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神は細部に宿る。新聞はベタ記事に真実が宿る「第2再処理工場」「直接処分の研究」

2017年06月02日 | 東日本大震災・原発事故
1)2017.5.27「サイクル堅持など国に要望へ 立地4市町村長」全量再処理方針の堅持と第2再処理工場新設▽産業構造転換の支援…


2)2017.6.1「核のゴミ地層処分 3月末までに研究計画 経産省」使用済み核燃料を再処理せずに埋める直接処分の研究も同時並行で進めることも確認した


1)について

①全量再処理堅持というお題目を唱えつつ、「第2再処理工場」という滅多に出て来ない死語を出さざるを得なかった。これは、全量再処理が第2再処理工場の存在なくてはあり得ない架空の話であり、むつ市の中間貯蔵施設に宝の山である「核のゴミ」を招き入れるためには、第2再処理工場の計画が存在するというフィクションを現実のものだと言わなくてはならない苦境を示すもの。

②それが非現実的であることを4市町村の首長自身がとうの昔に理解しており、だからこそ「産業構造転換のための財政的支援」をと言わざるを得ない。
 無論、この要望の主な目的はここにある。しかし、その前に4市町村の首長は、①はあり得ないのだから「産業構造の転換」が必要だとそれぞれの自治体で住民や職員に訴えて、その対策を考え抜いて来たのだろうか。その形跡は6年間で皆無であると言わざるを得ない。

2)について
 2018年から5年間の研究計画だそうな。随分悠長な話だと感じるが、さりげなく、かつ意識的に記された「直接処分の研究も確認」という文言は、全量再処理が不可能であることを経産省も担当記者も当然のこととして認めており、実質的にはあり得ない話だと断定しているに等しい。

(2012年の時点では直接処分の研究は行うことになっていたはずなので、新たに加わったわけではないと思いますが、安倍政権になってからこの言葉が表に出てくることはほとんどなくなっていた)
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