30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

黄昏60きっぷで、鉄五郎新道から大塚山

2011-04-11 | 登山

  

鉄五郎新道の尾根に咲くイワウチワ


 山行日 2011年4月7日(木)日帰り
天気 
山域 奥多摩
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅5:13=5:26新松戸5:35=6:31西国分寺6:37=7:22青梅7:28=7:53古里駅8:05(朝飯)-8:15寸庭橋-8:40(間違って広沢山への道を行ってしまい、元に戻る)9:30-9:50金比羅神社10:00-10:05イワウチワ-11:00広沢山-11:30大塚山12:00-12:05富士峰公園12:23-12:31宿坊・東馬場-13:40大楢峠14:00-15:25鳩ノ巣駅15:49=16:23青梅16:24=16:53立川17:00=17:05西国分寺17:08=18:08新松戸18:12=18:25我孫子駅
⇒コース地図


前日の景信山に続いて、4月7日は奥多摩の鉄五郎新道を歩く。ネットで見ると、尾根にイワウチワが咲くことでかなり知られたコースだ。この道はやはりバリエーションルートだが、しっかり踏み跡はついているという。前日のスプリングエフェメラルの競演に気をよくしていたので、もうひとつ欲張りしてイワウチワを見てやろうとこの道を歩くことにした。それにしても、鉄五郎とは侠客の親分みたいな名前だ。

コースは上記の地図の通りだが、古里駅から鉄五郎新道を経て大塚山に、大楢峠を回ってを鳩ノ巣に下山する。大塚山からは一般コースになる。

鉄五郎新道への道を誤った。ひとりでバリエーションルートを歩くと道を間違うのはよくあることだ。「あっ、しまった」なんて、あわてて元の道に戻り、時間をロスしてしまうのも、あとで振り返るとバリエーションルートを歩く楽しい思い出となる。ただし遭難しないで、いま現在元気だからこんなことが言えるのだが、そのためには事前の情報収集が大切だ。出かける前には地図を見ながら、何度もシミュレーションをしてみる。そのイメージがあいまいのままだと苦労する。

ネットを見ると鉄五郎新道のコース案内が多く出ている。これらを見ていても私は道を間違ったのだから、それでもバリエーションを歩いているのか、と嫌みの一つも言われかねない。反省を込めて、鉄五郎新道の完全案内版を作ることにしよう。


「黄昏60きっぷ」(またの名を青春18きっぷともいう)の利用はこれで3回目、スタンプが3つになった。

古里駅のベンチで手早く朝食と用足しをして出発。
駅前の青梅街道を右へ行く。左に、小学校を見て次に教会が出てくると、甲州街道から左に入る道路が見える。この道に入る。駅から5,6分のところだ。

二つ目の橋が見えてきた。下を多摩川が流れる。これが寸庭橋。手前左に手洗い、右に駐車場がある。 

この寸庭橋を渡る。


寸庭橋を渡るとすぐ右手に「ウオーキングトレイル入口」の標識がある。この右の階段で川に降り、上流に向かって進む。はっきりした道形がある。

(参考)鉄五郎への取り付きとしてはもう一つある。ネットで見ると、寸庭橋を渡り、道なりに左に少し行くと右手に階段がある。ここからも行けるようだ。

最初の手すりのある小さな橋を渡り、次に二つ目の橋が右手に見えてくると、その手前に左へ上がっていく道がある。ここを登る。


よく見ると、その入り口に手製の道標があった。


2分ぐらいで、前方に民家が見えてくる。手前に橋がかかっている。この橋は渡らないで、手前にある右に上がる急な山道に取り付く。

4分ぐらいで、細いが踏み跡がしっかりした山道にぶつかる。まっすぐ行かないで、この山道を右に取る。右手下には「←鉄五郎新道」の道標がある。ここからが鉄五郎新道になるのか。斜面を巻くように平らな道が続く。これで万全。金比羅神社までは一本道で迷うことはない。

迷うことはないといいながらも、迷ってしまった。
さきほどの分岐から8分ほど行ったところに、送電鉄塔の黄色い標柱があり、さらに赤テープや青テープがやたらいっぱいぶら下がっている。左は急な斜面だが、階段状の道が上に向かって続いている。これだけテープがあるのだからここを左に行くものだと思ってしまった。繰り返すが、本来の道はこれを無視してまっすぐに先に進めばいい。

私はこの地点で左へ登って行ってしまった。急坂が続く。汗が出てくる。そろそろ金比羅神社が出てきてもいいころなのに出てこない。このあたりでおかしいなと気がついた。この道もバリエーションルートだ。しかし道がきちんとついているだけにだまされた。引き返すタイミングが難しい。もっと先なのだろうかと、つい歩を進めてしまう。金比羅神社までにこんな急坂が続くなんて書いてなかった。やっとこれは広沢山への道なのだと気がついた。どうせ鉄五郎新道を行っても広沢山へ行くのだからこのまま行ってもいいのだが、目当てのイワウチワは金比羅神社の近くというのだから、広沢山まで行ってしまっては、だいぶ下がることになる。
元の道に戻ろう。50分ほどのロスタイムになった。鉄五郎新道のひとつ手前の尾根を登ってしまっていた。すっかり汗だくだ。


ということで、元の道に戻り、先の平たんな道を行く。


そこから20分ほどで金比羅神社だ。近づくと多くの人声が聞こえてくる。静寂が破られた。いやな予感がした。きょうも一人ぼっちの静かな山歩きができものと期待していただけに、なんと17人の団体がいた。おいおい、平日だというのにこの人数の団体かよ。正直のところ、不愉快になっていく自分の気持ちを押さえようと、団体が先に出発するまでじっと待つことにした。
イワウチワは岩の多い尾根に咲くが、ここもそんな感じで岩が多い。

ここから広沢山まではヤセ尾根の急登が続く。間違って入ってしまったさきほどの尾根と同じような急坂だ。
イワウチワの群生地は、金毘羅神社からすぐのところだった。咲いていたのはわずかだった。平年に比べて遅れているようだ。見ごろは1週間後かな。イワウチワにここまで会いに来たようなものだから、わずかでもそれはうれしいものである。ニコニコしながらご対面となった。

このイワウチワの群生地、群生地というほどの広さはなく、ごく限られたものだった。山の花が好きであちこち見てきている私からすればちょっとあてが外れだ思いだ。なんでこんなに鉄五郎新道のイワウチワがもてはやされる?のか私にはわからない。坪山のイワウチワのほうが見応えがあるのではないかと思ってしまう。いや、これは私の誤解で、花が満開のころは、こんなものではなく、それは見事なのかもしれない。

さきほどの団体に追いついた。なにかを見上げている。シキミの花だ。あの仏花である。

イワウチワの群生地はもうひとつ、高度を上げて広沢山近くにもあった。残念ながらみんな蕾の状態だ。

周囲を探して、蕾が開きかけてきたのを見つけた。

848メートルの広沢山。周囲を見回すと、いま来た道とは別に、北からの道がもう一本あった。たぶん間違って入った道はこの道に続いているんだなと思う。

広沢山から大塚山への道はぐっと楽になる。電波塔を左に見て、大塚山に着いた。やれやれである。

ここで昼食。テーブルの木はヒノキだ。香りですぐにわかる。なんともぜいたくである。建て替えたばかりのわが家はヒノキがぷんぷん匂う。だから知人にいわせると山小屋みたいな家だという。

920㍍の大塚山。

大塚山から御前山や雲取方面の眺望が広がる。



大塚山からは一般コースになる。急に道が広くなり、大楢峠を経て鳩ノ巣までのコースに迷うところはない。

大塚山の先にある富士峰公園は平年ならカタクリの花が見ごろだというので楽しみにしてきた。だが、咲いているのはわずかだった。イワウチワと同じく、見ごろはあと1週間後の中旬ごろだろうなと思う。
 

道に迷い、ロスタイムが50分あり、それだけ余計に歩いているので、御岳に立ち寄るのはパスして、大楢峠経由で鳩ノ巣に下りることにした。大楢峠への分岐にある宿坊「東馬場」。茅葺屋根は見事だが傷みが目立つ。

宿坊を過ぎてすぐの沢に、ハナネコノメを見つけた。きのうも景信山の沢でこの花に出会っている。


大楢峠までは、「東馬場」宿坊から1時間10分ほどかかった。平たんな道が続いて、いいかげんあきる。
まだ雪が残っていた。昨年3月末の奥多摩は大雪だったから、いまの残雪は不思議ではない。


やっと大楢峠。ここから鳩ノ巣への道を取る。

その分岐にコナラの大木。これを見上げて、サヨナラと下っていく。

この下りの道は、単調でおもしろくない。駅が近くなると、多摩川にかかる橋を渡る。


青梅街道のここに上がってくる。ここが大楢峠コースへの入り口であり、大楢峠からの出口である。
右に折れて行くとすぐに鳩ノ巣駅だ。


道に迷うという誤算はあったものの、鉄五郎新道なるものを歩くことができた。以前から歩いてみたいと思っていた道だ。そこで目当てのイワウチワに会うこともできた。2日連続でスプリングエフェメラルに歓迎されたのだから、気分がいいのは言うまでもない。


 

       

 

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