曽義仲の力水」まで汲みに行く。水流が細い。2.5㍑を汲んだ。目の前に聳える空木岳を見るだけでも気が萎えてくるのだが、そのうえ水を持ち上げるのだから、いっそう不安になる。しかしこの空木岳を越えなければ今晩の宿となる避難小屋にたどり着かないのだ。
13:35 出発。ここまできたらもうひとがんばりだ。しかしザックが重い。ほんの少し進んでは休むという繰り返し。
空木岳へのコースも終盤は岩場が続く。ここには鎖とはハシゴがあってむずかしい岩場はないのだが、それにしても急斜面が続く。




15:10 いやあ、苦しかった。やっとこさ空木岳山頂だ。木曽殿山荘から1時間35分。コースタイムどおりだ。あれほど苦しんだのにコースタイムできたのだから驚く。やはりだれも褒めてくれないから自分で自分を褒める。それにしても苦しかった。この時間になるとガスに包まれる。やったぞと気分は高揚している。その気分を確かめ、落ち着くのを待った。標柱を見ながらガスの切れ間からさらに続く南駒への稜線を眺める。しだいに苦しみが歓びに変わり、じわじわとその楽しみが心に満ちてくる。これがなんとも気持ちがいい。この気分を味わうために山に登っているのか。


15:40 名残惜しいが下山開始。
駒峰ヒュウテがすぐそこだ。
【最新情報】駒峰ヒュッテは2007年のこの夏から経営方針が変わったので注意してほしい。食事は出さなくなった。レトルト食品やインスタント食品は売っている。素泊まり小屋になったと思えばいい。素泊まり料金3500円。寝袋代1000円となる。


駒峰ヒュッテで20分ほど立ち話。
16:35 「空木平避難小屋」到着。
行動時間は12時間だった。よくもまあ歩いたものだ。
なによりも無事にここまでたどり着いたことに胸をなでおろす。
土曜日ということで避難小屋は込むとばかり思っていたのだが、意外や意外。20人収容の小屋に最終的に5人。ゆっくり休めると思ったら迷惑千万な輩が一人。レスキュー隊が使うようなアルミ箔緊急用寝袋があるが、たぶんそれと似たものだろう。それを持ち込んだ。これがバリバリとうるさい。やたらうるさい。ビニールの音よりうるさい。一晩中この音に悩まされた。この輩はなにを考えているのか。たまらず注意した。明け方にも再度注意した。迷惑を考えないヤツがいるもんだ。空木岳までの充実した山旅を胸に抱いていい夢を見るはずだったのに、とんだ邪魔が入った。

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