30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

冬支度(2)

2006-12-21 | ホウレンソウ
ホウレンソウがこれからは見た目に反比例してうまくなる。葉は霜と寒風で傷んでくるのだが、寒さから身を守るために立っていた葉はしだいに横向きになり地面にぴったりと張り付き、葉肉は厚くなって甘みが増してくる。滋味という言葉はこの時期のホウレンソウにふさわしい。この露地栽培のホウレンソウを食べられるのが菜園をやっていてこの上ない喜びだ。これがホウレンソウ?といいたくなるほどふだん食べているものとは別の野菜になる。けっして大げさではない。
ホウレンソウは常時収穫できるように時期をずらしてまいてきた。最後に種をまいたのは11月。この生育は遅くてまだまだ小さい。寒さで保温しなければこれ以上大きくならない。そこでビニールでトンネル掛けをして保温してやらなければならない。いまのところ、これまで生育してきたものがほかに畑にいっぱいある。あわててビニールのトンネル掛けで急いで育てることもない。そこで年内はビニールよりは保温が低い不織布をかけてやった。少しは生育を促してくれるだろう。年が明ければ寒さが厳しくなる。そのときはビニールのトンネル掛けだ。


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