※例によって、個人的なメモです。過不足・誤認識もあり得ます。
■研究型大学図書館におけるSDとしての「新図書館計画課題検討グループ」の実践と評価(東大・阿部)
○背景1 図書館職員に求められる能力
○背景2 能力を獲得するための方法 研修とOJT
研修:継続的に実践する機会は少なく
OJT:ルーティンとして確立している従来型業務
○目的
・図書館職員が実際の活動を通じて、これからの時代に求められる業務を行うための能力を獲得。
◆活動の運用上、SDを意識して実施? HOW?
◆職場のポリシーとして、「日常業務」でもできないもの?
○活動概要
・任意での参加
・組織横断
・課題は与えられない
・意思決定ラインを短く、機動性
○SDとしても評価方法
・ウェブフォーム形式のアンケート
・「グループへの参加を通じて学んだこと」
・34名中23名が回答
○結果1
・学びの有無 100%肯定的評価
・行動の変化 57%が肯定的に評価
○結果2
・知識技能の獲得
・より広い視野の獲得
・PM力
○結果3 観察された傾向
・チーム別に違い。
内容による。調査等チームは、知識。運営面は、別。
○考察
○結論
・SDとしての有用性
◆ある意味必然?
○質疑
・2年目は、上司に指示されて参加したメンバーも、質的に変化が?
→Yes。ファシリテーションでの工夫が必要となる。皆さんの示唆もほしい。
■ライティング・センター利用件数の経年分析(関大・西浦ほか)
○利用実績
・のべ人数 増加
○授業との連携
・教員からの働きかけ
→問題点:動機が消極的。答を求めたり、施設に依存。
・教員指示/自発的利用の学生の差
継続利用に、あまり差がない。
ライティングの授業での習得が、継続利用に。
○継続利用を重視する理由
・セッションの短さ(40分)
・「他者との絶えざる対話」、「自立した書き手」
→克服に時間がかかる。
○研究目的
・利用者データの経年分析
・継続利用パターンを把握(同じ課題で/異なる課題など)
○データ収集方法
○分析データ結果
・2014について、教員指示があると、継続利用回数の上昇につながらない。
但し、2015はそうではない。
・異なる課題で、継続利用が増えた。
○考察
・きっかけが教員指示でも、継続利用に。
→初めて利用する「きっかけ」を与える有効性
○質疑
・センターの体制
→博士後期20名
・利用増加に、運営の改善などはあるでしょ?
→TAの研修など。
授業連携の増加(センター利用の教員指示、ラボ教員のガイダンス)
■ラーニング・コモンズないのエリア別利用傾向と学習成果(同志社・浜島など)
○目的
・学習変化、効果の測定・検証はされていない。
アンケート調査、エリア別の利用動向と学習成果の関係を明らかにする。
○取得しているデータ
・入退館数、、、
・インタビュー、アンケート
○検討課題
・各エリアの利用実態
・各エリアの利用者の傾向
・学習成果の関係
○使用データ
・アンケート調査(4087名、21%)
・授業時間の一部を借用
○結果
・エリアによる差
◆2Fが多いというのは、動線上は必然?
・性別、学年によって、利用傾向の差が見られる
・高頻度、長時間滞在学生ほど、全てのエリアを利用
→一度入ると、転々と
○
・2Fインフォダイナー
使用時間を意識した協同学習
・
・3Fアカデミックサポートエリア
○
・各エリアを利用することに、学習時間の増加を自覚
○まとめ
・エリア利用が、学習効果を感じる
方向性
・各エリアを作ってもらう仕組み作り
・どんな使い方をしているか、調査。
・学習成果の評価体制の整備
課題
・因果関係は特定できていない。
■ラーニング・コモンズにおける学習支援運営と学生スタッフの関与(関大・岩崎)
○目的
環境整備に関するデザイン原則の提案
○学習支援「ラーニングCafe」
○方法
・学生スタッフに、半構造化インタビュー
・「おとなの学びを支援する」(2003、クラウス)を参考に項目設定。
○まとめと今後の課題
○質疑
・職員の関わり
→給与支払い、広報支援など
■総合討論
・興味深い発表だが、局所的な議論という印象。広がりの動きがあれば何か。
→浜島:正課授業と連携して、プログラム受講の証明。
課外とはいえ、プログラムの質保証も必要かもしれない。
・こういう場に来ると、明日にでも大学教育が変わるという印象を持つが、職場に戻ると局地的な活動だったのか…と。ここで盛り上がっていることを、どう広げるか。
■研究型大学図書館におけるSDとしての「新図書館計画課題検討グループ」の実践と評価(東大・阿部)
○背景1 図書館職員に求められる能力
○背景2 能力を獲得するための方法 研修とOJT
研修:継続的に実践する機会は少なく
OJT:ルーティンとして確立している従来型業務
○目的
・図書館職員が実際の活動を通じて、これからの時代に求められる業務を行うための能力を獲得。
◆活動の運用上、SDを意識して実施? HOW?
◆職場のポリシーとして、「日常業務」でもできないもの?
○活動概要
・任意での参加
・組織横断
・課題は与えられない
・意思決定ラインを短く、機動性
○SDとしても評価方法
・ウェブフォーム形式のアンケート
・「グループへの参加を通じて学んだこと」
・34名中23名が回答
○結果1
・学びの有無 100%肯定的評価
・行動の変化 57%が肯定的に評価
○結果2
・知識技能の獲得
・より広い視野の獲得
・PM力
○結果3 観察された傾向
・チーム別に違い。
内容による。調査等チームは、知識。運営面は、別。
○考察
○結論
・SDとしての有用性
◆ある意味必然?
○質疑
・2年目は、上司に指示されて参加したメンバーも、質的に変化が?
→Yes。ファシリテーションでの工夫が必要となる。皆さんの示唆もほしい。
■ライティング・センター利用件数の経年分析(関大・西浦ほか)
○利用実績
・のべ人数 増加
○授業との連携
・教員からの働きかけ
→問題点:動機が消極的。答を求めたり、施設に依存。
・教員指示/自発的利用の学生の差
継続利用に、あまり差がない。
ライティングの授業での習得が、継続利用に。
○継続利用を重視する理由
・セッションの短さ(40分)
・「他者との絶えざる対話」、「自立した書き手」
→克服に時間がかかる。
○研究目的
・利用者データの経年分析
・継続利用パターンを把握(同じ課題で/異なる課題など)
○データ収集方法
○分析データ結果
・2014について、教員指示があると、継続利用回数の上昇につながらない。
但し、2015はそうではない。
・異なる課題で、継続利用が増えた。
○考察
・きっかけが教員指示でも、継続利用に。
→初めて利用する「きっかけ」を与える有効性
○質疑
・センターの体制
→博士後期20名
・利用増加に、運営の改善などはあるでしょ?
→TAの研修など。
授業連携の増加(センター利用の教員指示、ラボ教員のガイダンス)
■ラーニング・コモンズないのエリア別利用傾向と学習成果(同志社・浜島など)
○目的
・学習変化、効果の測定・検証はされていない。
アンケート調査、エリア別の利用動向と学習成果の関係を明らかにする。
○取得しているデータ
・入退館数、、、
・インタビュー、アンケート
○検討課題
・各エリアの利用実態
・各エリアの利用者の傾向
・学習成果の関係
○使用データ
・アンケート調査(4087名、21%)
・授業時間の一部を借用
○結果
・エリアによる差
◆2Fが多いというのは、動線上は必然?
・性別、学年によって、利用傾向の差が見られる
・高頻度、長時間滞在学生ほど、全てのエリアを利用
→一度入ると、転々と
○
・2Fインフォダイナー
使用時間を意識した協同学習
・
・3Fアカデミックサポートエリア
○
・各エリアを利用することに、学習時間の増加を自覚
○まとめ
・エリア利用が、学習効果を感じる
方向性
・各エリアを作ってもらう仕組み作り
・どんな使い方をしているか、調査。
・学習成果の評価体制の整備
課題
・因果関係は特定できていない。
■ラーニング・コモンズにおける学習支援運営と学生スタッフの関与(関大・岩崎)
○目的
環境整備に関するデザイン原則の提案
○学習支援「ラーニングCafe」
○方法
・学生スタッフに、半構造化インタビュー
・「おとなの学びを支援する」(2003、クラウス)を参考に項目設定。
○まとめと今後の課題
○質疑
・職員の関わり
→給与支払い、広報支援など
■総合討論
・興味深い発表だが、局所的な議論という印象。広がりの動きがあれば何か。
→浜島:正課授業と連携して、プログラム受講の証明。
課外とはいえ、プログラムの質保証も必要かもしれない。
・こういう場に来ると、明日にでも大学教育が変わるという印象を持つが、職場に戻ると局地的な活動だったのか…と。ここで盛り上がっていることを、どう広げるか。