ダイコンの間引き菜がとれた(=写真上)。好きなので私にとっては「待望」ということになる。
種は9月2日にまいた。5日に芽を出した。いま、ようやく葉を5、6枚つけたところだ。これが最初の間引き菜となる。まだ背丈は低く、茎は細く、食べてしまうにはかわいそうなくらいだ。この小さなときの間引き菜がいちばんうまい。
この若いというか幼い間引き菜をさっと湯に通す。刻んでかつお節と醤油、または細かく刻んで熱いご飯にのせる。間引き菜の色合いがいい。まさに初ものといった感じで若草色が初々しく目にやさしい。そしてなんといっても茎の感触だ。シャキシャキとした食感と音。それを食べているといってもいい。若くて、か細いだけになんとも繊細な味わいがある。
「ダイコンの間引き菜ぐらいでなんと大げさな。そんなもん、貧乏くさいて食べられるか」なんて思われる向きは、一度お試しあれ。こればかりは売っていないから自分で作るしかない。
こんばんはこれが酒のつまみに、最後にご飯に…。いまから目を細めてニコニコ顔になっている。
種まきは9月2日。これは9月8日の状態。
間引き菜をとるためBIGFARMでは条まきだ。
9月18日の状態。黒土に青い線がまっすぐにのびている。
見ていても気持ちがいいものだ。ここから間引く。