男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

タルタルソース

2009年06月23日 | 私のブックマーク
昨日の夕食は、エビとイカのフライにタルタルソースを添えました。
タルタルソースは、たらやサーモンなど魚介のムニエルにも良く
合いますね。 レシピで使った材料以外にも「オリーブの実」や
「ホースラディッシュ=西洋わさび」「マスタード」など多彩です。

ところで「タルタル」→「タタール」→「韃靼」→「モンゴル」につながり
モンゴルは朝青龍に白鳳などのお相撲さんにつながります。
西洋料理の「タルタルソース」も元をたどると案外身近でした。

タルタルステーキというのがあって、生の牛肉・馬肉を荒くミジンに
叩いてたまねぎやにんにくなどを混ぜ込んだ料理ですが、
これを焼いたのがハンバーグステーキ・・ドイツのHamburgで
発明されたから・・だそうです。そして肉を生で食べる料理法が、
朝鮮にわたって「ユッケ」の元になります。

タタールとは、モンゴルから東ヨーロッパにかけて活動した民族の
総称で、ロシアの歴史の中でも「タタールのくびき」は有名です。
13世紀のころのロシアは、モンゴルのハーンの支配下におかれ
15世紀の終り(1480年)まで250年の間、税を貢納し続けます。
これがロシアの「タタールのくびき」です。

タタール→韃靼。韃靼そば、韃靼ラーメンがあるので名前はご存知
と思います。韃靼海峡=間宮海峡=今のタタール海峡でサハリンと
ロシアの間に海峡があるのを1808年に間宮林蔵らが確めました。

「てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った。」 安西冬衛の詩です。
高校の国語の時間に「詩といっても、こんなに短いのがある・・」と
教わりました。蝶々を見るにつけこの詩を思い出します。
  
タルタルソースの材料は、エシャロット(またはたまねぎ)とマヨネーズソースと酢が基本ベースです。
それに固ゆでの卵、ピクルス、ケッパー、チヤイブやパセリなど好みのものをきざんで混ぜ合わせます。
いろんな材料を加えて混ぜ合わせるタルタルソースもおいしいですが、ワインビネガーとマヨネーズソース
それに細かくきざんだエシャロットだけでつくるタルタルソースは、辛口で香り高く魚介料理にピッタリです。


その1
材料
ゆで卵(小) 45g 固ゆでして5ミリ角にきざむ
エシャロット1/2こ 40g 細かくみじん切りにする
ケパー 20g 同
ピクルス(セロリ) 20g 同
チヤイブ 25g 5~6ミリにきざむ
ワインビネガー 20cc
マヨネーズ 80g
作り方
ワインビネガーとマヨネーズ以外の材料を
ボールに入れてよく混ぜあわせる。
そこへワインビネガーとマヨネーズを
加え、よくかき混ぜてできあがり。

その2
材料
ペコロス 4こ 50g 細かくみじん切りにする
ケパー 50g 同
きゅうり 1/2本 50g 同
ワインビネガー 20cc
マヨネーズ 80g
作り方
混ぜる順番はその1と同じ。
エシャロットがないときペコロス(小玉ねぎ)を
使う。きゅうりの代わりにピーマンもおいしい。

その3
材料
玉ねぎ(少)1/2こ 50g 細かくみじん切りにする
きゅうり 1/2本 50g 同
ワインビネガー 15cc
マヨネーズ 80g
作り方
エシャロットもペコロスもないときは、できるだけ小さなたまねぎを使う。
シンプルなソースですが、すっきりして魚のフライとの相性が良い。
多めにつくって容器に入れ冷蔵庫に保存すれば1週間は大丈夫です。











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