2018年は明治維新150年。
NHKラジオ深夜便では、近代日本「明治の群像」を放送している。
今朝、聴いたのは福沢諭吉。
【福翁自伝口絵写真から:萬延元年サンフランシスコの写真屋の娘と撮った】
□
今日では一万円でお目にかかる福沢諭吉。
小学生の頃、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり」と暗唱した「学問のすすめ」の著者。
この本は明治5年に初編が出て、明治9年の17編まで30万冊ほど出たらしい。
当時の日本の人口は約3500万人。
識字率は50~60%ぐらいとして大したベストセラーだった。
□
福沢のすごいところは、海外へ3度も出かけているところ。
1度目は27歳の時、咸臨丸でアメリカ西海岸(サンフランシスコ)へ。
2度目は29歳の時、ヨーロッパ(パリ、ロンドン、ベルリンなど)へ。
3度目は34歳の時、アメリカ東部(ワシントン、ニューヨーク)へ。
海外事情をつぶさに見て、実学の必要を説き、近代化への啓蒙・教育に努めた。
演説(スピーチ)や経済(エコノミー)などの日本語は、彼の訳である。
□
福沢は慶応義塾の創設者でもある。
早稲田を創った大隈重信とは家族ぐるみの付き合いだった、という。
大隈邸へ夫人や子供を連れて出かけ、二人は酒を呑んで大いに議論したらしい。
NHKラジオ深夜便では、近代日本「明治の群像」を放送している。
今朝、聴いたのは福沢諭吉。
【福翁自伝口絵写真から:萬延元年サンフランシスコの写真屋の娘と撮った】
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今日では一万円でお目にかかる福沢諭吉。
小学生の頃、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり」と暗唱した「学問のすすめ」の著者。
この本は明治5年に初編が出て、明治9年の17編まで30万冊ほど出たらしい。
当時の日本の人口は約3500万人。
識字率は50~60%ぐらいとして大したベストセラーだった。
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福沢のすごいところは、海外へ3度も出かけているところ。
1度目は27歳の時、咸臨丸でアメリカ西海岸(サンフランシスコ)へ。
2度目は29歳の時、ヨーロッパ(パリ、ロンドン、ベルリンなど)へ。
3度目は34歳の時、アメリカ東部(ワシントン、ニューヨーク)へ。
海外事情をつぶさに見て、実学の必要を説き、近代化への啓蒙・教育に努めた。
演説(スピーチ)や経済(エコノミー)などの日本語は、彼の訳である。
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福沢は慶応義塾の創設者でもある。
早稲田を創った大隈重信とは家族ぐるみの付き合いだった、という。
大隈邸へ夫人や子供を連れて出かけ、二人は酒を呑んで大いに議論したらしい。