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BIG FARMの農事日誌です。

白馬岳~雪倉岳~朝日岳(2)

2015-08-10 | 登山

 

三国境から雪倉岳、朝日岳への道は清々しい。おはよう!

広大なお花畑がつづく。 雪渓が残る斜面は百花繚乱


←8月5日(1日目)から続く

8月6日(2日目)のコース&タイム
8月6日(木) 白馬山荘5:35-5:50白馬岳6:00-6:28三国境-8:05雪倉岳避難小屋8:15-9:00雪倉岳9:10-11:00赤男山ツバメ岩先の水場11:30-11:57水平道分岐-13:47朝日小屋(泊)


2日目は白馬岳から雪倉岳、水平道を経て朝日小屋へのメインコースを歩く。

三国境から雪倉岳方面へ踏み入れると、
評判通り花の道が続く。雪渓が残る斜面のお花畑がすばらしい。山上のお花畑が好きな人にはうれしくてワクワクするコースといっていい。花の盛りのいまを歩けば満足すること請け合いだ。知ってる花すべてに会うことができるのではないだろうか。花の群落があればどうしてもカメラを向けてしまう。すべてそうしていたらきりがないと早々にあきらめてしまうほど多くの花が咲き競っている。

じつはわたくしは山の花が大好き。全国の山々のお花畑に目がなく、時期を狙っては訪ね歩き、多くのお花畑を見てきた。花の時期は天候で微妙にずれる。最盛期に出会うには幸運がものをいう。自慢ではないが(やっぱり自慢になるか)わたくしはその幸運に恵まれたと思っている。おかげで素晴らしい花園に立ち会うことができたのだから幸せなヤツなのだろう。

白馬岳は今回で3回目になる。2回目は、白馬岳から清水尾根を下り祖母谷温泉さらに欅平駅まで標高差2300メートルを一気に下りるハードなコースをとった。ここを歩いたのは花が素晴らしいと聞いたからだ。たしかにそうだった。登山道の両側は花であふれていた。まさに花園であった。

2回目のルートと今回の3回目のルートではどちらが花を楽しめたか。なかなか判断はむずかしい。わたくしからは、花が好きになら2回目の清水尾根ルートもぜひ歩くことを勧めしたい。


白馬山荘は7畳の部屋に4人と意外に空いていた。快適に過ごすことができた。天気予報は、朝から10時頃まで晴れ、日中はくもりとガス、午後遅くになって晴れ。どこまで晴れが続くか。

白馬山荘を5時30分に出る。暑くなるという。水は1リットルを持つ。今日のコースには水場が後半に3カ所ある。これなら安心して歩ける。

小屋の前から剱岳と立山連峰を眺める。うーん、天気がよさそう。

けさは、白馬鑓の右奥に槍ヶ岳と奥穂高岳をはっきりと見ることができた。

アップして見る。奥穂(左)と槍(右)がよく見える。肉眼ではもっとよく見えるのだが、安カメラではこれが限度。

 毛勝三山だってご覧の通り。

村営白馬岳頂上宿舎ではヘリが荷揚げ中。朝にここまで展望を楽しめれば、気分よく出発できるというもの。

 昨日に続き白馬岳の山頂を踏み、分岐の三国境を目指す。振り返って白馬岳にお別れ。


三国境に着いた。これから向かう鉢ケ岳、雪倉岳、朝日岳が迎えてくれた。鉢ケ岳と雪倉岳の鞍部に雪倉岳避難小屋を遠望できる。昨日はこのあたりで雷に戦々恐々としていた。きょうは一転さわやかな山並みが続いている。おはようと声をかけたくなるほどに清々しい。

三国境からは下りになる。振り返るとあっというまに三国境は遠のいていく。すぐにマツムシソウの群落が続く。なんか期待できそうだな。


さらに下って振り返るとこんどは旭岳(右)が見送ってくれている。この山は白馬岳よりも目立つ。


鉢ノ岳と雪倉岳が迫ってきた。


鉱山道分岐。これをいくと蓮華温泉へ出る。


鉢ケ岳はトラバースする。雪渓が道を覆っている。危険を感じることなく通過できた。このさきにも雪渓があるが難なく通過。


鉢ケ岳の東斜面はお花畑が続く。花と残雪と青空。いい気分にならないはずがない。

雪倉岳避難小屋。内部は清潔。トイレもある。これは使える。しかし緊急時のみというからもったいない。


避難小屋周辺は素晴らしいお花畑が広がる。


避難小屋からは雪倉岳山頂への登り。剱岳が顔を出している。


雪倉岳。避難小屋から一気に登ってきた。今日は快調だ。ここから今夜の宿、朝日小屋が見える。だいぶ遠い。あそこまで行くのか。


山頂で10分ほど休み、朝日岳を正面に見ながら赤男山との鞍部までぐんぐん下がる。もちろん花咲く道は続く。

雪倉岳から赤男山との鞍部まではかなり下る。標高差600メートルぐらい下ってしまう。鞍部に水場がある。ここでひと休み、という場所なのだが、ここの水場が気に入らない。赤男山のツバメ岩の先にある水場まで行って休むことにした。

木道が見えてくる手前にその水場はあった。流れが早く冷たい。こっちのほうがずっといい。一気に500mlぐらい飲んでしまった。ここで昼飯タイム。後続の人たちも。


正午近くから曇ってきた。
このあたりで標高は2000メートル。蒸し暑い。汗だくになって歩いている。


水平道分岐。まっすぐが水平道で朝日小屋へ、右は朝日岳へ。7月30日に開通したばかりの水平道を行く。

雪がいつまでも残って水平道の開通が遅れた。谷筋に雪が多い。樹林帯のなか木道が続く。ますます蒸し暑くなってきた。雲間から太陽が顔を出すと直射日光がきびしい。水平道の分岐が2040メートル、朝日小屋が2150メートルだから標高差はたしたことはないのだがアップダウンがあり長いみちのりだ。疲れもあるのだろうがうんざりする道だ。分岐から朝日小屋までコースタイム通り1時間50分かかった。



沢音を聞こえてきた。朝日小屋が見えてきた。沢の水をがぶ飲みして、朝日岳からの稜線に出る。

木道をたどるとすぐに小屋だった。予定より1時間ほど早く着いた。この日の朝日小屋は40人ほど。思ったより空いていた。小屋前のベンチでみなさんと缶ビールを飲みながら懇談。あびるように酒を飲んでいる人がいる。これがわたくしにはわからない。なぜ山でそこまで飲むのか。下界では飲まないではいられないわたくしだが、山上ではあまり飲みたいとは思わない。自分でも不思議だ。

朝日小屋の食事はうまいとよく聞く。たしかにほかの小屋とちがった。ご飯がうまかった。山の雑誌によく登場する女主人はきびきびとして元気なひとだ。ひとり重責を背負ってスタッフをひっぱっている。その立ち居振る舞いからがんばっているなとよくわかる。感心した。ただあまりにてきぱきしている。その気迫に押されてわたくしのような小心者は遠慮してしまうところがある。


朝日小屋のテン場。

夕方近くになって晴れてきた。左から雪倉岳、白馬岳、旭岳。この景色を眺めていると「あそこから歩いて来たんだよなあ」という感に堪えない声が聞こえてきた。たしかにここまで長かった。


きのうと同じく夕映えが美しい。夕焼けに見とれ感激している自分に照れてしまう。

サンセット。

2日目は快調に歩くことができた。評判のお花畑を満喫できた。展望もたっぷりと楽しむことができた。山はやっぱりいいなと感じる一日であった。

⇒3日目(8月7日)続く


 

        
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