30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

日光の社山に登るー黄葉の中禅寺湖畔をたどり

2014-10-25 | 登山

 ↑社山はなかなかの雄姿を見せてくれる。阿世潟峠から半月峠への登り返しから振り返る

↓日光の定番といえば八丁出島と男体山。秋空と紅葉のコントラストに目を奪われる


山行日 2014年10月24日(金)日帰り
天気 晴れ
山域 奥日光
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:43=5:05北千住5:15=東武動物公園駅と栃木駅で乗換=7:36東武日光駅7:53 (東武バス)=8:35中禅寺温泉バス停8:45-10:05阿世潟10:10-10:27阿世潟峠-11:30社山12:12-12:53阿世潟峠13:00-13:40半月峠13:57-14:39中禅寺湖畔の峠分岐-15:30中禅寺温泉バス停=東武日光駅17:12=20:07我孫子駅


5日前の10月19日に歩いた金峰山の展望に気をよくして、こんどは日光の社山に登ってきた。紅葉が狙いである。じつにさわやかな天気に恵まれ、紅葉はもちろん展望までも存分に楽しむことができた。こうなるとまたも気分はうきうきだ。

日光は昨年も楽しんだとくに中禅寺湖畔の「黄葉」にはすっかり魅せられた。今回も湖畔の“金色の道”を歩き、体いっぱいに金色の光を浴びることができた。気がつくと柄にもなく、ハイ・ファイ・セットの「燃える秋」を口ずさんでいた。気恥しくなったのだが、こんな老いぼれにだって♪燃える秋 揺れる愛の心・・・なんて歌わせてしまう道なのだ。

紅葉の盛りに出会うのはなかなかむずかしい。この秋の紅葉は1週間ほど早いというから、内心ではすこし遅かったかと不安ではあった。やはり中禅寺湖畔は少し盛りを過ぎてたものの、はらはらと落葉するのが私の好みだからちょうどよかった。とくに八丁出島は見ごろであった。紅葉にはうるさい私もこれにはまいった。さすがである。それだけグッドタイミングだった。

紅葉にばかり目を奪われてしまうのだが、肝心の社山はよかった。この山ははじめて登るのだが、中禅寺湖畔から眺めると八丁出島を前景にして、すくっと立ちあがった円錐の形をしている。すぐにそれとわかる。稜線からは中禅寺湖と背景の山並みの展望がすぐれている。昨年登った半月山よりこちらに軍配をあげたい。


紅葉が盛りの日光に行くには、なにがなんでも週末の混雑は避けたい。ということで金曜日にした。前日までの雨が上がり、さわやかな秋空がひろがった。よーし、いいぞ!朝早く家を出たものだから7時36分には東武日光駅についていた。早起きは三文の得とはこんなときになるほどなと思う。

バスは始発がJR日光駅。東武日光駅ではすでに空席はわずか。私は一番乗りだったのでなんとか座れた。通路は立つ人でいっぱいになった。隣りの人が通勤で毎日中禅寺温泉に通う中年女性。ずっと話どおしだった。裏技を教えてもらった。それが帰りに役に立った。ケチくさいけれどそれは内緒。みんなに言ってしまっては裏技ではなくなる。

 この天気なら、だれだって心がはずみ期待が膨らむ。



中禅寺湖は静穏だった。湖面に映るものはすべてがシンメトリーの構図になる。
イタリア大使館別荘記念公園からの男体山。

イタリア大使館別荘記念公園からの日光白根山(真ん中の高い山)。



イタリア大使館別荘記念公園からは、これから登る社山も眺めることができる。端正な円錐の形をしているからすぐにわかる。



アップ。社山の前景に八丁出島。ちょうど日が差してきた。 

 

イタリア大使館別荘記念公園から阿世潟へは「黄葉」の道が続く。こんなにもいい道があったのだ。

   

八丁出島が見えてきた。
立派なカメラと三脚を担いでいる人とたびたび行き交う。そのひとりに尋ねた。
「八丁出島はどうですか」
「見ごろだ。いまちょうど日があたってきたところ。カメラを向けるにはちょうどいい」

道を外れて木立を抜け湖岸の砂浜に足を踏み入れる。そこには朝の日に輝く八丁出島の紅葉と男体山が広がっていた。空の青とのコントラストが素晴らしい。さすがに定番中の定番。なんど見てもあきない。出島の付け根に向かって砂浜を行く。風景が少しずつ変わる。そのたびに何枚も撮った。どれを載せようか迷ってしまう。 



阿世潟についた。紅葉と展望に目を奪われて寄り道ばかりしている。湖岸に下りてはまた道に戻るという繰り返し。遅れを取り戻そうと速足になった。それほど遅れることもなく気がつくと阿世潟だった。ここからが社山への道。

阿世潟峠までは一投足。ここから急な登りになる。峠の標高が1410㍍。社山が1827㍍だから標高差は400㍍。山頂まですぐなようだが、意外としぶとい。

 

当然ながら稜線の紅葉はすでに終わっている。斜面にはまだ名残が。

 

 

1550㍍。カラマツの黄葉はすでに散りかけている。

社山の頂が見えてきた。

 

 

高度をあげるにつれて中禅寺湖とそれを取り囲む山々がパノラマに。心静かな風景だ。この稜線はそんな眺めが続く。

 

1650㍍。このあたりダケカンバの林。  

 

下山してくる夫婦が「いままで富士山がきれいに見えていたのだが雲に隠れてしまったようね」。
そちらの方角に目を凝らすと見えた。雲の中から富士が出てきた。私の格安カメラではご覧の通り、ぼんやりとやっと見える程度だが、実際はこれよりはいくぶんはっきりと冠雪した富士が見えた。幸いだった。やっぱり展望は朝早くに限る。雲ひとつなかったのにしだいに雲が広がりつつある。

 

社山の山頂。うまいぐあいに後続が来たので撮ってもらった。

社山の山頂は展望がない。先に進むと見晴らしがいいというのでほんの少しすすんだ。
ここで展望を楽しみながら昼飯にする。

  

左のピークが錫ケ岳、右のピークが日光白根山。錫ケ岳の姿がじつにいい。

日帰りの日光の山旅はゆっくりしていられない。正午を過ぎてしまった。

下山開始。阿世潟峠から半月峠に向かい、そこから半月山展望台を往復して下山する予定だ。結果は半月山展望台には行かずに半月峠から下山した。帰りのバスの渋滞を考えるとこれが正解であった。

阿世潟峠へ下山途中、往路のときは気がつかなかった戦場が原と湯滝が見えた。雲が出てきた。

男体山にも雲が。

 阿世潟峠。下りは楽だ。しかしここから半月峠を目指す。1650㍍までの登り返しがつらかった。

阿世潟峠から半月峠までのコースタイムは1時間だが40分で来てしまった。ここで時刻は13時40分。半月山展望台まで往復するか。帰りの時間を考えてパスした。半月山展望台には昨年行っていることだし今回はいいかと。

半月峠から湖畔に下った。



またも「金色の道」を歩む。この道は何度も書くがいい。これならふたたび来たかいがあったというもので、黄葉との別れを惜しみながら歩いた。



中禅寺温泉バス停が近ずく。目の前の男体山はガスに隠れてしまった。

 

いい一日だった。展望に、黄葉に、なんども足を止めては見入ってしまった。満足のいく山行ができた。5日前の金峰山に続いて秋空がひろがったのだから言うことなしである。

平日とはいえ秋の紅葉シーズン。やはり帰りの中禅寺温泉バス停はびっくりするほどの長蛇の列だ。バスが来ない。来てもすでに満員で乗れない。何台待てば乗れるのか。みんな不満顔だ。日光の自然はすばらしいが東武バスの対応にはいつも首をかしげてしまう。何十年もの経験があるのに毎年こうなる。日光の観光客が減っているというがそうなるはずだ。せっかくここまで来てくれた外人観光客には私が謝りたくなる。

それでもこの秋も来てしまった。いい気分で下山してきたのだからこのまま駅までスムーズに運んでもらえたらもっといい気分になれるのに。


      
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