本日は7名の議員が一般質問。
感想です。
(須永武久議員、工業団地について)
造成中の伊勢崎宮郷工業団地が好調です。
市内の大手企業、ワークマンと白十字社が8ha以上購入。
ワークマンは東日本の物流拠点として。
群馬県は災害が少なく、東西南北の高速道路が充実。
白十字社は、大人用オムツの生産工場。
そんな時代なんですねぇ。
群馬県は手持ちの工業団地が少なくなってきたので、
次期造成地の選定を早めているそうです。
日本全体で見れば、長期的な人口減少になりました。
低賃金でものを大量に作る発展途上国型の経済は卒業しましたが、
いまだに伊勢崎市への工場進出があるとはありがたいことです。
大きな眼で見れば、人の一生に、誕生、成長、衰退、死があるように、
都市にも、国家にも、成長期、絶頂期、衰退期はあります。
伊勢崎市は群馬県内で数少ない人口が増えている自治体。
まだ成長期なのだと感じました。
<参考ブログ>
・これからの日本に都市計画は必要ですか
・都市の多様性の条件
・花も風も街も みんなおなじ
(六本木議員、人口動態の推移)
「住みよさランキング2015」を取り上げました。
全国791都市の内、群馬県内のトップ3は、
太田市が87位、高崎市が184位、伊勢崎市が197位。
新幹線の駅があり、県内最大の人口を誇る
高崎市よりも太田市が上というのは意外でした。
伊勢崎市と人口や面積がほぼ同じ太田市に、
水をあけられてしまいました。
両市は産業構造も工業都市で同じです。
太田市も伊勢崎市も外国人が多く住む、外国人集住都市。
違いはスバル車を作っている富士重工の業績でしょう。
いまスバル車はものすごく売れていて、富士重工と
その下請け企業は業績が絶好調。
日本の中では超例外の自治体。
伊勢崎市は外国人労働者が多いので、
不況が続けばその人たちは真っ先に解雇されてしまいます。
快適度を決める要素に、2011~13年度の
転入・転出の人口比率があります。
その期間中伊勢崎市は、転出・転入人口がマイナスの年がありましたので、
おそらくそれが全国ランキングを引き下げたものと思われます。
逆に太田市は富士重工の景気が人口や転入をひっぱっていたのでしょう。
なおこのランキングでは、
千葉県印西市が4年連続のトップ。
同市は典型的なベッドタウンで、現在も人口の流入が続いています。
評価指標に持ち家率がありますが、家を建てるために
この街へ大量の人が来るのですから持ち家率が高いのは当然です。
だれもが納得できるランキングは作れないと思いますが、
持ち家率が高いことを高評価にしているということは、
「全ての人が家を建てたいと思っている」、
ということを前提にしています。
昔はそうだったのかもしれませんが、
今の時代はそうとは限りません。
家族形態も、夫婦プラス子どもが標準世帯、
というモデルは過去のもの。
一人世帯が非常に多い時代です。
一人で住んでいる人が多いのに、
家を持っているかどうかを評価指標にすることが
はたして適当なのか、という疑問がわきます。
また、印西市はベッドタウンということで、
人口増や住宅増の背景は、東京の存在です。
都内に一戸建てを建てるのは無理だから、
可能なところまで遠ざかる。
それがちょうど印西市。
なんだか東京中心の価値観を感じました。
感想です。
(須永武久議員、工業団地について)
造成中の伊勢崎宮郷工業団地が好調です。
市内の大手企業、ワークマンと白十字社が8ha以上購入。
ワークマンは東日本の物流拠点として。
群馬県は災害が少なく、東西南北の高速道路が充実。
白十字社は、大人用オムツの生産工場。
そんな時代なんですねぇ。
群馬県は手持ちの工業団地が少なくなってきたので、
次期造成地の選定を早めているそうです。
日本全体で見れば、長期的な人口減少になりました。
低賃金でものを大量に作る発展途上国型の経済は卒業しましたが、
いまだに伊勢崎市への工場進出があるとはありがたいことです。
大きな眼で見れば、人の一生に、誕生、成長、衰退、死があるように、
都市にも、国家にも、成長期、絶頂期、衰退期はあります。
伊勢崎市は群馬県内で数少ない人口が増えている自治体。
まだ成長期なのだと感じました。
<参考ブログ>
・これからの日本に都市計画は必要ですか
・都市の多様性の条件
・花も風も街も みんなおなじ
(六本木議員、人口動態の推移)
「住みよさランキング2015」を取り上げました。
全国791都市の内、群馬県内のトップ3は、
太田市が87位、高崎市が184位、伊勢崎市が197位。
新幹線の駅があり、県内最大の人口を誇る
高崎市よりも太田市が上というのは意外でした。
伊勢崎市と人口や面積がほぼ同じ太田市に、
水をあけられてしまいました。
両市は産業構造も工業都市で同じです。
太田市も伊勢崎市も外国人が多く住む、外国人集住都市。
違いはスバル車を作っている富士重工の業績でしょう。
いまスバル車はものすごく売れていて、富士重工と
その下請け企業は業績が絶好調。
日本の中では超例外の自治体。
伊勢崎市は外国人労働者が多いので、
不況が続けばその人たちは真っ先に解雇されてしまいます。
快適度を決める要素に、2011~13年度の
転入・転出の人口比率があります。
その期間中伊勢崎市は、転出・転入人口がマイナスの年がありましたので、
おそらくそれが全国ランキングを引き下げたものと思われます。
逆に太田市は富士重工の景気が人口や転入をひっぱっていたのでしょう。
なおこのランキングでは、
千葉県印西市が4年連続のトップ。
同市は典型的なベッドタウンで、現在も人口の流入が続いています。
評価指標に持ち家率がありますが、家を建てるために
この街へ大量の人が来るのですから持ち家率が高いのは当然です。
だれもが納得できるランキングは作れないと思いますが、
持ち家率が高いことを高評価にしているということは、
「全ての人が家を建てたいと思っている」、
ということを前提にしています。
昔はそうだったのかもしれませんが、
今の時代はそうとは限りません。
家族形態も、夫婦プラス子どもが標準世帯、
というモデルは過去のもの。
一人世帯が非常に多い時代です。
一人で住んでいる人が多いのに、
家を持っているかどうかを評価指標にすることが
はたして適当なのか、という疑問がわきます。
また、印西市はベッドタウンということで、
人口増や住宅増の背景は、東京の存在です。
都内に一戸建てを建てるのは無理だから、
可能なところまで遠ざかる。
それがちょうど印西市。
なんだか東京中心の価値観を感じました。