とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています!

感想:NHK宇宙白熱教室:第4回:そしてダークエネルギーの発見 ~私たちのみじめな最後~

2014年07月12日 14時13分26秒 | 理科復活プロジェクト


先日「番組告知:NHK宇宙白熱教室(ローレンス・クラウス教授)」という記事で告知した4回シリーズ番組の4回目が昨夜放送された。

YouTubeで再生:1回 2回 3回 4回

今回の講座の内容は数式を使った説明以外は「宇宙が始まる前には何があったのか?:ローレンス・クラウス」(Kindle版)(紹介記事)に沿うものだった。

高校で物理や数学が苦手だった方にとっては難しい数式があいかわらずたくさんでてきたが、そのような人にとっても話の筋が理解できる見せ方をしていたのがよかった。この番組について次のようにツイートされた方がいるのが目にとまった。まさにそのとおりだと思う。

「宇宙白熱教室見終わった。力学的エネルギーとか万有引力の法則とかケプラーの法則とか高校物理でやる話がこんなにもスケールの大きい話だとは・・・公転周期が同じだからケプラーの法則は成り立たなくなるとか面白すぎるし、話してた人の最後のまとめ方うますぎて涙でそうになりました。」

いつものように「主な内容」、「解説」、「良かった点、素晴らしいと思ったこと」、「改善したほうがよいと思ったこと」、「その他、気がついたこと」というくくりで感想をまとめておこう。


主な内容

このような流れで講義は進んだ。

- 単純な論理の積み重ねによって大発見がなされた。ガリレオ、ニュートンの発見の積み重ねである。
- グラフの解説。銀河系の外側を回る天体の公転速度はケプラーの法則に反して一定だった。それは何を意味するのか?
- 銀河系の外側には分子雲や球状星団、大マゼラン雲、小マゼラン雲が回っている。
- 重力の法則がスケールによって異なるから?その可能性は否定された。
- 質量が距離に比例して増えれば公転速度は一定になる。
- 銀河系の外側に目で見える通常の物質の10倍の物質が存在することになってしまう。
- 女性天文学者ヴェラ・ルービン(1928~)による発見。
- 彼女は他の天体(高温のガスなど)の公転速度が一定だということを発見。
- 測定したすべての銀河で公転速度は一定だった。
- 未知の物質の存在が明らかになった。ダークマター(暗黒物質)の発見。
- なぜ未知の素粒子であるかわかったのか?
- 銀河団の質量の測定が鍵だった。
- 1936年のアインシュタインの論文(マンドルによる依頼)。
- 1919年にエディントンの観測により光が重力で曲がることが観測された。
- これは重力レンズ効果を意味する。一般相対性理論が根拠。
- アインシュタインはこの論文の重要性は理解していなかった。
- 銀河団による重力レンズ効果の観測による実証。ハッブル望遠鏡による。
- 重力レンズ効果によって青い光は銀河団の50億年先の1つの天体が複数に見える。
- これによって銀河団の質量分布を計算することができる。
- 質量分布の尖っているところは銀河の質量。
- そのまわりに10倍の質量がまとわりついていることがわかった。
- 銀河と銀河の間には全体で銀河の質量- の40倍もの質量が分布していることが計算された。
- 宇宙の質量のほとんどは目に見えないということがあらためて実証された。
- ダークマターの重力に引き寄せられて目に見える通常の物質(銀河)が存在している。
- これで通常の物質とダークマターをあわせた質量を測ることができた。
- ダークマターは未知の素粒子だとわかるのは、次元解析でわかる陽子と中性子の量より10倍たくさんあるから。
- ダークマターは宇宙だけでなく、私たちの周囲にもある。
- 宇宙の未来を探るため、宇宙のエネルギーを調べたことを思い出してほしい。
- 重力レンズなどによる宇宙全体の質量Mの測定をした結果、宇宙の端の銀河Aを引き止めるのに必要な量の30%しかなかった。(質量Mには通常物質とダークマターが含まれる。)
- これは運動エネルギーが位置エネルギーの3倍大きいことを意味する。つまり宇宙全体のエネルギーはプラスになる。
- これは宇宙は永遠に膨張することを意味する。でもこれは間違いであることがわかるようになる。
- そのために一般相対性理論を導き出そう。計算が始まる。(後述の解説を参照)
- アインシュタインの方程式は宇宙の膨張と密度の関係を教えてくれる。
- Κ(カッパ)は宇宙の曲率をあらわす。
- Κがマイナスなら開いた宇宙、宇宙のエネルギーはプラス。宇宙の膨張は続く。
- Κがプラスなら閉じた宇宙、宇宙のエネルギーはマイナス。宇宙は収縮に転じる。
- Κがゼロなら平坦な宇宙、宇宙のエネルギーはゼロ。宇宙は最も遅く膨張する。
- それなら宇宙のエネルギーの符号を調べるかわりに宇宙の曲率を測ればよいのではないか!
- 宇宙の曲率を直接測ることは、ここ10年ほどでできるようになった。
- 宇宙マイクロ波背景放射を観測すればよい。
- 宇宙誕生から38万年前の宇宙から発せられる電磁波。
- 宇宙が10万歳のとき宇宙の温度は3000度あった。宇宙はプラズマ状態で光を通さない不透明。
- 光(電磁波)で見える限界が38万歳。そこが見える宇宙と見えない宇宙の境目(最終散乱面)である。
- いまその場所は絶対温度で3度。宇宙マイクロ波背景放射は2人の学者によって偶然発見されノーベル賞につながった。
- アナログテレビの放送終了後のノイズ画面の1%は宇宙マイクロ波背景放射によるもの。
- 1997年のBOOMERANG実験により宇宙マイクロ波背景放射が観測された。
- 観測結果の色の濃い部分と薄い部分が温度の高低をあらわし、その差は1万分の1程度。
- 温度の高低のムラは宇宙誕生時の物質の密度のムラに対応している。
- この物質のムラが後に銀河などを形成する核となる。
- このムラの大きさの見え方が宇宙の曲率によって変わる。
- これによって宇宙の曲率は1%の誤差でゼロだということがわかった。
- 運動エネルギーの和が位置エネルギーの和とつりあっている。
- これは宇宙は無から始まったということを示唆する最初の証拠。
- 宇宙を作るためには何のエネルギーも必要なかったということかもしれない。
- 通常の物質とダークマターの総量は宇宙の曲率をゼロにするのに必要な量の30%しかない。
- だとすると残り70%の正体は?
- それは銀河の無い場所、つまり空っぽの空間に潜んでいる。
- 1998年、2つのグループが宇宙の物質がどのくらいあるか知るために宇宙の膨張速度の微妙な減速度合いを測定していた。
- 予測では宇宙の物質により加速は減速するはずだったが、これに反して加速していることがわかった。(グラフで説明)
- 一般相対性理論は重力が斥力になることも導く。エネルギーに満ちた空間では斥力が働く。
- これが宇宙の加速膨張の原因である。
- 宇宙の曲率をゼロにするために空間に満ちているべき宇宙のエネルギーの量は残りの70%であり、これはダークエネルギーであることがわかった。
- これで宇宙の究極のミステリーにたどりついた。
- 通常の物質は4%、ダークマターは23%、ダークエネルギーは73%。
- ダークエネルギーの正体はまったく分かっていない。
- ダークエネルギーは宇宙が誕生した瞬間の空間と時間の性質と密接に結びついている。
- ダークエネルギーにより加速膨張する宇宙の未来とは?
- ジョージ・オーウェルが最初に宇宙の未来に気がつく。
- ダークエネルギーの密度が一定なら宇宙は指数関数的に加速膨張する。
- 物体が180億光年以上離れると、光より速く離れていく。
- 空間は光より速く遠ざかることが可能。これは相対性理論に矛盾しない。
- ダークエネルギーは重力の量子論と関係があるが、重力の量子論はまだわかっていない。
- かつて観測可能だった宇宙は現在より広かった。時間が経つほど観測できるものは減っていく。
- 2兆年後には宇宙のほとんどは見えなくなってしまう。
- 2兆年後の科学者は、たったひとつの巨大な銀河しか観測することができない。
- 銀河の膨張すら気がつくことができなくなってしまう。
- 私たちは特別な時代に生きている。もしかすると2兆年後にはまた別のものが見えるようになるかもしれない。
- さらに未来の宇宙では、銀河の星はすべて燃え尽きてしまい、何も観測できなくなる。
- 自分の存在が取るに足らないと知れば、人生を自分で切り開こうとなる。
- 私たちは宇宙の歴史の特別な時代に生きているということを謙虚に受け止めて研究すべきだ。
- 4回の講座で「道具」を身につけて宇宙のミステリーにたどりつくことができた。
- その道具は宇宙のミステリーだけでなく、自分自身の問題に向き合うためのものでもある。


解説

前回の講座でケプラーの法則を学んだ。この法則によると銀河系を公転する恒星や星団は銀河系の中心からの距離が大きいほど公転速度が小さくなるはずである。ところがそうなってはいなかった。公転速度は一定だったのである。



太陽系は銀河の外側に近いところを公転しているが、太陽系の外側の天体の公転速度も一定であることが観測された。万有引力の法則が成り立っているならば、これは私たちの目には見えない物質の質量がこの図のように分布していることを意味している。しかもその質量は目に見える物質(天体)の10倍にも及ぶ。



ところで1916年にアインシュタインが発表した一般相対性理論によると物質の質量は空間をゆがめることが導かれている。1936年にアインシュタインはマンドルの依頼に応じて「光線は空間のゆがみによって曲がる」という論文を発表した。アインシュタインはこの論文の重要性に気がついていなかった。これは後に重力レンズ効果として観測されることになる。



ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された50億光年彼方の銀河団の写真。赤い丸で囲ってある青色の光はこの銀河団からさらに50億光年はなれた「ひとつの天体」が重力レンズ効果によって複数の天体として観測されていることを示している。



この写真から青色の天体からの光線を曲げるために必要な物質の質量分布が計算された。それがこの3Dグラフである。尖っているところは銀河の質量によるものだ。重要なのは銀河と銀河の間にも巨大な質量が分布しているということ。この質量は銀河の周囲で10倍もの質量を持ち、銀河団全体では40倍もの質量として計算された。この質量をもたらす物質は目に見えず、ダークマター(暗黒物質)と名づけられた。



これで私たちは通常の物質とダークマターの質量を合わせた形で宇宙の全質量を計算できるようになった。つまり宇宙の全エネルギーも計算できる。次に一般相対性理論の数式を求める計算を次のように行う。











ここでΚはギリシア文字の「カッパ」で宇宙空間の曲率をあらわす値だ。Κの値に応じて宇宙の全エネルギーと宇宙の未来が3通りの可能性としてあることが導かれることがわかる。



つまり宇宙空間の曲率がわかれば、宇宙の未来がわかることになる。そしてこれは宇宙マイクロ波背景放射を観測することでわかったのだ。

宇宙マイクロ波背景放射とは宇宙が誕生してから38万年後の宇宙の様子を映し出す電磁波で、およそ137億光年の彼方、宇宙空間の全方向から届いている。宇宙マイクロ波背景放射は1964年にアメリカ合衆国のベル電話研究所(現ベル研究所)のアーノ・ペンジアスとロバート・W・ウィルソンによってアンテナの雑音を減らす研究中に偶然に発見された。ペンジアスとウィルソンはこの発見によって1978年にノーベル物理学賞を受賞した。



1997年に南極大陸で気球を上げて行われたBOOMERANG実験により、宇宙マイクロ波背景放射の温度のゆらぎを初めて観測した。



この温度のゆらぎは宇宙誕生時の物質の密度のムラに対応している。この物質のムラが後に銀河などを形成する核となる。そしてこのムラの大きさの見え方が宇宙の曲率によって変わる。これによって宇宙空間の曲率は1%の誤差でゼロだということがわかった。

つまり全宇宙のエネルギーはゼロであり、運動エネルギーの和が位置エネルギーの和とつりあっていることがわかる。これは宇宙は「無」から始まったということを示唆する最初の証拠だ。

宇宙は膨張しつづけることがわかったが、3通りの可能性がある。



1998年、2つのグループが宇宙の物質がどのくらいあるか知るために宇宙の膨張速度の微妙な減速度合いを測定した。その結果は驚くべきものだった。理論的には宇宙の物質の万有引力によって膨張速度は減速するはずなのだが、膨張は加速していたのだ。講義では言及されなかったが加速膨張が始まったのは今から70億年前のことである。



通常の物質とダークマターの総量は宇宙の曲率をゼロにするのに必要な量の30%しかない。だとすると残り70%の正体は何だろうか?そしてこれは銀河の無い場所、つまり空っぽの空間に潜んでいるのだ。

一般相対性理論は重力が斥力になることも導く。エネルギーに満ちた空間では斥力が働く。これが宇宙の加速膨張の原因である。

宇宙の曲率をゼロにするために空間に満ちているべき宇宙のエネルギーの量は残りの70%であり、これはダークエネルギー(暗黒エネルギー)であることがわかった。

通常の物質は4%、ダークマターは23%、ダークエネルギーは73%。ダークマターとダークエネルギーの正体はわかっていない。



ダークエネルギーにより加速膨張する宇宙の未来とはどのようなものだろうか?ジョージ・オーウェルが最初に宇宙の未来を予測した。ダークエネルギーの密度が一定なら宇宙は指数関数的に加速膨張する。



物体が180億光年以上離れると、光より速く離れていく。空間は光より速く遠ざかることが可能。これは相対性理論に矛盾しない。ダークエネルギーは重力の量子論と関係があるが、重力の量子論はまだわかっていない。

かつて観測可能だった宇宙は現在より広かった。時間が経つほど観測できるものは減っていく。2兆年後には宇宙のほとんどは見えなくなってしまう。2兆年後の科学者は、たったひとつの巨大な銀河しか観測することができない。さらに未来の宇宙では、銀河の星はすべて燃え尽きてしまい、何も観測できなくなる。


良かった点、素晴らしいと思ったこと

- 複数の受講者が積極的に質問し、質問内容がよかった。

- 数式がわからない受講者でも理解できるように講義が組み立てられていた。

- 高校の物理や地学(天文)のレベルでも、論理の積み重ねによってこれだけ深いことが理解できることが示されていたこと。

- 第3回までの講義の内容が効果的に活かされ、第4回の講義の説明に結びつけられていたこと。


改善したほうがよいと思ったこと

- 受講者、視聴者を小ばかにするような発言は慎んだほうがよいと思った。同じことでももう少し他の言い方があると思うのだ。


その他、気がついたこと、生じた疑問

- 講義の時間的な制約からインフレーション宇宙論、アインシュタインの宇宙定数、どのようにして「無」から物質が生まれるか、原始重力波、マルチバース(多宇宙)、人間原理とランドスケープ問題などが説明されなかった。

これらについては「宇宙が始まる前には何があったのか?:ローレンス・クラウス」(Kindle版)(紹介記事)をお読みいただきたい。

特にインフレーション宇宙論は重要である。宇宙マイクロ波背景放射の強度は揺らいでいるとはいえ、強いところと弱いところの差は1万分の1程度と極めて小さい。これは宇宙の驚異的な均質性を示していて、宇宙はプランクスケールという極めて小さい領域から誕生したことを意味している。そのミクロの領域から爆発的な勢いで膨張したというのが宇宙誕生時のインフレーションである。

- フリードマン方程式とニュートン力学の方程式との対応付け

宇宙論を専門的に学んだ方の中には、なぜフリードマン方程式を使わずに宇宙膨張を説明できたのかと思った人がいるかもしれない。フリードマン方程式は宇宙論では定番なのだが、この講義には難し過ぎる。だからこの講義で扱われたのは古典的なニュートン力学の方程式である。フリードマン方程式とニュートン力学の方程式の対応付けについては「第4講 宇宙の幾何学」というPDF文書の6ページ目で解説されているのでお読みいただきたい。この文書のことはT_NAKAさんから教えていただきました。T_NAKAさん、ありがとうございます。

- 銀河系の本当の姿、スパイラル構造のできるしくみ

今回の講座では取り上げられなかったことで、ぜひ紹介したいことがある。第1回の講義の感想記事で僕は「なぜ銀河系は渦を巻いているのか?」という疑問を持ったことを書いたが、ブログをお読みいただいている「はやぶさ」さんから紹介いただいたNHKの「コズミック フロント」の「スパイラル・ミステリー 5つの渦がひもとく宇宙の謎」の再放送を見て疑問が解消した。

宇宙白熱教室の番組冒頭で映されていた銀河系はこのような形である。



しかしこれは想像図であって、近年の観測によって次のような形であることが明らかになった。



そして太陽系は次のオレンジ色の曲線に沿って公転している。



つまり太陽系やその他の恒星は銀河系の螺旋形の「腕」と一緒に動いているのではなく、腕を通過するように運動しているのだ。腕の中では天体の速度が遅くなって「渋滞」のようなことになり、腕の外にいるときは速い速度で公転している。私たちが見る銀河系の螺旋形の腕の構造は「スパイラル構造」と呼ばれていて、銀河系を回る天体の「渋滞」によってそのような形に見えているのだという。公転しているすべての天体は順番に渋滞に入って、しばらくすると渋滞から出ていくように運動している。

また、太陽系がスパイラル構造を通過するのは1億数千年おきだったことが計算されていて、これは地球の氷河期の時期に一致している。周期的におきた地球の氷河期は銀河系の渦巻きによるものだというわけだ。水色で示したのがスパイラル構造を通過していた位置である。銀河系のスパイラル構造は地球の気候にも影響を与えたという論文が発表されている。これは地質学と天文学の成果を合わせることで導かれた仮説だ。

詳細を知りたい方は「NHKオンデマンド(スパイラル・ミステリー 5つの渦がひもとく宇宙の謎)」でご覧ください。「はやぶさ」さん、この番組のことを教えていただき、ありがとうございました。


番組関連書籍:

宇宙が始まる前には何があったのか?:ローレンス・クラウス」(Kindle版)(紹介記事
A Universe from Nothing: Lawrence M. Krauss」(Kindle版

 

クラウス教授の著書をAmazonで検索する: 単行本(日本語) 単行本(英語) Kindle版(英語)


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参考書籍:

インフレーション宇宙論―ビッグバンの前に何が起こったのか:佐藤勝彦
宇宙,無からの創生―138億年の仮説はほんとうか(Newton別冊)

 


関連記事:

番組告知:NHK宇宙白熱教室(ローレンス・クラウス教授)
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/fdcf3a5173e9f55fc37c9b8d85f4128b

宇宙が始まる前には何があったのか?: ローレンス・クラウス
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/b6f36e8eedba5ee63a4f919d30a2cb20

感想:NHK宇宙白熱教室:第1回:宇宙のスケールを体感する! ~空間・時間・物質~
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/88f1e3ca688959fc0ace6e0999085521

感想:NHK宇宙白熱教室:第2回:物理学者の秘密のお仕事 ~物事を大ざっぱに捉える!~
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/cd01a502be3d5f87057790cc558c9d9a

感想:NHK宇宙白熱教室:第3回:宇宙膨張 驚異の発見 ~ダークマターへの道のり~
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/e79bfbeaacfd441d3634a11ce49858d8

番組告知:MIT白熱教室(物理学編)、これが物理学だ!
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/66d25e29fc2c514f453a6b110150b811

番組告知:バークレー白熱教室~大統領を目指す君のためのサイエンス
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/36bb14b19b9ca57d17fe60655a704615

ファインマンさんの流儀:ローレンス M.クラウス著、吉田三知世訳
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/9ec9faa4bd78881bd1986bf7773cc390

超ひも理論を疑う:ローレンス M.クラウス
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/d5aefd0f455c43b62365954cd2ae601c
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12 コメント

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なぜニュートン力学から一般相対論? (T_NAKA)
2014-07-12 20:08:21
ニュートン力学とハッブルの法則から、フリードマン方程式が出てくるのは驚きなんですが、「Newton 力学で Schwarzschild 半径を導出できるが、、」http://teenaka.at.webry.info/201403/article_17.html と同じ背景ではないかと感じました。しかし、最後に曲率とダークエネルギーの関係まで話をもっていくのは圧巻でしたね。
Re: なぜニュートン力学から一般相対論? (とね)
2014-07-13 00:38:42
T_NAKAさん

Newton 力学で Schwarzschild 半径を導出できるが、、」の記事を読ませていただきました。今年お書きになった記事なのですね。とても不思議に思います。

クラウス教授の数式展開にしても理数系大学生にとっては初等的な数学だけで、これだけのことが、あれよあれよと思うちに導かれていくのが爽快でした。でも、これでいいのかなぁと思ったりもしましたが。

今回の講座は一般市民だけでなく、大学で物理学を専攻している人、それと同程度の社会人にとってもじゅうぶん楽しめる内容だったと思います。
宇宙未来仮説 (hirota)
2014-07-13 12:44:33
現在のダークエネルギーが物質化して加速膨張が終わる可能性も議論されてます。(宇宙の再加熱)

日経サイエンス1999年4月号
宇宙は第2のインフレーションに突入したのか
https://nikkeibook.com/science/page/magazine/9904/infure2.html
Re: 宇宙未来仮説 (とね)
2014-07-13 21:18:22
hirotaさん

15年も前の記事の概要がネットに残っているのですね。教えていただき、ありがとうございます。
同じ号にこの記事も見つけました。

息吹き返すアインシュタインの宇宙定数
https://nikkeibook.com/science/page/magazine/9904/iki.html
明解で素晴らしい講義 (はやぶさ)
2014-07-14 14:53:15
銀河の「腕」の渋滞仮説、私にはコロンブスの卵でした。理論に昇華できると良いですね。

クラウス博士は確かに、少し人を見下したようなところかありますね。きっと、ジョークとのギリギリのところを突きたいのでしょうね。また、訳の日本語の文脈に引きずられ、我々の方で勝手に誤解している部分があるようにも思います。ちなみに、翻訳はこれ以上ない素晴らしいものです。私たちはどうしても、言葉の日本社会的な文脈に引きずられてしまいがちですので。
例えば、「残りのほんの僅かな余計な物が君達や私だ」は、"and remained,a little bit of cosmic pollution is you and me"。「君達はとてつもなくどうでもよい存在なんだ」は、"you are far more insignificant than that you ever imagine"などと博士自身辛辣な言葉を使っていますが、続いて「目に見える全ての物(中略)全てを取り去ったとしても、宇宙は本質的には何ら変わらない」"You are so irrelevant to the universe,that's everything you see,(中略)get them all done away,the universe is essentially the same"と述べているので、我々は宇宙に対して何ら影響を与えない一変数に過ぎないことを強調したいだけだと解ります。もっとも、終盤で"ignorant""you knew nothing"などと連発してぶち壊しにしますが。
'you'も日本語では文脈に応じていくつにも訳し分けられるので、日本社会的な文脈が持ち込まれ易い言葉です。「君達」なんて言われたら傲慢だと思いますよね。
"good question"も難しい。アメリカ人に訊いたことがあるのですが、これは「難しい質問だ」という意味がほとんどだそうですが、クラウス先生の場合は文字通りの意味でしょう。
異文化コミュニケーションは難しいです。
Re: 明解で素晴らしい講義 (とね)
2014-07-14 16:06:30
はやぶささん

銀河の腕の渋滞仮説についてこの番組ではフランス人の女性天文学者によるコンピュータシミュレーションで示されていましたが、コンピュータシミュレーションはブラックボックスのように「しくみを隠してしまう。」という弱点があります。難しいとは思いますが解析的な方法でも同じことを示せるようになるといいですね。

あと、クラウス博士の辛らつな発言ですが、「もっとも、終盤で"ignorant""you knew nothing"などと連発してぶち壊しにしますが。」はたしかにおっしゃるとおりです。それでもすべての説明が終わった後なので、ぎりぎり許容できるかもしれません。しかしながら第1回の講義の冒頭で同じような発言をしたときは「いきなり無知扱いしていいの?」と思ってしまいました。
明解で素晴らしい講義 (はやぶさ)
2014-07-14 16:17:48
クラウス博士の講義は明解で解り易い素晴らしい講義でした。単純な事実を積み重ね、大聖堂のような理論を構築できる道筋が良く解りました。難しい内容を明解に解り易く説明できる能力は、ひとつの素晴らしい才能です。

「些細で取るに足らない」人間が宇宙の謎の解明に迫るところまで来たのです。この宇宙の他にいくつの知的生命体が謎の解明にたどり着いたのでしょう。たどり着きつつあるのでしょう。

今回、テレビの前で多くの少年少女が目を輝かせて博士の講義を聴いていたことでしょう。彼等の中から重力の量子論、究極の公式を完成させてくれる人が現れてくれると良いですね。もちろんあの赤シャツの少年もです。NHKは今回、新たな種を蒔いたのですね。NHKに感謝したいです。

NHKには、宇宙論の特別番組を作って欲しいです。小倉久寛さん、上田早苗アナ、CG制作班のトリオで。テーマが広いなら相対性理論だけでも。

とねさん、詳しい記事をありがとうございます。永久保存判です。
Re: 明解で素晴らしい講義 (とね)
2014-07-14 16:28:55
はやぶささん

宇宙白熱教室は回を負うごとに、その良さが宇宙膨張のように加速していることが実感できました。

今後も物理、天文、そしてできれば化学についても科学番組がたくさん作られるとよいですね。

> とねさん、詳しい記事をありがとうございます。永久保存判です。

これは大げさですよ。(笑)
星々のブレーキ、喜劇役者など (はやぶさ)
2014-07-15 14:05:28
いえいえ、とねさんの記事は、情報量があり質も高く素晴らしいです。ご常連さんのコメントも良いと思います。保存版の「版」の字が間違っていましたね。失礼しました。

●銀河の腕の渋滞仮説
そうですね。コンピュータのシミュレーションだと、プログラム通りにひたすら演算するだけですので、結果は判りますがメカニズムが解りませんよね。初期条件を少し違えただけで結果が大きく違ってくる場合もありますし、複数の経路を辿る場合もあります。
四色問題も、もう少し直観に訴えるような証明を誰か完成させてくれないでしょうか。もし可能ならばですが。
渋滞仮説も、星が減速する、または衝突しないメカニズムが解明されないと、なかなか得心いきません。星間に重力を上回る斥力が働くとか。

●You knew nothing.
"You knew nothing"といえば、「ジョニー イングリッシュ」というコメディー映画の宣伝文句を思い出しました。
He knows no fear.
He knows no danger.
He knows nothing.
見事な三段語法です。
'he'とは、主人公のスパイ、ジョニー イングリッシュのことで、「Mr.ビーン」で有名なローワン アトキンソンさんが演じています。映画はドタバタ喜劇で、007などのスパイ映画のパロディーになっています。全体的に、「トラック野郎」の由利徹さん的なエスプリに溢れています。
ローワー アトキンソンさんは、オックスフォードで電子工学を専攻され(修士)、科学技術的な才能を持っていることでも知られています。
Re: 星々のブレーキ、喜劇役者など (とね)
2014-07-15 19:13:30
はやぶささん

いろいろなことを教えていただき、ありがとうございます。

「トラック野郎」は1975年~1979年とウィキペディアに書いてありましたので、僕は小学6年から高校2年にかけて放映されていたことを知りました。由利徹さんはいろいろな役で出演されていたのですね。
トラック野郎 (はやぶさ)
2014-07-16 11:58:28
はい、僕は幼稚園から小学校低学年にかけてでしたので、作品の全部は観れていませんが、由利徹さんが毎回チョイ役で出てきて何か面白いことをするのが楽しみでした。ちょうど植木等さんみたいにでしょうか。何作目かは忘れましたが、棺桶から死体役の由利徹さんが飛び出してきて、「死んだらどうするんだ」と叫んでいたのを、なぜか強烈に覚えています。
桃次郎の菅原文太さんがヒロイン役にフラれた後の振る舞いやたたずまいも男らしくて良かった。このような男になりたいなあと思ったものです(なれていません(笑))。
このころは「8時だョ!全員集合」も素晴らしかった。今はこのようなカネがかかる番組は放映が難しくなり、残念です。今の子供に見せてあげたい。もっとも、全国PTA連絡協議会の皆さんに反対されるかもしれませんが(笑)。
Re: トラック野郎 (とね)
2014-07-16 19:11:30
はやぶささん

ずいぶん早熟な幼稚園児、小学生でいらしたのですね。w、その後、菅原文太のような男に成長されましたでしょうか?

「8時だョ!全員集合」は大人になってそのすごさに気がつきました。あれを生放送で毎週作っていたわけですから。。。今では考えられません。
小学生のとき1度だけ生放送を渋谷公会堂で見たことがあります。ゴールデンハーフ、麻丘めぐみ(わたしの彼は左利き)が出演していたのを覚えています。

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