帰ってきた「２４」

　　案の定、負けるべくして負けた。投手は踏ん張れない、そんな先発投手を懲罰なのかずっと続投させる、要らぬ失点を少しでも防いで反撃意欲を維持しなければいけないのに、打線は相変わらず振るわない、ちょっとだけ打つけれど肝心なところでは不発……もうすべてがだめ。今年それほど強いとは思えないホークスにやられ放題、まさに相手にとってはボーナスステージ。一部マスコミには「ノムケンをやめさせたいがために？無気力なカープ」などという記事も載ったぞ。そりゃまあ、今から反攻して好成績あげてもアイツの手柄になるだけで我慢ならんと思っている選手は半分はいるだろうから（半分で済むか？）。こりゃ立ち直るのに時間かかるわ。

　唯一明るい話題は、故障して育成落ちまでしていたかつてのドラフト１位河内投手が、５年ぶりに１軍で登板したこと。球に威力はあるが制球難という、今の篠田や福井の元祖のような投手だが、今ではその球速も失い、すっかり技巧派らしい。左投手層が薄いから何とか頑張ってほしい。