
PRESTIGEの人気盤からの1曲『コートにスミレを』ではなく“VIOLETS FOR YOUR FURS”です。誰がコートにスミレをという邦題にしたのか知りませんがコートではイメージが湧きにくいのではと思います。日本語でコートというと良くて羊毛コート安ければ綿コートです。FURSとは違う別物でどうしてこういう邦題になったのでしょうか?ピッタリの英訳がなければバイオレット フォー コートでも良かったのにと思います。この曲は1941年にマット・デニスが作曲した曲でシナトラのボーカルでも有名です。本アルバムのA面の2曲目が“この1曲が好き”の演奏曲VIOLETS FOR YOUR FURSです。ジャケ写真の若きCOLTRNEの顔というか表情の素晴らしい事、彼の目はどこを見つめているのだろうかと考えてしまいます。将来を見ていたのでしょうか?
この曲を聴く時はボリューム・スイッチを9時の位置まであげてテナーの音を浴びるような気持ちで聴きます。コルトレーンの身体全体を使って奏でるテナーのぶ厚い音が僕の身体と脳を刺激する快感が素晴らしく心地良い1曲です。ベースの弦がビューンと振動する様に感じられる再生音の良さもこの曲の聴きどころで本LPが人気があるのも納得できます。最近聴くのはオリジナル盤ですが最初は国内盤ビクターのPRESTIGE JAZZ GOLDEN50シリーズを学生時代に定価1100円で購入して聴いていました。今となってはやはり再生音は物足りません。後になってユニバーサルからRVGリマスターLP復刻コレクション盤を入手して聴いてました。この復刻シリーズもRVGマスターからカッティングされたという事で良くできた再生音ではありますが、オリジナルと比べるとテナーの高音の伸びやベース音の鮮明さに違いが感じられ、聴いた場合の迫力というか臨場感が違って聴こえます。
どういう理由かは知りませんがオレンジベースのジャケットも一緒だったのを入手したのですが、さてどちらのジャケがお好きでしょうか? ジャケの色よりもやはり446W.50TH ST.,N.Y.C.であれば聴いてガッカリする事はないと先輩諸氏もおっしゃると存じます。この曲を聴いた後でアルトサックスを聴くとどうしても軽く感じて寺島氏が言うようなチャルメラ風にも聴こえてしまうのでアルトサックスの演奏盤はしばらく間を置いてから聴くことにしています。













こんなにオーソドックスなアルバムで攻めてくるとは、さすが kuiren さんですね。
しかも当然のようにオリジナル盤を持っていらっしゃる。
トレーンを聴いてみたい!と思ってしまう、ブログの王道です。感服しました。
こんにちは
正月疲れの為かどうか分かりませんが昨日夕から先程まで休んでいました。
朝昼兼用の食事を済ませて、これからレコードでも聴こうかというところです。
コメントありがとうございます。
一般的な話ですが、オリジナル盤・セカンド盤・復刻盤・再発盤と色々な盤があり聴いてきましたが極く少数の例外を除いて最後はオリジナル盤に行き着くのがジャズにかぎらずレコードとオーディオの世界だと思います。
何枚も買い直したりして散財して来ましたので、最初からオリジナルを買っておけばとも思うのですが、学生時代は無理でした。
最近は月に2〜3枚ぐらいの頻度で買い直しをしなくても良いはずと思えるLPを入手してます。盤やジャケの程度の良くない物は結局我慢できず再度買い直す事もあって無駄を積み重ねてきましたので、程度が納得できる物が見つかるまで我慢する事も覚えました(今更ですが 苦笑)
これからは無駄な事はしないでおこうと思うのですが、聴かねば分からないのがレコードで、これが楽しく廃盤店巡りやネット検索がやめられません(笑)。ビニール入手病だろうと思います。