晴れたら花巡り

晴れたらアウトドア。草花が大好きで、野山を散策しています。

里山にも行ってます。

こんなはずでは・・・霧雨の比婆山

2015-10-23 23:22:44 | 登山


10月22日 早朝に家を出て、ひた走って「県民の森」の六ノ原駐車場にやって来ました。



好天気で、紅葉見物を期待してきたのですが、霧雨が降っています。

「まあそのうち晴れてくるでしょう」と主人の晴れ男さん。

時刻は8時半です。

車は10台くらい駐車してありました。

県外NOの車も数台あり、宿泊客の登山者もいるようです。

雨具を着けるほどではなさそうです。

今日は、公園センター=展望園地=立烏帽子=池の段=比婆御陵=公園センターのコースです。

登山道は落ち葉の絨毯です。

ナナカマドやウリハダカエデの落ち葉




展望園地まで来ましたが、ガスって視界は殆どありません。

休憩する間も取らずに、進みます。

高度を上げるにつれて、ブナの巨樹が目に付いてきます。




登山道の周囲を広角で・・・




ユキザサの赤い実



最初に出会った、男性の登山者が「今日は、霧で視界は全くダメでしたね。」

「風がものすごく吹いて、烏帽子山頂では、霙のようなのが降ってきましたよ。」と

途中から、ザックカバーを着けて、雨がっぱを着ると暑いので、傘をさして歩きました。

そして立烏帽子駐車場に着きました。

車数台と団体客のバスが駐車してあります。

団体さんは写真クラブの方たちのようです。

こんな天気を予想していなかった筈です。御気の毒です・・・

天気予報はだったのですから。

出会った人皆が、この天気にがっかりしています。

立烏帽子山も池の段もショートカット

池の段のホツツジも霧に霞んで、もう終わりみたい



比婆御陵の方への紅葉は、近くはきれいな紅葉が見られました。




ブナの幹にはキノコが、からからに乾いていて、ツキヨタケ?それともムキタケかしら。




ブナの幹から雨の雫が流れています。
ブナはこうして地下に水を貯えるのですね。




ツルアリドウシの実



天然記念物のブナの純林



比婆御陵の門栂(もんとが)に着きました。

この地方は一般に栂と呼ばれているそうですが、正しくは「イチイ」です。



正午を回ってきたので、傘を差してお弁当を食べました。

食べていると、時々寒ーい風が吹いてきて、お弁当の上に落ち葉が・・・


食べ終わって、ブナ林の中を公園センターに下山します。




広いブナ林の墨絵のような世界から抜け出て、キャンプ場に着きました。

公園センターまで、下りて来ると空が少し明るくなってきました。




やっと、少しずつ雲が上がっているようです。

時刻は午後3時になるところです。




まだこんな美しい紅葉が見られます。




ナナカマドの実



もう除雪車が用意されています。




紅葉が終わると、スキーシーズンがやってきます。

ここは、たくさん雪が降るといいですね。

駐車場に帰ってくると、車の上に落ち葉が・・・

落葉シーズンでした!

樹木を見上げて駐車しないと、掃除が大変~

それにしても、山の天気とか、秋の空なんてよく言ったものですね。

今日の歩行距離約12キロ、2万歩でした。