30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

九条太ネギの種まき

2006-03-16 | 冬ネギ

3月11日に「九条太ネギ」の種をまいた。
ネギといえば私の菜園では殿様(下仁田)ネギのことを指す。このネギの収穫が12月から2月のため、
ほかの時期は白い部分が長い千住ネギなど関東系の根深ネギを買っている。

じつは私の菜園の周辺農家のほとんどがこの根深ネギの栽培を行っている。私の菜園の周りはネギ畑といってもいい。

今回、関東系の根深ネギではなく関西系の「九条太ネギ」を作るのは、葉緑部と軟白部の両方を食べることができると知ったからだ。関西系のネギは軟白部よりも葉緑部を食べる。しかし、九条太ネギは葉だけではなく、土寄せをすれば白い部分が長くなり関東風のネギになるのだという。土寄せが面倒でこれまで根深ネギを作らなかった。両方につかえるというのだから試しに作ることにした。「そば」には関東系のネギがいいが、「うどん」には関西系の葉ネギがほしい。

芽出しは「下仁田ネギ」「タマネギ」と同じだ。種をまいてから発芽まで土の表面を乾かしてはいけない。発芽までが一番気をつかうのだが週末だけの農作業ではままならない。種をまき、土をかぶせたら乾燥と防寒対策をかねてイネワラを上に敷き、さらに防虫ネットのトンネル掛けをした。うまく芽が出ることを願う。

先の話になる。6月になると間引きしながら葉緑部を食べることができる。これを7月に植え替えて土寄せをしていくと白い部分が長くなり関東風のネギになる。12月は九条太ネギの白い部分と下仁田ネギの両方が食べられる。どちらがうまいか楽しみだ。

・九条太ネギ タキイ種苗

〔お酒の話〕2年前から肝臓のγーGTPの値が高くなった。飲兵衛だから仕方ない。酒を楽しむには健康が一番で、体調がいいときの酒ほどうまいものはない、と舌が知っている。γーGTPを低くするには1カ月ほど酒を断てばいいと知りつつそれができない。節酒するしかない。
昨年末から定番以外のうまいといわれる酒を15本ほど次々と試飲してきた。それらの一升瓶が空になりやっと定番の「〆張鶴」に戻った。酒の本を読んでいたら「〆張鶴」が中央で知られるようになったのは昭和57年(1982年)ごろからだという。私がこの酒に行き着いた時期とぴったり合う。
ほかにいま手元にあるのは「竹鶴」「睡龍」「日置桜」の純米酒3本。これらは燗酒がうまいのだが、熱燗にしてからわざわざ燗冷ましにして飲んでいる。口当たりがやわらかくなり、なめるようにして飲んでしまう。その姿がなんとも意地汚い。


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