間引きしながら一本立ちさせたハクサイ
防虫ネットで覆っていても害虫の食害がある
8月15日にタネをまいたハクサイ。生長が悪い苗を間引きながらどうにか一本立ちさせるところまで来た。ここまで育てることができたら、まあひと安心といったところである。
ハクサイはタネから育てると、ここまでがいちばん苦労する。苦手意識がある。それだけに懸命に育てる。しかし待てよ、不得手だとずっと思ってきたのだが結果をみるといつも上々の出来になっている。
ということは、本人はいまでも不得手だと思っているのだが、長く失敗はなく立派なハクサイが取れているのだから、とうに不得手どころか得手な作物になっているのではないか。そう気がついた。それでもやはり苦手意識がある。それがあるから本腰を入れて頑張れるのかもしれない。
一本立ちできたからといって安心はできない。これからは葉が立って巻いてきたらこんどはヨトウムシに注意だ。これを駆除できてはじめて立派なハクサイが取れる。
周辺の菜園を眺めていると、ハクサイの育苗が苦手なのはわたくしだけではないようだ。タネから育てている人はまずいない。市販の苗を買って植えつけているのが多い。
いま同時に行っているキャベツやブロッコリーの育苗に比べるとハクサイは格段にむずかしい。それだけにハクサイの育苗は栽培技術を磨くにはいい。そう思って続けている。