伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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サッカーが好き!

2015-07-22 09:50:00 | Weblog
(ある高校サッカー監督の言葉)

監督になりたての頃、自分は試合中、怒鳴ってばかりいた。
ところが一流チームの監督はみな黙って試合を見ている。
なぜなんだろう?

怒鳴らなければならないのは、
選手が適切なプレーができていないから。

それは、試合までに自分が指導者として
選手に必要な力をつけてあげられなかったということ。

選手を怒鳴れば、怒鳴るほど、
指導者としての能力不足を、
自分で世間に宣伝しているのだと気がついた。



(何に集中すべきか)

一流のサッカー指導者は、
ポジション変更などの指示を出す時以外は、
試合中は黙ってみつめます。

なぜか。
上がれ、下がれ、蹴れ、蹴るななど、
何から何まで指導者が指示を出していては、
選手は自分で判断することができません。

試合中、チームの全選手が、
ボールや、相手選手の動きではなく、
自分達の指導者が何を叫んでいるのか聞くことに
全神経を集中しているようでは試合になりません。

試合の間中、大声を出し続ける指導者は、
選手が自分で状況を把握し、
プレーを選択する力を奪っています。



(バカと言われて上手になるか?)

「バカヤロー」、「何やってんだ」、
試合中にこんなことを言われつづけて、
サッカーが上手になりますか?
やる気がわいてきますか?

試合中、大声を出し続ける指導者の中でも、
選手を罵倒し続けるのは最悪です。
なんのプラスにもなりません。

自尊心が傷つけられ、自信をなくし、
サッカーが嫌いになります。

日本サッカー協会はプレイヤーズファーストを掲げています。
プレーするのは子ども。ピッチで判断するのも子どもです。
ジュニアの現場で“怒鳴るだけの指導者”は
すっかり少なくなりました。

ある少年チームの例。
前半を終えて子供たちがベンチに戻ってくると、
まず子どもたちだけで修正点を話し合い、
片隅で聞いていた監督が最後に一言二言、
留意点を伝えて意見をまとめるやりかたもあります。



(応援団のマナー)

サッカー経験がある保護者もいます。
応援席から「ガンバレー」「ファイト」等叫ぶのは良いのですが、
各人が「走れ」「蹴れ」「待て」など具体的な行動をバラバラに叫ぶと、
子どもたちは混乱してしまいます。
具体的な指示は、指導者に一任すべきです。

応援団が、相手チームの選手や
相手の応援団を罵倒するのも御法度です。



(グリーンカード)

12才以下の大会では、
フェアプレーを発揮した選手に、
審判がグリーンカードを示します。

例えば、ケガをした選手への思いやり、
意図していないファウルプレーの際の謝罪や握手、
終始フェアな態度で試合に臨んだチームにも、
グリーンカードが示されます。




(注)思いつくまま書きましたので、
   特定のチームを想定した文章ではありません。

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