九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

「ならず」 将棋の言葉から

2017年08月12日 | 日記
 中学生棋士・藤井四段の大活躍で今や将棋ブーム。
 日ごろ、将棋をやらない人でも「歩のない将棋は、負け将棋」とか
 「桂馬の高飛び歩の餌食」など将棋の格言を知ってる人も多いはず。
 将棋言葉の「なる」とか「ならず」も同様かと思われる。
                         
 王と金以外の駒は、敵陣に入ると駒を裏返して「なる」ことができる。
 桂馬も香車も「なる」ことで元々の動きに加え、金の働きもする。
 特に、歩が裏返るのを「と金」とか「と金をつくる」という。
 歩は本来、一歩ずつしか進めないが「と金」になれば前後左右(ななめ後退のみ不可)自由に動ける。
                       
 ところで、将棋の戦法の中に、歩が敵陣に入っても「と金」にならず歩のままの場合もある。
 むざむざ特権を放棄して勿体ないが、これを「ならず」という。


 【図は詰め将棋(持ち駒)歩一つ】
  
 攻め方は、2四歩を一歩すすめて敵陣に入り王手とする。
 ここで普通なら歩を裏返して「と金」にするが、これは失敗。
 王が1一へ逃げれば持ち駒は歩だけ、打ち歩詰めは禁手だから、もう打つ手なし。
                       
 ここは「ならず」が正解。
 ■1三歩ならず □1一王
 ■1二歩打ち □同王
 ■3二飛なり □1一王 
 ■2二竜まで。
                      
 人生ドラマにも「ならず」が正解の場合がある。
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