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定年前に大学教授から保育園長に転身した「おじい」のブログです。誰にでも開放していますので、ご投稿も歓迎です!

原因は相撲取りだけか? by 姫 with リライト久保田

2017-12-01 06:22:18 | 自由投稿
 お家芸と言われている相撲(角界)が、世間を騒がせている。日馬富士が、貴ノ岩に暴行を加えていたことが発覚した。白鵬が貴ノ岩に説教をしていた最中にスマホが鳴り、人の話を聞かないことに日馬富士が憤った。酒の勢いもありビール瓶で殴り、怪我を負わせた。日馬富士は、平手やリモコンで殴ったことを認めている。本当に貴ノ花の態度が悪かったのかさえ、疑ってしまう。最悪の事態が起こる前に、同席者が止めることも可能なのに関わらず、何故止めなかったのかも謎だ。
 引退させずに出場停止の処分だけで良いのではないかという相撲ファンもいるらしいが、客観的に考えて欲しい。もし、会社員が同様の事件を起こしてしまったら、解雇になってもおかしくはないだろう。いかなる理由であれ、相手に怪我を負わせたことに変わりはないのだから、角界の引退を表明して当然だ。引退会見にて、日馬富士は横綱の名前を汚したことや騒動を謝罪した。しかし、未だに貴ノ岩に対して、礼儀の注意を促しているため反省している様子が伺えない。
 この事件がなければ、まだまだ活躍できたかもしれない。1度でも過ちを犯してしまうと、取り返しのつかないことになると改めて感じた事件だった。相撲人気の上昇に水を差し、世間の信頼性を失ってしまった。ここから、どう挽回していくのだろうか。

↓ ≪推敲&改稿 by 久保田≫
 国技とも言われる相撲界が、横綱の暴力沙汰で揺れている。
 国技や神の化身と位置づけられる横綱の醜聞となればそれは、この国そのものの恥である。厳正かつ迅速な対応を求めたい。一般社会人による暴行事件なら、当に懲戒免職ものの話だ。
 相撲道だの相撲協会だのを隠れ蓑にして、まるで自分たちが特権階級であるかのような勘違いをしてきたのではないか。相撲取りも、相撲取りである前に良識ある一人の社会人であるべきなのは当然だ。私たちの中にもきっと、「贔屓(ひいき)」と「甘やかし」の混同があったのだ。
 横綱という地位を得ても、ただ一度の失敗で消えていく厳しさがあるからこそ、その頂点が輝く。これで相撲人気に翳りが出るのなら、それはそれで仕方ない。相撲取りたちの思い上がりと、自己防衛のための閉鎖性による自業自得だからだ。
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