京都大学の図書系職員の勉強会に誘っていただき、参加した。
■概要
○同志社大学 社会学部の4回生 H.N.さんが「利用者中心視点からOPACのあり方を考える」と題して、1時間の発表+1時間のディスカッション
○彼は、ブログでも次世代OPACについてまとめている。
http://note.openvista.jp/2008/what-is-next-generation-opac/
○富士通さんからも開発担当者など3名もご参加
○発表内容
・WebOPACの普及や、次世代OPACの動きの紹介
・ある機能が、必要か/便利か/使われるかどうか ユーザの行動やニーズを分析する必要性にも言及
・「ユーザ中心デザイン手法」
インタビュー/分析・解決策/プロトタイプ/ユーザによるテスト
・実際に学生8人にインタビューして、行動分析による必要な機能の考察
・それに基づく必要と考える機能
(1) その図書が求めているものか判断できる材料を増やす
: 目次、レビュー、内容紹介
(2) 次の"Berry"につながるヒント、キーワードを与える
: WikiPedia, (*)ワードクラウドもかな
"手に入れやすい情報を好む"(最小努力の原則)橋詰秋子 (現代の図書館. 41(4) 2003)
(3) ヒット数が多い、あるいはゼロの時のサポート
: ファセット、外部DB →主題検索機能の改善
・ペーパープロトタイプの作成
・システムの制作
同志社大学図書館で試用している富士通さんのシステム用のインターフェース。検索結果のhtmlを使用。
・OPACのあり方
従来: リクエストされた語に対しての結果表示
今後: 問題解決をトータルで支援するための環境。情報探索の再デザイン。
■質疑から
○発表者が考える優先度の高い機能は?
:(1) 問題解決をトータルで支援するための環境
(2) 次の"Berry"につながるヒント、キーワード/目次、レビュー
(3) ファセット、外部DB
○富士通さんが現在開発できそうな機能は?
:ファセットはDBの改修が必要とか 他
○インタビューするとして、何人位すべきか?
:5人で十分。少ないと感じるかもしれないが、準備や分析、適切な対象者選び(リクルーティング)にも力を費やすべき。
○利用者をどこに想定するか。1−2回生/3−4回生/研究
○ベンダーが新しい機能を取り入れるには? ユーザの意見?
■感想
○社会調査の手法
・私も、ユーザが必要とする機能は何か(図書館側の自己満足でなく)ということは気になっていたが、特に先行事例を調べたり、自分で計画したりということに時間を割けずにいた。
・それを学部生の発表で聞けたことに驚きと感謝
・一方、こういうのって、次世代OPACに限った話ではなく、いろんな場面であるべきなのだろう。
・何百枚とかアンケートを回収しても、こういうのって見えてこないんだろうな(アンケートが無意味というのではないですが)。
・自分の経験:館内インターネットPCの最初の画面をどうするか考えた時に、ほんとにわずかな2名程度、実際に観察(のぞき見や、トラブル対応の際、ついでのインタビュー)したのも、やはり無いよりは随分よかったのかと安心。
○議論の進め方
・情報交換用メーリングリストとかやっていますが、システムへの実装につながるような話になるか、少々確信が持てない。
・やはり、こういうリアルな場で、意見交換することによって、イメージが見えてくるのではないか。
それに今回は、実際に行動分析されたことが、とても意見交換に役立った。
・本当に具体的な作業が始まる前に、こういうことが続いてほしい。
・富士通さんはユーザ大学同士の"ユーザ会"の枠組みをお持ちなので、その中で、あるいはそれをベースに
「ベンダー、図書館、ユーザが混じったパネルディスカッション的なもの」
ができないだろうか。
今回の質疑も論点に使えば、面白いと思う。
■もっと私的な感想
とても有意義な内容だった。
その一方で感じる、居心地の悪さというか、不完全燃焼感。
ユーザの探索行動調査やニーズ分析や、あるべき機能の議論が進むべきと思う一
方、恐らく具体的、実際的な変化がこの先の1年位の間に起きそうだということ。
それと併せて、次世代OPACも含めて、図書館業務システムのあり方をベンダーさ
んも含めて議論する時間が取れるかという焦り。
■もっともっと私的な感想
・会場の部屋の雰囲気というか椅子とかの配置もよかった。テーブル+椅子があるだけじゃなく、周囲の壁側にソファが置かれている。
Pittでのクラスを思い出させる。
ソファに、つまり後ろに座っているからといって、傍観者的ではなく、積極的な発言も聞けるのがいい。
■概要
○同志社大学 社会学部の4回生 H.N.さんが「利用者中心視点からOPACのあり方を考える」と題して、1時間の発表+1時間のディスカッション
○彼は、ブログでも次世代OPACについてまとめている。
http://note.openvista.jp/2008/what-is-next-generation-opac/
○富士通さんからも開発担当者など3名もご参加
○発表内容
・WebOPACの普及や、次世代OPACの動きの紹介
・ある機能が、必要か/便利か/使われるかどうか ユーザの行動やニーズを分析する必要性にも言及
・「ユーザ中心デザイン手法」
インタビュー/分析・解決策/プロトタイプ/ユーザによるテスト
・実際に学生8人にインタビューして、行動分析による必要な機能の考察
・それに基づく必要と考える機能
(1) その図書が求めているものか判断できる材料を増やす
: 目次、レビュー、内容紹介
(2) 次の"Berry"につながるヒント、キーワードを与える
: WikiPedia, (*)ワードクラウドもかな
"手に入れやすい情報を好む"(最小努力の原則)橋詰秋子 (現代の図書館. 41(4) 2003)
(3) ヒット数が多い、あるいはゼロの時のサポート
: ファセット、外部DB →主題検索機能の改善
・ペーパープロトタイプの作成
・システムの制作
同志社大学図書館で試用している富士通さんのシステム用のインターフェース。検索結果のhtmlを使用。
・OPACのあり方
従来: リクエストされた語に対しての結果表示
今後: 問題解決をトータルで支援するための環境。情報探索の再デザイン。
■質疑から
○発表者が考える優先度の高い機能は?
:(1) 問題解決をトータルで支援するための環境
(2) 次の"Berry"につながるヒント、キーワード/目次、レビュー
(3) ファセット、外部DB
○富士通さんが現在開発できそうな機能は?
:ファセットはDBの改修が必要とか 他
○インタビューするとして、何人位すべきか?
:5人で十分。少ないと感じるかもしれないが、準備や分析、適切な対象者選び(リクルーティング)にも力を費やすべき。
○利用者をどこに想定するか。1−2回生/3−4回生/研究
○ベンダーが新しい機能を取り入れるには? ユーザの意見?
■感想
○社会調査の手法
・私も、ユーザが必要とする機能は何か(図書館側の自己満足でなく)ということは気になっていたが、特に先行事例を調べたり、自分で計画したりということに時間を割けずにいた。
・それを学部生の発表で聞けたことに驚きと感謝
・一方、こういうのって、次世代OPACに限った話ではなく、いろんな場面であるべきなのだろう。
・何百枚とかアンケートを回収しても、こういうのって見えてこないんだろうな(アンケートが無意味というのではないですが)。
・自分の経験:館内インターネットPCの最初の画面をどうするか考えた時に、ほんとにわずかな2名程度、実際に観察(のぞき見や、トラブル対応の際、ついでのインタビュー)したのも、やはり無いよりは随分よかったのかと安心。
○議論の進め方
・情報交換用メーリングリストとかやっていますが、システムへの実装につながるような話になるか、少々確信が持てない。
・やはり、こういうリアルな場で、意見交換することによって、イメージが見えてくるのではないか。
それに今回は、実際に行動分析されたことが、とても意見交換に役立った。
・本当に具体的な作業が始まる前に、こういうことが続いてほしい。
・富士通さんはユーザ大学同士の"ユーザ会"の枠組みをお持ちなので、その中で、あるいはそれをベースに
「ベンダー、図書館、ユーザが混じったパネルディスカッション的なもの」
ができないだろうか。
今回の質疑も論点に使えば、面白いと思う。
■もっと私的な感想
とても有意義な内容だった。
その一方で感じる、居心地の悪さというか、不完全燃焼感。
ユーザの探索行動調査やニーズ分析や、あるべき機能の議論が進むべきと思う一
方、恐らく具体的、実際的な変化がこの先の1年位の間に起きそうだということ。
それと併せて、次世代OPACも含めて、図書館業務システムのあり方をベンダーさ
んも含めて議論する時間が取れるかという焦り。
■もっともっと私的な感想
・会場の部屋の雰囲気というか椅子とかの配置もよかった。テーブル+椅子があるだけじゃなく、周囲の壁側にソファが置かれている。
Pittでのクラスを思い出させる。
ソファに、つまり後ろに座っているからといって、傍観者的ではなく、積極的な発言も聞けるのがいい。










