伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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新しいアイディアのつくりかた 課題解決の神髄

2017-01-04 17:36:45 | デザイン  (キャリア・デザインも含む)
ジェームズ・W・ヤングによれば、
「アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
」。

大きな課題を突破するブレイクスルーを行うには、
それまで気づかなかった新しい方法が必要です。
その新しいアイディアは、どうやったら出てくるでしょう?

ジェイムズ・ヤッフェが書いた推理小説「ママはなんでも知っている」に出てくる
おばあちゃん探偵は、事件を解決する秘訣について
「偶然の一致については よく考えてみることにしているの」と明かしてくれました


アイディアが既存の要素の「新しい」組み合わせだとしても、
でたらめに組み合わせても、あまり効果は期待できません。
ママが言うように、関連がありそうな「偶然の一致」に注目し、
過去の記憶や記録を、目の前の出来事と関連付けて考えることで、
事件の解決の糸口が見つかるのでしょう。

認知過程とは、次のような作業です。
(表象化)今ここで起きている事象が、過去にもあったものであるか記憶と照合する。
(象徴化)あったなら、どのグループに属するのか調べる。
(概念化)そのグループには、どんな特徴があり、何が重要か調べる。
これらが一連の作業として頭の中で行われています。

記憶と照合するには、表面的なことに惑わされず、
目の前の出来事の「構造」を把握する必要があります。
まず構成する「要素」を探り出し、次にそれらの「関係」を整理統合する。

出来事の「構造」が理解できれば、
過去の似たような構造の記憶を思い出し、
それと関連付けて考えることができるでしょう。

ただし、
過去の記憶と照合する前提として、過去の記憶は構造ごとに分類され、
頭の中のフォルダーに保管されてことが必要です。

私が推奨したいのは、過去の「似たような」出来事を参考にするのではなく、
一見まったく無関係と思われる分野の中に、
自分が取り組んでいる課題との関連を見つけて参考にする方法。
つまり、まったく新しい構造の相似に気づくことです。

アルキメデスは、お風呂の中で体が軽くなることからヒントを得て、
浮力の原理を発見しました。
ニュートンは、リンゴが落ちるのを見て引力を発見したと言われます。

何が問題か正確につかめていれば、自ずと解は出てくる
と言われるのは、問題の「構造」が把握できれば、
解決すべき真の原因がおのずと見えてくる、ということなのでしょう。

政治家や行政職員が、社会問題の解決策を考えるには、
その問題の「構造」を正しく把握することが第一歩です。



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