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BIG FARMの農事日誌です。

2011夏山を歩くー恵那山(広河原コース)

2011-07-28 | 登山

恵那山頂。山に入り3日目にして本来の調子の歩きができたから気分も晴れやかだ


山行日 2011年7月24日(日)
天気 曇り時々晴れ
山域 恵那山
メンバー かみさん
コース&タイム
弓の又キャンプ場=林道ゲート駐車場4:40-5:05登山口-6:25標識(5/10)-7:45恵那山8:45-10:40登山口-11:05林道ゲート駐車場=弓の又キャンプ場(撤収)=ひるがみのの森(入浴)=飯田山本IC(中央自動車道)=我孫子・自宅


7月22日 美ケ原   7月23日 御嶽山  7月24日 恵那山

恵那山には昨年の聖岳と光岳の帰りに登ろうと思えば登ることができた。しかし登ろうという強い意思がなかったのか結局は見送った。やっぱり登っておけばよかったかなという少なからず心残りがあったからこそ今回につながったのだろう。

ルートは、最短の「広河原ルート」を登ることにした。下山したらこの日のうちに自宅まで帰る。そのためには早め早めの行動で、できるだけ短時間で歩けるこのルートを選んだ。このルートは、頂上に至るまで展望がなく、笹が茂る道をひたすら登るだけで、花も咲いていないからほかに楽しみがない。そうなると頂上からの展望に期待したいところだが、山頂には展望台となる櫓が組んであったものの、そこからの展望はまったくなかった。とうとう恵那山の魅力をなにも感じないままに、登って下山してしまったようで、もの足りなさが残っている。

このルートは虫が多い。突然に虫の大襲来だ。体中刺され、顔や耳が腫れて、人さまには見せられない顔形になった。それに口に鼻に耳にと虫が侵入してくる。どうにも不快で、登山どころではなかった。事前情報としてそれは分かっていて、頭からすっぽりかぶる防虫ネットを用意していたのだがザックに入れるのを忘れた。下山のとき登ってくる人の中には防虫ネットをきちんとかぶっている人を何人も見かけた。これほど虫に悩まされたのは北海道の暑寒別岳以来だ。

前日、前々日と体調がいま一つで、苦しみながらの登山になった。3日目のこの日はこの2日間の登山で体が慣れたのか、いつもの調子で登れた。こうでなきゃ、と思いながら、この日はかみさんに遅れることもなく歩くことができた。


登山3日目。この恵那山が今回の最後の山になる。帰りの時間を考えて、できるだけ早出することにした。キャンプ場を4時に出て、林道ゲート駐車場を目指した。駐車場はまだうす暗く、5台ほどの車があった。日曜日なのに思いのほか少ない。すぐに準備を整え、林道を広河原登山口へ向かった。(写真は、出発時暗かったので下山時に撮ったもの)

林道の左は本谷川、右の山側は崖で、登山口までの道はいつ崩落があっておかしくないくらいの地層だ。落石がこわい。通行止めのゲートが設けられているのがよくわかる。
25分ほどで左側、すなわち川側に「広河原登山口」の案内があった。この道の山側には水場があり、うまくて冷たい水が流れている。

登山口からいったん本谷川に下り、橋を渡り、対岸から山に入っていく。

すぐに急斜面が待っている。ずっと岩まじりの急な登りが続く。ところどころにこんな標識がある。登山口から頂上までを10に区切って、いまの位置を教えてくれる。

岩まじりの道が終わると、こんどは山頂までは背丈ほどの笹に覆われた道になる。とにかく笹の道が続く。朝露で濡れるかなと思ったらそうでもなかった。私はこんな笹の道が苦手だ。笹の中から熊があらわれるのではないかと戦々恐々としている。東北の山の歩くとこんな道が多いから、いつも身構えて登っていた。


ここの標識は5/10。頂上までの中間点? ここまで登山口から1時間20分。

とにかくどこまも途切れることなく笹に覆われた道が続く。たまには違う風景を見たいなと思うほどだ。

花は少ない。そんななか、ナデシコに似た白い花を見つけた。センジュガンピだ。調べたらナデシコの仲間だった。きょう出会った花の中で印象に残ったのはこの花くらいだから、めったに花に出会えなかった。

きれいな花に気をよくしカメラを向けていたら、急に顔に虫がたかってきた。それから頂上近くまで虫の攻勢が絶え間なく続いた。腹が立つほどわずらわしいばかりで、一刻も早く虫から逃れたいのだが、いつまでたっても虫がいなくならない。顔を虫から守るため手ぬぐいで頬かむりしたもののまったく効果はなく、かえって顔のあちこちを刺されてしまい、腫れてしまった。帰りの温泉で鏡を見たら、すごい顔になっていた。

虫の攻撃がなくなったころ、恵那山の山頂に到着した。広い山頂で三角点と山頂標識があり、それに展望台となる櫓が組まれている。櫓に登ってみるが、なにも見えない。



櫓の上から頂上を撮ってみた。

避難小屋も見ておきたい。山頂からいったん少し下り、登り返すと避難小屋があった。近くに新しいトイレがある。そこが黒井沢ルートの分岐になっている。

小屋の前で、ここまで前後して歩いてきた人が地図を取り出して、最高点はどこだろうという。さきほどの「頂上」は三角点があり2189.8㍍だ。しかし地図を見るとすぐ近くに2191㍍の最高点がある。ここはどこになるのだろう。三角点があるところが頂上と思えばいいし、そこまでこだわることはないだが、気になるのもたしかだ。

そこで探してみることにした。地図で見る限り避難小屋の近くであることは間違いない。避難小屋から神坂峠方面への道をほんの少し行くと避難小屋の裏手に出た。岩場だ。ここが少し高い。ここが最高点か? いや展望がまったくないから違うだろう。
さらに少し先に社があった。現在、恵那山山頂の恵那神社奥宮には 7 つの社が置かれているという。その一つ。

四乃宮社 熊野社 速王男命

この社の左側に細い道がある。ほんの少し足を踏み入れると、三角点のようなものがあり赤く塗られていた。これがなにを意味するのかまったく分からないのだが、直感でなんかがにおう。このあたりかな? さらに進むと崖に出た。そこだけ木々が伐採されて展望が開けていた。たぶんここだろうと、ひとり合点した。

ここからならたしかに展望がよさそうだ。うろうろ歩きまわっても展望できるようなところはなく、ここがたぶん唯一のところだろう。天気はいいのだがあいにく展望がきかない。家に帰り、調べてみると、やはり「四乃宮社」の裏手のここが一番展望がいいようだ。

頂上では1時間休むつもりでいたのだが、避難小屋まで足を運んだり、最高点を探したしたら、またたくまに時間が過ぎた。あわてて頂上に戻り、昼食をとった。この時間帯になると、しだいに登山者がやってくる。

山頂についてからちょうど一時間。下山開始。次々と登山者がやってくる。駐車場の車の台数を見て、きょうは登山者が少ないと思っていたのだが、それはわたしたちの出発時間が早かっただけのようだ。帰り着いたら、駐車場は満杯で、林道にまではみ出ていた。

弓の又キャンプ場に戻り、テントを撤収した。
広河原ルートからは、恵那山の姿を見ることができない。そこでキャンプ場の管理人さんに尋ねたところ、すぐこの先の道から、山と山との間に見ることができるという。いいことを聞いた。少し先にたしかに恵那山と思える山容。これだなと、山旅の最後に恵那山を見ることができた。 


台風一過とはいえ、晴れ男と雨女がいっしょだと、どっちにしていいのかお天道様も困るようだ。この3日間は天気に恵まれた。頂上の天気はいいのに、展望には恵まれなかった。どうにもおかしな天気だった。

やはり車を利用した山行はなにかしらもの足りなさを感じた。それでも一カ月半ぶりに山中に身を置いてしだいに心が満たされていくのがよくわかる。これが私にとっての山の魅力になっている。やっぱり山はいいもんだ。


         

  

 

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